We have a carpool arrangement where a few car owners take turns giving each other rides.
私たちは車の所有者数人が交替でお互いを乗せて行くカープールの取り決めがあります。
carpool
1. 基本情報と概要
単語: carpool
品詞: 名詞(ただし動詞としても使われる場合があります)
意味(英語): An arrangement or group of people who regularly share a car ride together, especially to commute.
意味(日本語): 一緒に車に乗り合う(相乗りする)人々の集まり、またはその仕組み。通勤や通学のために複数人が車を共同で使用することを指します。
「みんなで車をシェアしながら移動する」というイメージで、交通費の節約や環境への負荷軽減を目的とする場合が多いです。日常会話やビジネスでも使われます。
活用形
- 名詞: carpool (複数形: carpools)
- 動詞: to carpool (例: “They carpool to work.”)
他の品詞になった時の例
- 動詞形: “We decided to carpool every Monday.”(私たちは毎週月曜日に相乗りすることに決めた。)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
環境問題や生活スタイルの話題など、少し抽象的な文脈で出やすく、ニュースやビジネスシーンでも出現します。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- car: 自動車
- pool: 共同出資・共有という概念(お金・資源をプールする、など)
2つの単語が組み合わさり、「(資源として)車を共有する」という意味を表現しています。
派生語・類縁語
- carpooling (動名詞): 相乗りの行為全体を表す
- rideshare / ride-sharing: 類似概念(特にアプリやプラットフォームを通して行う場合)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- join a carpool(相乗りグループに参加する)
- organize a carpool(相乗りを計画する)
- carpool lane(相乗り車線)
- commuter carpool(通勤用の相乗り)
- casual carpool(非公式または臨時の相乗り)
- carpool partner(相乗りの同乗者・仲間)
- carpool group(相乗りグループ)
- arrange a carpool(相乗りを手配する)
- carpool to work(仕事へ相乗りしていく)
- carpool schedule(相乗りのスケジュール)
3. 語源とニュアンス
語源
「car(車)」+「pool(出し合う・共有する)」という英語の組み合わせで、20世紀中頃から使われ始めました。戦時中のガソリン節約や渋滞緩和を目的に、公共キャンペーンなどで推進されてきた背景があります。
ニュアンスや使用時の注意点
- 「環境に配慮した行動」や「交通費の節約」といったポジティブなイメージがあります。
- 主にアメリカ英語圏でよく使われますが、イギリスや他の英語圏でも十分通じます。
- フォーマルとカジュアル、両方の文脈で使えますが、同僚や友人との日常会話で頻繁に登場する単語です。
4. 文法的な特徴と構文
名詞として
- 可算名詞: “We have two different carpools,” のように複数形で使ったり、「carpool」という形で「ひとつの相乗りグループ」として数えられます。
- フォーマル/カジュアルどちらでもOK。ビジネスメールやチャットで「Would you like to join our carpool?」なども問題ありません。
- 可算名詞: “We have two different carpools,” のように複数形で使ったり、「carpool」という形で「ひとつの相乗りグループ」として数えられます。
動詞として
- 自動詞、他動詞的に考えるよりは「相乗りをする」という意味の自動詞的用法が多いです。
- 例: “We carpooled yesterday.”(私たちは昨日相乗りした。)
- 自動詞、他動詞的に考えるよりは「相乗りをする」という意味の自動詞的用法が多いです。
一般的な構文
- “to carpool with someone” (誰かと相乗りをする)
- “to carpool from A to B” (AからBまで相乗りする)
- “to carpool with someone” (誰かと相乗りをする)
イディオム
- 特筆すべき決まったイディオムは少ないですが、「carpool lane(相乗り車線)」は交通法規関連でよく出てくるフレーズです。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “I usually carpool with Sarah to save on gas.”
(ガソリン代を節約するために、普段はサラと相乗りしています。) - “Our carpool leaves at 7 AM every morning.”
(私たちの相乗りは毎朝7時に出発します。) - “Do you want to join our carpool next week?”
(来週から私たちの相乗りに参加しませんか?)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “The company encourages employees to form carpools to reduce parking costs.”
(会社は駐車場コストを下げるために、従業員に相乗りを推奨しています。) - “We set up a carpool to improve team bonding on the way to the conference.”
(会議に行く途中でのチームの絆を深めるために、私たちは相乗りを組織しました。) - “Don’t forget to update the shared calendar with our new carpool arrangements.”
(新しい相乗りの手配を、共有カレンダーに更新するのを忘れないでください。)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
- “Recent studies suggest that carpools significantly reduce carbon dioxide emissions.”
(最近の研究によると、相乗りはCO₂排出量を大幅に削減することが示唆されています。) - “Urban planners often promote carpools to alleviate traffic congestion in metropolitan areas.”
(都市計画者は、大都市圏での交通渋滞を緩和するために、相乗りをよく推奨します。) - “By forming carpools, communities can lower their ecological footprint and foster social interactions.”
(相乗りを形成することで、地域社会はエコロジカルフットプリントを低減し、社会的交流を促進することができます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- rideshare / ride-sharing(ライドシェア)
- アプリなどを活用して相乗りするイメージが強い。個人間だけでなく、有償サービスにも使われる。
- アプリなどを活用して相乗りするイメージが強い。個人間だけでなく、有償サービスにも使われる。
- car-sharing(カーシェアリング)
- 時間貸しの車を複数人で利用するサービスを指すことが多い。
- 時間貸しの車を複数人で利用するサービスを指すことが多い。
- commute together(一緒に通勤する)
- より口語的な表現で、相乗りに限定せず「共に通勤する」という幅広い意味。
- より口語的な表現で、相乗りに限定せず「共に通勤する」という幅広い意味。
反意語
- drive alone(一人で車を運転する)
- solo commute(一人だけで通勤する)
これらは「相乗りの対極にある概念」で、単に一人で移動することを指します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ˈkɑːrpuːl/(カー プール)
- イギリス英語: /ˈkɑːpuːl/(カー プール)
- 大きな違いはあまりありませんが、アメリカ英語では “r” の音がやや強くなります。
強勢(アクセント)の位置
- car の部分にやや強勢が置かれます。
- “CAR-pool” のように発音します。
よくある発音の間違い
- “car” と “pool” を区切りなく、早口で発音してしまうと不明瞭になりがちです。ゆっくり「カー・プール」と意識して発音しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “carpool” を “car pool” と2語に分ける表記もありますが、辞書や一般的用法では1語が多いです。表記揺れに注意しましょう。
- 同音異義語との混同: とくに “car pull”(車を引っ張る?)などとは綴りも意味も異なるので注意。
- TOEICや英検など試験での出題: 環境問題や社会問題のトピックで出やすいです。意味を問う問題や、「会社が従業員に相乗りを提案している」などビジネス関連の話題でも登場する可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: “car” と “pool(共有する)” が合わさって、「車をみんなで使う」という簡単な発想がそのまま単語になっている。
- 覚え方のコツ: 「カー(車)をプールしてみんなで使う」と、日本語でもゴロ合わせすると面白いかもしれません。
- 勉強テクニック: 地域コミュニティや企業のイニシアチブとして “carpool” が取り上げられるニュースや記事を読むと、関連する文脈ごと覚えやすいです。
以上が、名詞 「carpool」 の詳細な解説です。環境問題や交通渋滞の話題とセットでよく出てくるので、ニュースや日常生活の会話で目にした時にはぜひ活用してみてください。
車の所有者数人が交替でお互いを乗せて行く協定