uplifted
1. 基本情報と概要
単語: uplifted
品詞: 形容詞 (adjective)
意味 (英語): feeling elevated or raised in spirit; in a happy or hopeful emotional state
意味 (日本語): 気持ちが高揚している、元気づけられている、精神が上向いている様子を表す形容詞です。
「uplifted」は、「気持ちが上がっている」「元気づけられている」「モチベーションが高まっている」というようなときに使われる言葉です。楽しい報告や嬉しい出来事があったときに、「気持ちがハイになった」と表現するようなニュアンスを持ちます。
活用形
- 形容詞なので、“uplifted” のまま用いられるのが一般的です。過去分詞由来の形容詞なので、動詞 “uplift” の変化形としては以下のようになります:
- 原形: uplift
- 現在形 (三人称単数): uplifts
- 現在分詞: uplifting
- 過去形・過去分詞: uplifted
- 原形: uplift
他の品詞
- 動詞: 「uplift」(他動詞):「~を高揚させる」「~を持ち上げる」
- 例: The music uplifts my mood. (その音楽は私の気分を高めてくれる)
CEFRレベル
- B2 (中上級): ある程度複雑な感情表現を扱う語彙で、日常会話だけでなく文章でも使われるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
- up-: 上へ、上方へ
- lift: 持ち上げる
- -ed: 過去形・過去分詞形を示す接尾語
「uplifted」は、「上へ持ち上げられた状態」「精神が上向きになった状態」を示します。
関連語・派生語
- uplift (動詞/名詞): 持ち上げる、持ち上げられること
- uplifting (形容詞): 元気づけるような、気分を上げるような
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- feel uplifted
- (日本語) 気持ちが高揚する
- (日本語) 気持ちが高揚する
- be uplifted by the news
- (日本語) ニュースによって気持ちが上がる
- (日本語) ニュースによって気持ちが上がる
- maintain an uplifted spirit
- (日本語) 高揚した気持ちを保つ
- (日本語) 高揚した気持ちを保つ
- uplifted mood
- (日本語) 高揚した気分
- (日本語) 高揚した気分
- uplifted atmosphere
- (日本語) 盛り上がった雰囲気
- (日本語) 盛り上がった雰囲気
- become uplifted through music
- (日本語) 音楽で気持ちが高まる
- (日本語) 音楽で気持ちが高まる
- remain uplifted
- (日本語) 高揚感を保ち続ける
- (日本語) 高揚感を保ち続ける
- uplifted state of mind
- (日本語) 高まった精神状態
- (日本語) 高まった精神状態
- walk with uplifted spirits
- (日本語) 意気揚々と歩く
- (日本語) 意気揚々と歩く
- leave the event feeling uplifted
- (日本語) イベントを後にする時に気持ちが高まっている
- (日本語) イベントを後にする時に気持ちが高まっている
3. 語源とニュアンス
語源:
- “up” + “lift” からきています。もともとは “to lift up” (上に持ち上げる) という動詞フレーズがあり、その過去分詞形が形容詞化したものが “uplifted” です。
歴史的な使われ方:
- 中世英語でも “lift up” は「(物理的に) 持ち上げる」「(精神を)高揚させる」という方向の感覚を伴ってきました。その過去分詞形が気持ちや精神を「持ち上げられた」というニュアンスを強調します。
微妙なニュアンス・使用時の注意:
- 「uplifted」は比較的ポジティブな感情を表す言葉で、口語・文章問わずに使えます。ただし、あまりフォーマルすぎる文脈では、より定義的な “encouraged” などを用いることもあります。
- 「uplifting」とは違い、「uplifted」は「すでに持ち上がった状態」「高揚が完了済みの状態」を強調するニュアンスがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞なので、主語や補語として使われることが多いです。
- 例: I feel uplifted. (気持ちが高揚している)
- 例: I feel uplifted. (気持ちが高揚している)
- 可算・不可算: 形容詞のため可算・不可算の区別はありません。
- 「Feel + adjective」の形で心情を表す典型的な構文でよく使われます。
- フォーマル/カジュアルの差は比較的少なく、どちらでも使われますが、より親しみやすいトーンを伴うため、カジュアルな会話や文脈でもよく見かけます。
5. 実例と例文
5.1 日常会話 (3例)
“I always feel uplifted when I listen to my favorite band.”
- (日本語) 「お気に入りのバンドを聴くと、いつも気分が高まるよ。」
“I woke up feeling uplifted for no particular reason today.”
