最終更新日:2025/10/08

『クルミ』 / クルミの木 / クルミ材

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元となった辞書の項目

walnut

名詞

『クルミ』 / クルミの木 / クルミ材

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私はくるみを割るためにくるみ割りを使いました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: walnut

品詞: 名詞 (可算名詞が基本)

意味 (英語): A type of nut with a hard shell and an edible kernel commonly used in cooking and as a snack.

意味 (日本語): 硬い殻に包まれた食用の「くるみ」。料理やおやつとしてよく使われるナッツです。

「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。」

→ “walnut” は、くるみ全般を指すときに使う単語です。スーパーや料理本などで「walnut oil (くるみ油)」「walnut pieces (くるみのかけら)」といった表現が登場します。お菓子作りや料理の材料として馴染みがあり、健康や栄養面で注目されることも多いです。

活用形


  • 単数形: walnut

  • 複数形: walnuts

他の品詞形


  • 形容詞形などはほぼありませんが、派生的に「walnutty」という形で「くるみ風味の」というニュアンスを持たせることもあります。ただし一般的ではなく、主に料理の説明などで稀に使われます。

CEFR レベルの目安


  • B1(中級)

    くるみという食材の名称として、料理や物の説明で出てくる単語です。日常会話では、食や健康に話題が及ぶ時に使われます。


2. 語構成と詳細な意味

“walnut” は、古い英語の “wealhhnutu” (wealh + hnutu) に由来すると言われており、“wealh” は「外国の」、 “hnutu” は「ナッツ」を意味していました。現在の “walnut” という形に整っており、接頭語と接尾語を意識した分解はあまりされませんが、以下のように考えられます。


  • 語幹: “walnut” (主に「くるみ」を指す固有の語)

関連・派生語


  • walnut tree: くるみの木

  • walnut shell: くるみの殻

  • walnut oil: くるみ油

  • walnut wood: くるみ材(家具などに使われる木材)

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. walnut shell – くるみの殻

  2. chopped walnuts – 刻んだくるみ

  3. roasted walnuts – ローストしたくるみ

  4. walnut tree orchard – くるみ畑(くるみの木が植えられた農園)

  5. walnut filling – くるみを使ったフィリング/詰め物

  6. candied walnuts – 砂糖でコーティングしたくるみ

  7. walnut oil dressing – くるみ油を使ったドレッシング

  8. ground walnuts – 挽いたくるみ

  9. walnut topping – くるみトッピング

  10. walnut-brown finish – くるみ色の仕上げ(家具などの色)


3. 語源とニュアンス

“walnut” は、古英語の “wealhhnutu” から来ており、「外国産のナッツ」という意味が語源だと言われています。ヨーロッパに伝来したくるみが「外から入ってきたナッツ」として認識されていた名残です。

ニュアンス・使用時の注意


  • くるみは健康食品としてよく知られ、栄養豊富なイメージを持ちます。

  • 「walnut」はカジュアルなシーンからフォーマルなメニュー表記まで、幅広い場面で登場可能です。

  • 料理レシピやカフェメニューなどでは日常的に使われ、学術文献や医療データ(健康効果など)でも見かけます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「a walnut / two walnuts」というように数えられます。

  • レシピなどで“some walnuts” と表現する場合は複数形で扱います。

一般的な構文例


  • “I usually add walnuts to my salad.”

  • “Walnuts are a great source of healthy fats.”

イディオム


  • 明確なイディオムは少ないですが、“walnut shell” は “(something) in a nutshell” と同じような響きで混同されることがあります。しかし “in a nutshell” は「要するに」という意味の別表現ですので注意が必要です。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Could you pass me the walnuts? I’d like to add some to my oatmeal.”


    • (くるみを取ってもらえますか?オートミールに加えたいんです。)


  2. “I love the crunch of walnuts in my homemade cookies.”


    • (自家製クッキーに入ったくるみのカリッとした食感が大好きです。)


  3. “My grandmother’s banana-walnut bread recipe is the best.”


    • (おばあちゃんのバナナとくるみのパンのレシピが最高なんですよ。)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our company specializes in exporting high-quality walnuts to international markets.”


    • (当社は高品質なくるみを海外市場へ輸出することを専門としています。)


  2. “The demand for organic walnuts has been increasing steadily over the past few years.”


    • (オーガニックくるみの需要はここ数年着実に増加しています。)


  3. “We’re planning to partner with local walnut farmers to ensure a stable supply chain.”


    • (安定したサプライチェーンを確保するために、地元のくるみ農家と提携する予定です。)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Recent studies suggest that walnuts may have beneficial effects on cardiovascular health.”


    • (最近の研究は、くるみが心臓血管の健康に良い影響を与える可能性があると示唆しています。)


  2. “The protein content in walnuts makes them a popular subject of nutritional research.”


    • (くるみのタンパク質含有量は、栄養学研究で人気のあるテーマとなっています。)


  3. “Walnut kernels contain bioactive compounds that could lower inflammation.”


    • (くるみの仁(中身)には炎症を抑える可能性のある生理活性物質が含まれています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • almond (アーモンド)

    → 同じナッツ類だが、味や風味が異なる。walnut はより脂肪分が多く、独特のほろ苦さがある。

  • hazelnut (ヘーゼルナッツ)

    → 甘みが強く、風味も異なる。お菓子に使われることが多い。

  • pecan (ピーカンナッツ)

    → 見た目がくるみに似ているが、やや甘くマイルドな風味。

厳密な反意語はありませんが、くるみの代わりに他のナッツを使う場合には上記のナッツと比較されがちです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈwɔːl.nʌt/ (イギリス英語), /ˈwɑːl.nʌt/ (アメリカ英語)

  • アクセントは 最初の音節 “wal” に置かれます(WAL-nut)

  • アメリカ英語では「ウォールナット」よりも「ウォルナット」に近い発音になる傾向があります。

  • よくある間違いとして “wal-nut” と区切りすぎて低く聞こえてしまう例などがありますが、通常はスムーズに“WALNUT”と発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “wallnut” や “walunt” のように “l” や “u” の位置が混ざるケース。

  • 同音異義語: 目立った同音異義語はありませんが、英単語 “wallet”(財布)とつづりを混同しないように気をつけましょう。

  • 試験対策: 食材や料理のテーマで出題されることがあるため、TOEIC や英検のリスニングやリーディングで目にする可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源のストーリー: “外国のナッツ” が名前の由来という点で、くるみが古くからイギリスにとっても輸入品であったことをイメージすると記憶しやすいでしょう。

  • イメージ: 殻を割ると脳のような形をした中身が出てくるユニークなナッツ、と覚えると印象に残りやすいです。

  • 勉強テクニック: “wal” (壁) と “nut” (ナッツ) が合わさったようなつづりですが、語源的には “外国のナッツ” という背景を思い浮かべると正確なスペリングを覚えやすいでしょう。

以上が “walnut” に関する包括的な解説です。くるみは料理や健康の話題で登場しやすい単語ですので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
walnut
意味(1)

クルミ

意味(2)

クルミ材

意味(3)

クルミの木

和英選択問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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