最終更新日:2025/12/09
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元となった辞書の項目

yell

名詞

〈C〉叫び声

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彼の声はその叫びでかき消された。

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解説

名詞 “yell” の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: yell

品詞: 名詞 (動詞としても使用可)

意味(英語)


  • (名詞) a loud, sharp cry; a shout

意味(日本語)


  • (名詞) 大声で叫ぶこと、鋭い叫び

「yell」は、だれかが感情的なときや興奮したとき、あるいは助けを求めるときに出す「大きな声での叫び」を表す単語です。日常会話で、驚いたときや怒ったときの「わっ!」というような叫び声などに使われるイメージです。

活用形


  • (名詞) 複数形: yells

  • (動詞) 現在形: yell / 三人称単数現在形: yells / 現在分詞: yelling / 過去形: yelled / 過去分詞: yelled

他の品詞例


  • 動詞 “to yell” (大声で叫ぶ)

難易度 (CEFR レベルの目安)


  • B1(中級)

    日常会話で使われる単語ですが、「shout」などのほかの単語と微妙なニュアンスを区別する必要があるため、中級レベルとしました。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “yell”

    接頭語や接尾語はなく、単純な形をしています。

詳細な意味・派生語


  • 名詞としての “yell”: 「叫び」

  • 動詞としての “to yell”: 「大声で叫ぶ」


    • 他動詞用法: “He yelled insults at me.”(彼は私に向かって侮辱を叫んだ)

    • 自動詞用法: “He yelled loudly.”(彼は大声で叫んだ)


よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. “give a yell” → 「叫び声を上げる」

  2. “let out a yell” → 「(急に)声を出す/叫びをあげる」

  3. “a loud yell” → 「大声での叫び」

  4. “a sudden yell” → 「突然の叫び」

  5. “a shrill yell” → 「甲高い叫び」

  6. “hear a yell” → 「叫び声を聞く」

  7. “muffled yell” → 「こもった叫び」

  8. “a yell of delight” → 「歓喜の叫び」

  9. “a yell for help” → 「助けを求める叫び」

  10. “respond with a yell” → 「叫び声で応じる」


3. 語源とニュアンス

語源


  • “yell”は古英語 (Old English) の“giellan”に由来し、「大声で叫ぶ」という意味を持ちます。ゲルマン祖語などを起源とする、非常に古い言葉です。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 口語的かつ感情的: 「怒り・驚き・喜び」など、強い感情がこもったときの叫びを表します。

  • 会話やカジュアルな文脈では使いやすいですが、あまりフォーマルな文章には登場しにくい単語です。

  • 怒鳴るようなシーンや、興奮を強調するシーンでの使用が多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞 “a yell” の可算性: 可算名詞として使われます。


    • “I heard a yell from outside.”


  2. 動詞としての使い方


    • 自動詞: “He yelled at the top of his lungs.”

    • 他動詞: “She yelled her name across the room.”


イディオム・一般的な構文


  • yell at someone: 「誰かに向かって叫ぶ(怒鳴る)」

  • yell out something: 「何かを大声で叫ぶ」

フォーマル/カジュアルさで言うと、主にカジュアルな文脈や日常的な会話で用いられます。


5. 実例と例文

日常会話での例文 (3文)


  1. “I heard a loud yell coming from the living room.”

    (リビングから大きな叫び声が聞こえたんだ。)

  2. “She let out a yell of excitement when she won the game.”

    (彼女は試合に勝ったとき、興奮して叫び声を上げた。)

  3. “Don’t be scared; that yell was just the kids playing.”

    (怖がらないで。あの叫び声はただ子どもたちが遊んでただけだよ。)

ビジネスシーンでの例文 (3文)


  1. “The sudden yell from the hallway alarmed everyone in the office.”

    (廊下から聞こえた突然の叫び声に、オフィス中の人がぎょっとした。)

  2. “Please don’t yell at your coworkers during a meeting.”

    (会議中に同僚に大声で怒鳴らないでください。)

  3. “A loud yell from our competitor’s booth drew the attendees’ attention.”

    (競合他社のブースから大声の叫びが聞こえて、来場者の注意を引いた。)

学術的・フォーマルな文脈での例文 (3文)


  1. “The study analyzed the effect of a sudden yell on participants’ stress levels.”

    (その研究は、突然の叫び声が被験者のストレスレベルに与える影響を分析した。)

  2. “During the experiment, subjects were exposed to a recorded yell in order to measure their physiological responses.”

    (実験では、被験者たちに録音された叫び声を聞かせ、その生理的反応を測定した。)

  3. “A distinct yell could be identified in the spectrogram, indicating a high amplitude sound event.”

    (スペクトログラムでは独特の叫び声が検出され、高い振幅を伴う音声イベントが示された。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. shout (叫ぶ)


    • 「yell」よりフォーマルに使われる場合もあり、相手に指示や呼びかけをするときの「叫ぶ」というイメージ。


  2. scream (悲鳴を上げる)


    • 恐怖や悲しみなど、より強い感情やパニックを表す傾向がある。


  3. holler (大声で叫ぶ)


    • アメリカ口語的で、地方(南部)やカジュアルなニュアンスが強い。


反意語


  • whisper (ささやく)


    • 「大声の叫び」とは真逆に、極めて小さく声を出すこと。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /jel/


    • アメリカ英語 (米): /jɛl/

    • イギリス英語 (英): /jel/


  • アクセント: 1音節の単語のため、特に強勢箇所の区別はありません。

  • よくある発音ミス: 日本語の「イェル」ではなく、口を横に開き気味にして「イェル」と短く発音するのがコツです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “yell” を “yelll” や “yel” と書いてしまう場合がある。

  • “yell” と “yale” などの同音異義(似たスペリング)との混同には注意。綴りと発音をしっかり区別する。

  • 試験対策: TOEICや英検などでも、会話や感情表現の文脈で「叫ぶ」の語彙を問う問題が出題されることがあります。“shout”と同義語として要覚。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “yell”は短い単語なので、語呂合わせは「イエル(家)で叫ぶ」などとイメージして覚えると面白いかもしれません。

  • 「yell」は「いきなり強く感情がこもった声を出す」とイメージすると、状況も想像しやすくなります。

  • 肌感としては「怒って叫ぶ・喜びで叫ぶなど、瞬発的な大声」という印象を覚えておくと使い分けがスムーズです。


以上が名詞 “yell” の解説です。日常会話で感情をこめて「叫び」や「大声」を表現したいときにぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
yell
意味(1)

叫び声金切り声,わめき

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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