最終更新日:2025/11/07

《文》『永久に続く』,永遠の / 『長い間続く』;(時に,うんざりするほど)長々しい,度重なる / 永久,永遠 / 《the E-》 神(God)

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元となった辞書の項目

everlasting

形容詞

《文》『永久に続く』,永遠の / 『長い間続く』;(時に,うんざりするほど)長々しい,度重なる / 永久,永遠 / 《the E-》 神(God)

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解説

以下では、形容詞「everlasting」をできるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英単語


  • everlasting

品詞


  • 形容詞 (adjective)

意味


  • (英) “everlasting” = lasting forever; never-ending

  • (日) 「永遠の」「永続する」「果てしない」

    → ずっと終わらないイメージを持つ単語です。特に「永遠の愛」や「絶え間ない幸せ」のように、非常に長く続くものに対してよく使われます。

CEFRレベル(目安)


  • B2(中上級)

    → ある程度複雑な英語表現になじみがある学習者向け。

    「eternal」など近い意味を持つ単語との違いがわかるようになるレベルです。

活用形


  • everlasting (形容詞そのまま。比較級・最上級は通常用いませんが、強調表現として「more everlasting」のような形で使われることも極めて稀にあります。一般的ではありません。)

他の品詞形


  • 名詞形はありませんが、「everlastingly」(副詞)として「永遠に」「いつまでも」という形で使われることがあります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • “ever” + “lasting”


    • “ever” は「いつでも」「ずっと」という意味を持つ語根

    • “lasting” は「続く」「存続する」を意味する動詞 “last” の形容詞形に相当します。


派生語や類縁語


  • “everlastingly” (副詞):「永遠に」「いつまでも」

  • “forever” (副詞):「永遠に」

  • “eternal” (形容詞):似た意味で「永遠の」「不滅の」

例:よく使われるコロケーション(10個)


  1. everlasting love → 永遠の愛

  2. everlasting peace → 絶え間ない平和

  3. everlasting bond → 永遠の絆

  4. everlasting memories → 永遠に残る思い出

  5. everlasting glory → 永遠の栄光

  6. everlasting joy → 果てしない喜び

  7. everlasting friendship → ずっと続く友情

  8. everlasting life → 永遠の命

  9. everlasting gratitude → 永遠の感謝の気持ち

  10. everlasting light → 尽きることのない光


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語で “æfre” (常に) と “lǣstan” (続く) に由来するとされます。

  • 「常に続く」という原義から「終わりがない」「永遠に続く」という意味に発展後、現在の形で使われるようになりました。

ニュアンスや感情的響き


  • 「永遠」「不変」といった非常に強いイメージを与える形容詞です。同じ「永遠」という意味を持つ“eternal”“perpetual”“timeless”よりも、やや詩的・ロマンチックな響きがあります。

  • 決して終わらない、非常にポジティブなイメージで使われることが多いですが、文脈によっては「終わりがないのはうんざり」「延々と続く」といったネガティブなニュアンスを持つこともあります。

使用シーン


  • ロマンチックな表現(永遠の愛、永続する幸せ)

  • 宗教的・文学的な表現(神の愛、永遠の栄光)

  • 口語というよりは、やや文語的・フォーマルで詩的表現であることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「everlasting」は形容詞なので、名詞を修飾するか、補語(述語的に使われる形容詞)としても使われます。

  • 「名詞 + be動詞 + everlasting」や「This is an everlasting friendship.」のように使われます。

  • 特に可算・不可算に関わる争点はありません。

イディオムや構文例


  • “Their love seemed everlasting.” → 「彼らの愛は永遠のように見えた。」

  • “He yearned for an everlasting calm in his life.” → 「彼は人生における絶え間ない静穏を切望していた。」


5. 実例と例文

日常会話で使われる例文(3つ)


  1. “I believe in everlasting friendships that never break no matter what.”


    • 「どんなことがあっても壊れない永遠の友情を信じているんだ。」


  2. “My grandmother always talks about her everlasting memories of childhood.”


    • 「祖母はいつも子どものころの尽きることのない思い出を話してくれるの。」


  3. “Isn’t it nice to think that some feelings can be everlasting?”


    • 「ある感情が永遠に続くって、ステキだと思わない?」


ビジネスシーンで使われる例文(3つ)


  1. “We aim to establish an everlasting relationship with our clients through mutual trust.”


    • 「私たちは相互の信頼を通じて、顧客との永続的な関係を築くことを目指しています。」


  2. “Our company strives to deliver everlasting value in all its products.”


    • 「弊社は、すべての商品において永続的な価値を提供するよう努めています。」


  3. “The brand’s reputation for quality has proven to be everlasting.”


    • 「そのブランドの品質に対する評判は、永続することが証明されています。」


学術・フォーマルな文脈の例文(3つ)


  1. “Philosophers throughout history have debated the notion of an everlasting universe.”


    • 「歴史上、多くの哲学者が永遠の宇宙という概念について議論してきた。」


  2. “The treaty was intended to ensure an everlasting peace between the nations.”


    • 「その条約は、国同士の永遠の平和を保証することを意図していた。」


  3. “Her contributions to the field will leave an everlasting impact on future research.”


    • 「彼女のその分野への貢献は、今後の研究に永遠の影響を残すだろう。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “eternal” (永遠の)


    • “everlasting” よりも少し硬いニュアンスがあり、宗教的・哲学的に使われるイメージが強い。


  2. “perpetual” (永続的な)


    • “everlasting” よりもやや形式ばった語感。機械が止まらず動くとか、状態がずっと続くような場面で使われやすい。


  3. “endless” (終わりのない)


    • 物理的に終わりがないイメージが強く、時間や空間にも広く使われる。


反意語


  • “temporary” (一時的な)

  • “transient” (はかない、一時的な)

  • “short-lived” (短命の)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • イギリス英語(British English): [ˌev.əˈlɑː.stɪŋ]

  • アメリカ英語(American English): [ˌev.ərˈlæ.stɪŋ] / [ˌev.ɚˈlæ.stɪŋ]

アクセントの位置


  • 「-last-」の部分に強勢があります。

    “ev-er-LAST-ing”

よくある発音の間違い


  • 2音節目の “er” を曖昧に発音して「エヴァラストゥィング」とならないように注意。

  • アメリカ英語では “r” の発音をしっかり行うと自然に聞こえます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリング: “everlasting” の “a” が抜けて “everlsting” にならないように注意。

  • 「eternal」と混同して使う場合もありますが、「everlasting」の方がより日常・詩的表現に近い場合が多いです。

  • TOEICや英検などの試験では、同意語や反意語との置き換え問題や、文脈上「永遠」「一時的」といった対比を問う問題で出題される可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ

「ever」は「いつまでも・永遠に」、「last」は「続く」。


  • 「いつまでも続く」 → 「永遠に終わらない」イメージで覚えると記憶に残りやすいです。

  • 「エヴァー→エバー(いつでも)」「ラスト→ラスティング(続く)」という語感の足し算で、「終わらない」というニュアンスを思い出すと良いでしょう。

  • 漫画や映画のロマンチックな台詞や、宗教的な表現で見かけることが多いので、そうした場面で何度も目にすると覚えやすいです。


以上が形容詞「everlasting」の詳細な解説です。ぜひ日常会話や文章表現で使ってみてください。

意味のイメージ
everlasting
意味(1)

《文》永久に続く,永遠の

意味(2)

長い間続く;(時に,うんざりするほど)長々しい,度重なる

意味(3)

永久,永遠

意味(4)

《the E-》 神(God)

和英選択問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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