- (日本語) 「今日は特に理由もないのに、目覚めたときからなんだか気分が高かったんだ。」
“After a good workout, I feel so uplifted.”
- (日本語) 「いい運動をした後は、すごく気持ちが上がるの。」
5.2 ビジネス (3例)
“Our team was uplifted by the positive feedback from our client.”
- (日本語) 「クライアントからのポジティブなフィードバックで、私たちのチームはやる気が上がりました。」
“The motivational speaker’s message left everyone in the audience feeling uplifted.”
- (日本語) 「そのモチベーショナル・スピーカーのメッセージにより、聴衆は皆、高揚感を覚えました。」
“We need an uplifted mindset to overcome the challenges in the next quarter.”
- (日本語) 「次の四半期の課題を乗り越えるには、高い意欲を持ったマインドセットが必要です。」
5.3 学術的な文脈 (3例)
“Studies suggest that individuals who practice gratitude regularly report an uplifted sense of well-being.”
- (日本語)「感謝を習慣的に行う人々は、高まった幸福感を報告する傾向があると研究は示唆しています。」
“Cultivating an uplifted mood can lead to increased productivity and creativity in academic settings.”
- (日本語)「高揚した気分を育むことは、学術的環境において生産性や創造性を高めることにつながる可能性があります。」
“The experiment aimed to measure how participants remained uplifted after exposure to positive stimuli.”
- (日本語)「その実験は、ポジティブな刺激を受けた後に被験者がどのくらい高揚状態を保つかを測定することが目的でした。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
encouraged (勇気づけられた)
- ニュアンス: 誰かの支援や助言、出来事によって勇気づけられる。やや目的語を伴う場合が多い。
- 例: I felt encouraged by my friend’s support.
- ニュアンス: 誰かの支援や助言、出来事によって勇気づけられる。やや目的語を伴う場合が多い。
inspired (刺激を受けた、感化された)
- ニュアンス: 主に創造的、芸術的な面で「やる気が湧いている」イメージ。
- 例: She felt inspired to write a novel.
- ニュアンス: 主に創造的、芸術的な面で「やる気が湧いている」イメージ。
elated (とても大喜びしている)
- ニュアンス: 大いに浮かれているような強い感情。uplifted より歓喜の度合いが顕著。
- 例: I was elated to hear the good news.
- ニュアンス: 大いに浮かれているような強い感情。uplifted より歓喜の度合いが顕著。
buoyant (気分が晴れやかな、浮き立つような)
- ニュアンス: 軽快で楽観的な感覚。
- 例: He was buoyant after receiving the award.
- ニュアンス: 軽快で楽観的な感覚。
反意語
- depressed (落ち込んでいる)
- 「uplifted」の反意として、気分が落ち込んでいる状態を表します。
- 「uplifted」の反意として、気分が落ち込んでいる状態を表します。
- downhearted (意気消沈している)
- 「心が元気なく沈んでいる」という意味です。
- 「心が元気なく沈んでいる」という意味です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˌʌpˈlɪf.tɪd/
- アクセントの位置:
- 「up-LIFT-ed」のように “lift” の部分に強勢があります。
- 「up-LIFT-ed」のように “lift” の部分に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語: 発音に大きな違いはありませんが、アメリカ英語では [ʌ] がやや短め、イギリス英語ではもう少しはっきりと発音されることがあります。
- よくある間違い: “uplift” の “t” を発音せずに “uplifed” のようにしてしまうなどのミスに注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “uplift” と “uplifted” のスペルを混同して “uplifed” や “upliftid” と書かないように注意。
- 音声面: “uplifted” の “-ed” の部分はしっかり “id” の音が出る。
- 同音異義語・似たスペル: “uplift” は “upload” などと混同しがちですが、全く意味が異なります。
- 試験対策: TOEIC・英検などで、心情を表す形容詞のパラフレーズや類推問題として出る場合があります。“feel encouraged” “feel uplifted” のような言い換えに注意。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「アップ(up) + リフト(lift)」= 上げる (高揚させる) → そこに過去分詞 “-ed” が付いて、「すでに上がった状態」= “uplifted” と覚えると記憶しやすいでしょう。
- 「上へギュッと持ち上げられたイメージ」を思い浮かべると、気分がパッと明るくなる感じを確認できます。
- 勉強テクニックとして、落ち込んだときに “I feel uplifted” と言うシチュエーションをイメージすると、ポジティブになりつつ単語も覚えられます。
以上が、形容詞“uplifted”の詳細な解説です。気持ちが高揚したときのニュアンスをぜひ表現に取り入れてみてください。