最終更新日:2025/10/29

In tennis you have to hit the ball before its second bounce.

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テニスでは、ボールが2バウンドする前に打たなければならない。

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元となった辞書の項目

bounce

名詞

〈C〉はね返り,はずみ / 〈U〉弾力 / 〈U〉《話》元気,活気

このボタンはなに?

テニスでは、ボールが2バウンドする前に打たなければならない。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: bounce

品詞: 名詞 (ただし、動詞としても使われる)

意味(英語):


  • (名詞) The action of rebounding off a surface after hitting it; an instance or quality of a quick, springy movement.

意味(日本語):


  • (名詞) 何かが表面に当たってはね返る動作や様子を示す言葉です。特に、ボールが地面に当たって“ポンッ”とはずむようなイメージがあります。「跳ね返り」や「弾力性」のニュアンスです。

たとえば、バスケットボールが床に当たって跳ね返る様子や、人がステップに弾みをつけて歩くようなイメージ的な使い方もされます。

活用形(名詞の場合):


  • 名詞なので、通常は複数形 “bounces” をとります。(例:The ball took several bounces before stopping.)

他の品詞になる場合:


  • 動詞 “bounce” : 「跳ねる」「跳ね返る」「弾む」という意味。


    • 例)I watched the ball bounce across the floor.


CEFRレベルの目安: B1 (中級)


  • 元々頻出単語なので、学習者にとってそれほど難しくはありませんが、動詞・名詞の両用があるため混乱しがちです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 特に接頭語・接尾語は持たず、単語全体で「跳ね返り」を表現する語です。英語の動詞・名詞両用の形のうち、名詞として現在の形が活用されています。

派生語・類縁語:


  • bouncy (形容詞): 弾むような、弾力のある


    • 例) a bouncy ball (弾力のあるボール)


よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個):


  1. get a bounce on …(…に乗じてはずむ)

  2. a big bounce(大きな跳ね返り)

  3. a slight bounce(わずかな跳ね返り)

  4. the bounce of the ball(ボールの跳ね返り)

  5. on the bounce(連続して跳ね返って)

  6. with a bounce(弾むように)

  7. bounce rate(ウェブサイトでの直帰率、または他の文脈での跳ね返り率)

  8. springy bounce(弾みの効いた跳ね方)

  9. a bounce in one’s step(足取りが弾んでいる様子)

  10. initial bounce(初めの跳ね返り)

(各コロケーションの日本語訳例)


  1. get a bounce on … → 「…で弾みをつける」

  2. a big bounce → 「大きな跳ね返り」

  3. a slight bounce → 「かすかな跳ね返り」

  4. the bounce of the ball → 「ボールの弾み」

  5. on the bounce → 「連続して跳ねて/急いで」

  6. with a bounce → 「弾むような勢いで」

  7. bounce rate → 「(ウェブなどの) 直帰率」

  8. springy bounce → 「弾力のある跳ね方」

  9. a bounce in one’s step → 「足取りが弾む様子」

  10. initial bounce → 「最初の弾み」


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 中英語 (Middle English) の “bounsen” や “bouncen” に由来するとされ、「音を立てて叩く」や「叩いて跳ね返す」という意味合いが元になっています。

ニュアンス:


  • “bounce” は、ポジティブで元気な印象を与えたり、機敏な動きのイメージを与えます。

  • フォーマルな文脈では、ビジネスなどで「bounce back」(困難から回復する/メールのエラー等で“返ってくる”)の表現が使われることがありますが、名詞としてはスポーツなど物理的な跳ね返りに焦点を当てることが多いです。

  • カジュアルな場面でも「弾み」「元気」など、軽快な印象をもたらす言葉として使用されます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞 (countable)


    • 可算名詞です。複数形は “bounces”。

    • 例)He counted three bounces of the ball before catching it.


  2. 動詞(自動詞/他動詞)


    • 自動詞として「跳ねる」:The ball bounced off the wall.

    • 他動詞として「(~を)はね返す」:He bounced the ball against the wall.


  3. 一般的な構文例


    • “(Something) took a (adjective) bounce.”


      • 例)The basketball took a high bounce.


    • “(to) give something a bounce” (動詞フレーズ)


      • 例)Give the ball a bounce to check its pressure.



