最終更新日:2024/06/11

凍ったピザをオーブンに入れました。

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I put the frozen pizza in the oven.

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元となった辞書の項目

frozen

形容詞

freezeの過去分詞 / 凍った,凍結した / (態度などの)冷たい,冷淡な / (資産などが)凍結された

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解説

1. 基本情報と概要

単語: frozen

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): Turned into ice or affected by extremely cold temperatures; very cold; not moving or unable to move.

意味(日本語): 凍った、非常に冷たい、あるいは動きが止まった状態を指す形容詞です。たとえば、食品が冷凍されたときや、寒さで水が凍ったときに使われます。また、感情や体が「凍りつく」ように動けなくなるというニュアンスもあります。

「冷たく凍った」といえば分かりやすいですが、「動けないほど感情が凍りついた」という表現にも使います。

活用形:

形容詞なので、動詞のような活用はありません。比較級・最上級の形(frozener, frozenest)は一般的にはありません。「もっと凍っている」などと言いたい場合は、別の表現(例: more frozen, most frozen)を用いて形容的に表します。

他の品詞になったときの例:


  • freeze (動詞): 「凍る、凍らせる」

  • freezing (形容詞/動名詞): 「凍るように寒い」「(物が)凍っていること」

  • freezer (名詞): 「冷凍庫」

CEFRレベル目安: B1(中級)


  • A1:超初心者

  • A2:初級

  • B1:中級 ← 「frozen」は身の回りの状況描写でよく使われる単語ですが、比喩的表現や感情表現にも使われ、やや慣れを要します。

  • B2:中上級

  • C1:上級

  • C2:最上級


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “freeze” (凍る・凍らせる)

  • 接尾語: “-en” は過去分詞をつくるときに使われることがあります。ここでは動詞 freeze の過去分詞形が形容詞として使われています。

詳細な意味


  1. 食品などが冷凍されている(例: a frozen pizza = 冷凍ピザ)。

  2. 水や液体などが氷の状態になる(例: the lake was frozen = 湖が凍っていた)。

  3. (比喩的に)感情が凍りつくほど驚く、怖がる、動けなくなる(例: I was frozen with fear = 恐怖で固まってしまった)。

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. frozen food → 冷凍食品

  2. frozen lake → 凍った湖

  3. frozen solid → 完全に凍った

  4. frozen assets → 凍結された資産(経済的文脈)

  5. frozen smile → 作り笑い・凍りついた笑顔

  6. frozen in time → 時間が止まったような、変化がない

  7. keep frozen → 冷凍状態で保存する

  8. frozen ground → 凍りついた土

  9. frozen shoulder → いわゆる「五十肩」

  10. frozen to the bone → 骨の髄まで冷え切った


3. 語源とニュアンス

語源


  • “frozen” は古英語の “frosen” (freeze の過去分詞) から来ています。古いゲルマン語系の単語であり、「液体が氷の状態になる」という意味をもつ “freeze” が元になっています。

ニュアンス


  • 物理的に凍っている場合から、感情や体が一瞬止まるなど比喩的にも使われるため、文脈次第で「冷たくて固まっている」か「驚きや恐怖などで動けない」状態かを区別します。

  • 「カジュアルにもフォーマルにも」両方で使われる場面があります。例えば、食品パッケージの “keep frozen” はフォーマルな指示であり、友人との会話で “I was frozen!” というのはカジュアルな言い回しです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント: “frozen” は基本的に形容詞として使われます。もともと動詞 “freeze” の過去分詞形ですが、名詞を修飾するときや補語(be動詞の後ろなど)で使われることが多いです。


    • 例: The water is frozen. (補語としての使用)

    • 例: Frozen water pipes can burst. (名詞 “water pipes” を修飾)


  • 一般的な構文・イディオム:


    • be frozen solid (完全に凍りついている)

    • frozen in place (その場で動けずに固まっている)

    • have one’s assets frozen (資産が凍結される)


  • フォーマル/カジュアル:


    • 「フォーマル」に文書で使う場合は、主に経済用語(frozen assets)や法的文脈(frozen bank accounts)などが典型です。

    • 「カジュアル」には、天気や身体感覚に関して “I’m frozen!” などとよく使います。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “It’s so cold outside that my fingers are practically frozen!”

