waterfall
1. 基本情報と概要
単語: waterfall
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味(英語): A place where water flows over a vertical drop in the course of a river or stream.
意味(日本語): 滝のことです。川や小川の流れが急に深いところへ流れ落ちる場所を指します。水が高いところから勢いよく落ちる様子を表す単語です。自然や観光の場面などでよく使われます。
- 「waterfall」は「water(水)」と「fall(落ちる)」が組み合わさっていて、その名のとおり「水が落ちる場所」というイメージです。
- 観光地を紹介したり、自然の風景を表現したりするときに使われる、比較的一般的な単語です。
活用形:
- 名詞なので、基本的には「waterfall」のまま使われますが、複数形は「waterfalls」となります。
他の品詞形:
- 「waterfall」という形容詞形や動詞形はありませんが、派生表現として「waterfall-like」(形容詞的に「滝のような」) などが時に使われる場合があります。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
・B1は、日常生活である程度スムーズにコミュニケーションができるレベルです。「waterfall」は自然や旅行の話題で出てくる単語なので、B1レベルでも十分に習得がありえます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- water + fall
- 「water」は「水」
- 「fall」は「落ちる」
- それが組み合わさって「水が落ちる場所」を意味します。
- 「water」は「水」
関連する派生語や類縁語
- water(水)
- to fall(落ちる)
- waterfall-like(形容詞的表現:滝のような)
よく使われるコロケーション(10個)
- majestic waterfall(雄大な滝)
- hidden waterfall(隠れた滝)
- raging waterfall(激しい滝)
- picturesque waterfall(絵のように美しい滝)
- waterfall hike(滝へのハイキング)
- waterfall exploration(滝の探検)
- thunderous waterfall(轟音をたてる滝)
- approach the waterfall(滝に近づく)
- stand under the waterfall(滝の下に立つ)
- waterfall viewing spot(滝の見学スポット)
どれも滝が関係する景色や行動を表す表現として使われます。
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「waterfall」は、古英語で「wæter」(水) と「feallan」(落ちる) の組み合わせが時代を経て形を変えたものと言われています。直訳すると「落ちる水」で、視覚的にわかりやすい語源です。
ニュアンスや使用時の注意点:
- 自然や観光の文脈、あるいは写真や絵画など芸術的な文脈でよく使われます。
- 一般的にポジティブな印象や雄大さを表すことが多いです。
- 文章でも口語でも使われ、フォーマル度合いは特に高すぎず日常的です。
4. 文法的な特徴と構文
- 「waterfall」は 可算名詞 なので、「a waterfall」「the waterfall」「two waterfalls」など複数形にもすることができます。
- 「waterfall of 〜」のように喩えとして使われることもあります(例:「a waterfall of hair」=「滝のように流れる髪」)。
一般的な構文やイディオム
- a waterfall cascades 〜「滝が(〜に)流れ落ちる」
- like a waterfall 〜「滝のように」(量や勢いを強調)
使用シーン:
- フォーマル・カジュアル両方で可。ガイドブックや旅行ブログなどでもよく見かける単語です。
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
“I’m going hiking to see a beautiful waterfall this weekend.”
(今週末、美しい滝を見にハイキングに行くんだ。)“Have you ever swum under a waterfall before?”
(滝の下で泳いだことある?)“The sound of a waterfall can be so relaxing.”
(滝の音ってすごくリラックスできるよね。)
ビジネス (少しフォーマル)
“Our tourism project will focus on promoting the region’s iconic waterfall.”
(我々の観光事業は、この地域を象徴する滝のPRに注力する予定です。)“We plan to organize a photography competition near the waterfall to attract more visitors.”
(より多くの訪問客を呼び込むため、その滝の付近で写真コンテストを開催する予定です。)“An eco-tourism site featuring this spectacular waterfall could bring sustainable revenue.”
(この壮観な滝を目玉としたエコツーリズム・サイトが、持続可能な収益をもたらす可能性があります。)
学術的 (やや硬め)
“The ecosystem around a waterfall often supports diverse flora and fauna.”
(滝の周囲の生態系は、多様な動植物を支えることが多い。)“Sediment deposition patterns in waterfall plunge pools can reveal geological history.”
(滝壺への堆積物のパターンは、地質学的な歴史を示すことがある。)“Waterfall formation is influenced by bedrock erosion rates and tectonic activity.”
(滝の形成は、基盤岩の浸食速度や地殻変動の影響を受ける。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- cascade(カスケード)
- 小規模な段差の連なる滝や流れを強調することが多い。より詩的な表現。
- 小規模な段差の連なる滝や流れを強調することが多い。より詩的な表現。
- falls(フォールズ)
- 「Waterfalls」の略として使われることがある。地名に組み込まれることが多い(例:Niagara Falls)。
- 「Waterfalls」の略として使われることがある。地名に組み込まれることが多い(例:Niagara Falls)。
- cataract(カタラクツ)
- 大きく力強い滝を指すやや文語的な表現。
- 大きく力強い滝を指すやや文語的な表現。
- rapids(急流)
- 「滝」のように高低差があるわけではなく、流れがとても急な箇所を指す。
- 「滝」のように高低差があるわけではなく、流れがとても急な箇所を指す。
反意語 (Antonyms)
- 特に「滝」の直接的な反意語はありませんが、「still water」(静止した水)や「calm water」(穏やかな水面)などが対照的なイメージになります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈwɔːtərfɔːl/ または /ˈwɑːtərfɔːl/
- イギリス英語: /ˈwɔːtəfɔːl/
- アメリカ英語: /ˈwɔːtərfɔːl/ または /ˈwɑːtərfɔːl/
アクセント:
- 「wa・ter・fall」のように、最初の “wa” にやや強めのアクセントが来ます。
- “water” の母音が地域によって /ɔː/ (ブリティッシュ)や /ɑː/ (アメリカ南部寄り)になるなど違いがあります。
- 「wa・ter・fall」のように、最初の “wa” にやや強めのアクセントが来ます。
よくある発音の間違い:
- “wa-ter-fall” の “t” を強く発音しないと “wa’er-fall” のように聞こえやすくなる。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
- 「wat*er*fall」で、r を入れ忘れる (例: ‘watefall’など) ことがある。
- 「wat*er*fall」で、r を入れ忘れる (例: ‘watefall’など) ことがある。
- 発音の混同:
- “water” の部分を「ウォーター」と読むか「ワーター」と読むか、地域差が大きい点に注意。
- “water” の部分を「ウォーター」と読むか「ワーター」と読むか、地域差が大きい点に注意。
- 同音異義語との混同:
- “waterfowl” (水鳥) と似たスペリングなので気をつけましょう。
試験対策:
- TOEIC や英検などで、「観光地の紹介」や「自然環境の描写」の文章で出題される可能性があります。そこまで頻出ではありませんが、自然を扱う文章で覚えておくと良いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「water(水)」 + 「fall(落ちる)」 → 目の前にドドドッと落ちる水のイメージ。
- 「音のイメージ」で覚えるのもおすすめです。滝を見ながら “waterfall” と唱えると印象に残りやすいです。
- スペリングのポイントは、「water+fall」をくっつけて一語にする、と意識しておきましょう。
自然を想像させるわかりやすい単語ですから、旅行の写真や動画などを見ながら繰り返し音読すると記憶に定着しやすくなります。
滝,瀑布(ばくふ)(cascade)
(滝のように)どっとくるもの