フォーマル/カジュアル


  • “bounce” 自体はカジュアルな印象の単語ですが、ビジネスシーンでは「bounce back」や「bounce ideas off each other」(意見を出し合う)など、ややフォーマル・カジュアルどちらの文脈でも見られます。


5. 実例と例文

ここでは、名詞としての “bounce” を中心に例文を示しますが、動詞形や関連フレーズも含めています。

(1) 日常会話で使われる例文


  1. “The ball’s bounce on the pavement was so loud!”


    • 「アスファルトでのボールの跳ね返りがすごくうるさかったよ!」


  2. “I love the bounce this mattress has—it’s so comfy.”


    • 「このマットレスの弾力が好き。とても気持ちいいよ。」


  3. “There’s a nice bounce in your step today. Are you in a good mood?”


    • 「今日は足取りが弾んでるね。いい気分?」


(2) ビジネスシーンで使われる例文


  1. “We noticed a lower bounce rate on our website after improving the design.”


    • 「デザインを改善してから、ウェブサイトの直帰率が下がったのを確認しました。」


  2. “Our team showed great bounce back after last quarter’s setback.”


    • 「先期の失敗の後、私たちのチームはすごい立ち直りを見せました。」


  3. “Could you bounce the idea off your manager before we proceed?”


    • 「進める前に、そのアイデアをマネージャーに相談してもらえますか?」

      (動詞フレーズ “bounce off (someone) (an idea)” の例)


(3) 学術的な文脈で使われる例文


  1. “The coefficient of elasticity determines the height of the bounce.”


    • 「弾性係数が跳ね返りの高さを決定します。」


  2. “Researchers analyzed the ball’s bounce trajectory in detail.”


    • 「研究者たちは、ボールの跳ね返り軌道を詳細に分析しました。」


  3. “The experiment measured both the sound produced and the bounce effect of various materials.”


    • 「実験では、様々な素材が生み出す音と跳ね返りの効果の両方を測定しました。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. rebound (名詞) – 「跳ね返り」


    • ただし “rebound” は「再起、回復」のニュアンスも強い。


  2. ricochet (主に弾丸などが跳ね返ること) – 「弾丸などが跳ね返る」特定の状況。

  3. spring (名詞) – 「ばね、弾力」、物理的な彈性を指す場合。

反意語 (Antonyms)


  • “stillness” – 動きがない状態を表す名詞。

  • “flatness” – 弾みがまったくない状態を連想する語。

たとえば “bounce” は弾力がある・動きがあるイメージですが、それに対して “stillness” は動きがなく静寂を示します。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):


  • /baʊns/

アメリカ英語 (AE) とイギリス英語 (BE)


  • 基本的には同じ発音が多いですが、アメリカ英語では /baʊns/ の “au” サウンドが若干強めに聞こえる場合があります。

  • アクセント(強勢)は最初の音節にあります (BOUNCE)。

よくある発音の間違い:


  • /boʊns/ (ボウンス) と発音したり、/bæʊns/ (バウンス) などと曖昧にしやすいです。

  • 子音 “n” から “c” の発音にかけての舌の動きをはっきりするように意識するとよいです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “bouce”や“bounse”などと誤って書いてしまうことがあるので注意。

  2. 同音異義・混同: “pounce” (飛びかかる) と混同する場合がある(特に発音上似ているので要注意)。

  3. 試験対策: TOEICや英検のリスニングなどで、動詞の “bounce” と名詞の “bounce” 両方が聞き取れるかがポイントになることがある。空気のようにむだに使われる表現ではないが、「bounce back」や「bounce idea off someone」などのフレーズが、熟語表現で出題される可能性がある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “バウンド(bounce) するボール” という日本語のカタカナ表現を思い浮かべると、はね返るイメージがつかみやすいです。

  • つづりは “b- + ounce” と分解して考えると覚えやすいかもしれません。“ounce” は重さを表す単位ですが、“bounce” はそこから弾むイメージと結びつけやすく覚えるのも一つの手です。

  • 声に出すときは “バウンス” の “au” をはっきり意識し、最後に “s” をしっかり発音すると印象に残りやすいでしょう。

“bounce” は日常的にスポーツや会話などで使われる頻出単語なので、音とイメージを結びつけて覚えれば、スムーズに使いこなせるようになります。

意味のイメージ
bounce
意味(1)

〈C〉はね返り,はずみ

意味(2)

〈U〉弾力

意味(3)

〈U〉《話》元気,活気

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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