元となった辞書の項目
brilliantly
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: brilliantly
品詞: 副詞 (adverb)
英語での意味: in a very bright way; with exceptional skill or intelligence
日本語での意味: とても輝いて、または非常に優れた方法で
「brilliantly」は、「明るく光り輝くように」あるいは「非常に優れた技量や知性をもって」というニュアンスで使われます。たとえば「彼はテストで驚くほど素晴らしい成績を残した」などの場面にぴったりの単語です。
活用形
副詞なので、比較級や最上級は “more brilliantly” / “most brilliantly” となります。
- brilliantly (原級)
- more brilliantly (比較級)
- most brilliantly (最上級)
他の品詞での形
- brilliant (形容詞): 輝いている、または非常に優れている
- brilliance (名詞): 輝き、優秀さ
CEFRレベル
- B2(中上級): 日常会話でも使えますが、ややニュアンスの強い表現で、文章やスピーチなどに用いると表現が豊かになります。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: “brilliant”
- 接尾辞: “-ly” (形容詞から副詞を作る接尾辞)
「brilliant」はフランス語の “brillant” から来ており、“brilliantly” はその形容詞に “-ly” を付けて副詞化した形です。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- brilliantly lit (見事に照らされた)
- brilliantly executed (見事に実行された)
- brilliantly performed (素晴らしいパフォーマンスをした)
- brilliantly designed (見るからに優れた設計の)
- brilliantly colored (鮮やかな色で彩られた)
- brilliantly argue (見事に論を展開する)
- brilliantly shine (まばゆく光り輝く)
- brilliantly handle (巧みに対応する)
- brilliantly succeed (見事に成功する)
- brilliantly transform (大きく改善・変化させる)
3. 語源とニュアンス
語源:
- フランス語の“brillant(輝く)”から派生し、さらにそのもとはラテン語系の言葉に遡ります。 “brilliant” はもともと「宝石が輝くように光り輝く」というイメージが強い単語です。
ニュアンスや使用時の注意点:
- 「とても輝いて」「とても優秀に」というポジティブな評価を含む表現です。
- カジュアルな口語でも「That was brilliantly done!(本当に見事だったよ!)」のように使えますが、書き言葉でもフォーマルな文章でも十分通用します。
- 「鮮やかに」「見事に」といった意味を含むため、場所や行為のすごさを強調したいときに用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
- 副詞として動詞、形容詞、または文全体を修飾します。
- フォーマルでもカジュアルでも使用可能ですが、やや強い賞賛や明るいイメージを伴います。
よく使われる構文例
- 動詞 + brilliantly
- 例: “He performed brilliantly.” (彼は見事に演じた)
- 例: “He performed brilliantly.” (彼は見事に演じた)
- 文頭に置いて強調
- 例: “Brilliantly, she resolved the conflict.” (見事なことに、彼女は紛争を解決した)
- 例: “Brilliantly, she resolved the conflict.” (見事なことに、彼女は紛争を解決した)
- 形容詞+名詞に対しての強調
- 例: “The garden was brilliantly colorful.” (その庭はまばゆいほどカラフルだった)
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “You spoke brilliantly at the wedding ceremony!”
- (結婚式でのスピーチ、本当に素晴らしかったよ!)
- (結婚式でのスピーチ、本当に素晴らしかったよ!)
- “She cooked dinner so brilliantly that everyone was impressed.”
- (彼女が夕食をとても上手に作ってくれたので、みんな感心していたよ)
- (彼女が夕食をとても上手に作ってくれたので、みんな感心していたよ)
- “His plan worked brilliantly, and we finished early.”
- (彼の計画は見事にうまくいって、早めに終わったよ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “Our marketing team executed the new campaign brilliantly.”
- (私たちのマーケティングチームは新しいキャンペーンを見事に実行しました)
- (私たちのマーケティングチームは新しいキャンペーンを見事に実行しました)
- “He handled the client’s complaint brilliantly and resolved the issue.”
- (彼はクライアントのクレームに見事に対応し、問題を解決しました)
- (彼はクライアントのクレームに見事に対応し、問題を解決しました)
- “The conference was organized brilliantly, and all participants were satisfied.”
- (カンファレンスは完璧に運営されていて、参加者全員が満足していました)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
- “The researcher brilliantly demonstrated the effectiveness of the new method.”
- (その研究者は新しい手法の有効性を見事に実証しました)
- (その研究者は新しい手法の有効性を見事に実証しました)
- “His paper was so brilliantly argued that it won the best thesis award.”
- (彼の論文は見事なまでに論証がなされていて、最優秀論文賞を受賞しました)
- (彼の論文は見事なまでに論証がなされていて、最優秀論文賞を受賞しました)
- “She synthesized the data brilliantly, providing a groundbreaking conclusion.”
- (彼女はデータを見事に統合して、画期的な結論を示しました)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- splendidly(素晴らしく)
- “Splendidly” は「堂々と」「華やかに」のニュアンスが強い
- “Splendidly” は「堂々と」「華やかに」のニュアンスが強い
- excellently(非常に優れて)
- 能力や結果の良さを強調する語
- 能力や結果の良さを強調する語
- magnificently(壮大に)
- 規模の大きさや素晴らしさをより壮厳に表す際に使う
- 規模の大きさや素晴らしさをより壮厳に表す際に使う
- remarkably(著しく)
- 変化や特筆すべき点がある場合に使う。驚きのニュアンスが加わる
反意語 (Antonyms)
- poorly(下手に、不十分に)
- badly(悪く)
- dully(つまらなく、あまり冴えない状態で)
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈbrɪl.jənt.li/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに第一音節 “brill” に強勢がきます
- アメリカ英語・イギリス英語ともに第一音節 “brill” に強勢がきます
- 強勢(アクセント)の位置: BRILL-iant-ly
- よくある間違いとして、語尾を “-ly” ではなく “-ely” と書いてしまうスペルミスや、「bri-
li
-antly」と発音してしまうケースに注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “brilliantly” の “i” と “l” の順番を間違えやすい
- 同音異義語との混同: “brilliant” と “brilliance” は綴りが似ていて区別が難しいですが、品詞が違うので要注意
- 試験対策: TOEIC、英検などでも「評価が高いパフォーマンス」や「結果が優れている」といった場面を描写する問題に出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「宝石やダイヤモンドのようにキラキラ輝く(bright, shiny)」イメージを持つと覚えやすいです。
- 口に出して何度かリズムをつけて読み上げる(BRILL-iant-ly)のも覚え方として効果的です。
- “brilliant”(形容詞)から派生した副詞であり、「brilliant + ly」で「キラキラ」「見事に」とイメージすれば単語として定着しやすいでしょう。
以上が「brilliantly」の詳細解説です。光り輝くイメージと、優秀さや素晴らしさを強調できる、とても使い勝手の良い副詞なので、ぜひ使いこなしてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
きらきらと;鮮やかに;みごとに