guarantee
1. 基本情報と概要
単語: guarantee
品詞: 動詞(名詞としても使われる)
活用形:
- 原形: guarantee
- 三人称単数現在形: guarantees
- 現在分詞 / 動名詞: guaranteeing
- 過去形: guaranteed
- 過去分詞: guaranteed
意味(英語):
- To promise that something will definitely happen or is true.
意味(日本語):
- 「(何かが)確実であることを保証する」「(結果や品質を)約束する」という意味です。
- たとえば、「製品の品質を保証する」「成功を約束する」など、何かが確実であることをしっかりと保証するときに使います。日常会話やビジネスシーンでも比較的よく使われる表現です。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- B2(中上級): 自分の意見や複雑な内容をある程度流暢に伝えられるレベル。ビジネスや学術的な内容にも対応可能。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 語幹: 「guarantee」
- 特に明確な接頭語・接尾語を含まない形ですが、語末の “-tee” が「受け手」を示す語源をもつ場合もあり、もともと古いフランス語に由来するとされています(後述の語源を参照)。
派生語や類縁語
- guarantee (名詞): 保証、保証書
- guarantor (名詞): 保証人
- warranty (名詞): (製品などの)保証書 — こちらは法的な文書や契約で使われることが多い
- ensure / assure / secure: 類似の意味を持つ動詞
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- guarantee success(成功を保証する)
- guarantee quality(品質を保証する)
- guarantee safety(安全を保証する)
- guarantee satisfaction(満足を保証する)
- money-back guarantee(返金保証)
- lifetime guarantee(永久保証)
- personal guarantee(個人的保証)
- legally guaranteed(法的に保証された)
- guarantee a spot / seat(席を保証する・確保する)
- guarantee against defects(欠陥に対する保証をする)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「guarantee」は中世フランス語の “garantie” に由来し、「(契約や約束を)守ることを誓う」というニュアンスをもっています。英語に取り入れられた当初は “guaranty” とも綴られる時代がありました。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 公式・ビジネス文書や契約書など、ややフォーマルなシーンで使われることが多いですが、日常会話でも「確約する」「絶対にそうすると言う」ようなシーンで問題なく使われます。
- 「必ずそうなる」と言い切る強いニュアンスがあるため、「絶対に」という立場を明確にするときに使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 他動詞(transitive verb): 「I guarantee this product.(私はこの製品を保証します)」のように目的語を取ります。
- 名詞としての用法: 「I have a guarantee on this product.(この製品には保証書が付いています)」のように、可算名詞として使うことが多いです。
一般的な構文
- guarantee + 目的語の名詞
- 例: “We guarantee your safety.” (我々はあなたの安全を保証します。)
- 例: “We guarantee your safety.” (我々はあなたの安全を保証します。)
- guarantee (that) + 目的節
- 例: “We guarantee (that) you will receive the product on time.” (私たちはあなたが期日通りに商品を受け取れることを保証します。)
- 例: “We guarantee (that) you will receive the product on time.” (私たちはあなたが期日通りに商品を受け取れることを保証します。)
- guarantee 人 + 目的語
- 例: “We guarantee you a full refund.” (私たちはあなたに全額返金を保証します。)
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
“I guarantee you’ll love this restaurant; it’s my favorite in town!”
- 「このレストランは絶対気に入るよ。街で一番のお気に入りなんだ!」
“Trust me, I guarantee it’ll be worth the wait.”
- 「信じて、待つだけの価値があるって保証するよ。」
“I can’t guarantee the weather, but we can still have fun outdoors.”
- 「天気を保証することはできないけど、それでも外で楽しめるよ。」
ビジネスでの例文(3つ)
“Our company guarantees a two-year warranty on all electronic devices.”
- 「当社は、全ての電子機器に2年間の保証を提供します。」
“We guarantee that this project will be finished by the end of the month.”
- 「今月末までにこのプロジェクトを完了することをお約束します。」
“Can you guarantee a 24-hour turnaround time for repairs?”
- 「修理に24時間以内の対応時間を保証できますか?」
学術的な文脈での例文(3つ)
“No study can absolutely guarantee the validity of its findings without peer review.”
- 「査読なしには、その研究結果の有効性を絶対に保証することはできません。」
“While the researchers guarantee reproducibility, they acknowledge potential limitations.”
- 「研究者たちは再現性を保証していますが、考えられる限界も認めています。」
“The protocol is designed to guarantee minimal experimental errors.”
- 「このプロトコルは実験誤差を最小限に抑えることを保証するように設計されています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
ensure(確実にする)
- 「行動や手配を施して確実に実現する」というニュアンス。
- 例: “Please ensure you lock the door before you leave.”(出る前にドアの施錠を確実にしてください。)
- 「行動や手配を施して確実に実現する」というニュアンス。
assure(保証する/安心させる)
- 人を対象に「大丈夫だと断言する」「不安を取り除く」というニュアンスが強い。
- 例: “I assure you that everything is under control.”(すべてが把握されているのでご安心ください。)
- 人を対象に「大丈夫だと断言する」「不安を取り除く」というニュアンスが強い。
secure(確実に確保する)
- 「危険から守る」「手に入れる」ニュアンスが強い。
- 例: “We need to secure funding for our project.”(プロジェクトのために資金を確保する必要がある。)
- 「危険から守る」「手に入れる」ニュアンスが強い。
反意語
- invalidate(無効にする)
- disclaim(責任を否定する)
- deny(否定する)
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˌɡær.ənˈtiː/
- アメリカ英語: [gær-ən-TEE] (ガラ*ン*ティー)
- イギリス英語: [gar-ən-TEE](ガラ*ン*ティー), アメリカ英語との大きな差はほぼなく、母音の長さに若干の違いがある程度。
- アクセントは最後の “tee” の部分に置きます。
- “gua” の部分を [gæ] または少し [gɛ] に近い発音にしてしまう誤りが起きやすいので注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “guarentee” や “garrantee” などと綴ってしまうことが多い。必ず “guar-an-tee” と区切って覚えるとよいです。
- 同音異義語との混同: 特にはありませんが、
warranty
との使い分けに注意。warranty は名詞としてのみ使われ、製品保証の文書などを明確に指すことが多いです。 - 試験対策: TOEICや英検などでも、ビジネス文書や契約書などの英文中で出題されることがあります。文脈から「保証する」「約束する」という意味を把握できるようにしましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「guar + an + tee」の3分割で覚えると、綴りを間違えにくくなります。
- 「保護する」イメージの接頭語 “guard” に似ている、と連想すると「守る・保証する」という感覚につながりやすいです。
- 「ガラ・アン・ティー(swallow)」とあえて区切りをイメージして口ずさんで覚えるなど、自分なりの唱え方でスペルを定着させるのも有効です。
以上が、動詞「guarantee」の詳細な解説です。ぜひ、ビジネスや日常会話で活用してみてください。
〈商品・品質,契約の履行など〉‘を'保証する,請け合う