    (外がとても寒くて、指が凍りそうだよ!)

  2. “Don’t forget to buy some frozen vegetables at the store.”

    (お店で冷凍野菜を買うのを忘れないでね。)

  3. “My phone screen was frozen, so I had to restart it.”

    (スマホの画面がフリーズして動かなかったから、再起動しなくちゃならなかった。)

ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “All company assets remain frozen due to the ongoing investigation.”

    (進行中の調査のため、会社の資産はすべて凍結されています。)

  2. “We need to check the frozen funds in our overseas accounts.”

    (海外の口座で凍結されている資金を確認する必要があります。)

  3. “The computer system is frozen; please contact the IT department immediately.”

    (コンピューターシステムがフリーズしているので、すぐIT部門に連絡してください。)

学術的な文脈での例文 (3つ)


  1. “The archaeologists discovered a frozen mammoth preserved for thousands of years.”

    (考古学者たちは、何千年も保存されてきた凍ったマンモスを発見しました。)

  2. “The lake remained frozen well into the spring, delaying the annual research projects.”

    (湖は春先まで凍ったままで、毎年の研究プロジェクトを遅らせました。)

  3. “The sample was kept frozen at minus 20 degrees Celsius to preserve its structure.”

    (サンプルはその構造を保持するためにマイナス20度で凍結保存された。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. iced (氷入りの、または氷結した)


    • “iced” は「氷で冷やされた」という程度のニュアンス。飲み物などに使う。


  2. chilled (冷やされた)


    • 「冷たくされた」程度のニュアンスで、必ずしも凍結しているわけではない。


  3. frigid (極寒の)


    • 「きわめて寒い」形容詞で、比喩的に「とても冷淡な」とも使われる。


反意語 (Antonyms)


  1. thawed (解凍された)


    • 「凍っていたものが解けた」状態を示す。


  2. warm (温かい)


    • 凍結とは反対に暖かい。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):


  • アメリカ英語: /ˈfroʊ.zən/

  • イギリス英語: /ˈfrəʊ.zən/

強勢(アクセント):


  • 第一音節 “fro-” または “frəʊ-” に強勢があります。 “fro” の部分に力を入れて発音します。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違いは主に母音の発音 (froʊ vs frəʊ) です。

よくある発音の間違い:


  • “o” の部分を曖昧にしすぎたり、 “e” をはっきり発音しすぎたりすると不自然になりやすい。

  • アクセントを第二音節に置いて “fro-ZÉN” のように発音しないように注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “frozon” や “forzen” と間違えやすいので注意。

  2. 動詞との混同: “freeze” (動詞: 凍らせる/凍る)、 “froze” (動詞の過去形)、 “frozen” (過去分詞・形容詞) の使い分けを確認しましょう。

  3. 同音異義語との混同: “frozen” ははっきり言えば混同しにくいですが、「frost」など似た単語と混ざらないように。

  4. 試験対策: TOEICや英検では、メール文面やニュース記事などで “frozen account,” “frozen funds” などの表現が出題されることがあります。また、リスニングで「フローズン」という音声を聞き取る練習も必要です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「アニメ映画『Frozen(アナと雪の女王)』を思い出す」と覚えやすいでしょう。「氷の世界」のイメージと結びつけると、frozen の意味が記憶に残りやすくなります。

  • 動詞の “freeze-froze-frozen” は不規則変化なので、3つまとめて口に出して覚えるのがおすすめです (“freeze, froze, frozen!” のリズム)。

  • スペリングのポイントは、母音の組み合わせ “o” と “e” は “fro-zen” という2つの音節になっているところ。


以上が、形容詞 “frozen” の詳細解説になります。日常の「冷凍食品」の話題から、比喩表現や金融業界の「資産凍結」まで幅広く使える語なので、ぜひ理解を深めて活用してみてください。

意味のイメージ
frozen
意味(1)

凍った,凍結した

意味(2)

(態度などの)冷たい,冷淡な

意味(3)

(資産などが)凍結された

意味(4)

freezeの過去分詞

和英例文問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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