最終更新日:2025/09/14

規定年齢に達しない;未成年の

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元となった辞書の項目

underage

形容詞

規定年齢に達しない;未成年の

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彼は未成年だったため、クラブへの入場を拒否されました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: underage

品詞: 形容詞 (adjective)

英語の意味: Not old enough to legally engage in certain activities (e.g., drinking alcohol, voting, driving, etc.)

日本語の意味: 法的に定められた年齢に達していない、未成年の

「underage」は「法的な年齢制限に達していない」というニュアンスで、例えば飲酒や喫煙、投票、運転など、国や地域によって定められた年齢の制限に満たない人を指すときに使います。


  • 活用形

    形容詞のため活用は変化しません。たとえば、He is underage. / They are underage. など、主語に合わせて形が変わることはありません。


  • 他の品詞形(例)

    「underage」は、現在は主に形容詞として用いられています。名詞形で「the underaged」のように使う場合もありますが、日常的にはあまり一般的ではありません。


  • CEFRレベル: B2(中上級)

    (理由:法律や社会に関わる語なので、ある程度の語彙力が必要)



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成


    • under-(接頭語):「下に/不足して」という意味を持つ

    • age:「年齢」を意味する語


これらが結びついて、「規定の年齢より下」という意味になります。


  • 派生語や類縁語


    • underage drinking(未成年飲酒)

    • underage smoker(未成年喫煙者)

    • underage driver(未成年運転者)


  • よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


    1. underage drinking → (未成年飲酒)

    2. underage smoking → (未成年喫煙)

    3. underage consumption of alcohol → (未成年のアルコール消費)

    4. underage offender → (未成年の犯罪者)

    5. underage worker → (未成年労働者)

    6. an underage minor → (年齢制限以下の未成年)

    7. underage gambling → (未成年のギャンブル)

    8. underage person → (未成年者)

    9. underage pregnancy → (未成年での妊娠)

    10. charged with supplying alcohol to an underage person → (未成年者にアルコールを提供した罪に問われる)



3. 語源とニュアンス


  • 語源

    「underage」は、接頭語「under-」(下、足りない) と名詞「age」(年齢) が組み合わさり、文字どおり「年齢が不足している」という意味を表します。英語史的にも分かりやすい直感的な構造です。


  • 使用時の注意点やニュアンス


    • 法律が関わる文脈で使われることが多く、立法上の年齢制限より下であることを強調します。

    • 少しフォーマル/堅めの場面でも使うことができますが、一般会話でもよく出てくる言葉です。

    • 「underage」という表現には、「法的に許可されていない」というニュアンスがあるため、適切な許可を持たない活動や行為を強調する際に用いられます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 一般的な構文


    1. 主語 + be 動詞 + underage


      • 例: He is underage to buy alcohol.(彼はアルコールを買うには未成年だ。)


    2. underage + 名詞


      • 例: underage driver(未成年の運転者)



  • イディオムや定型表現


    • 特定の慣用表現としてはあまりありませんが、法律絡みの文脈で「underage drinking」や「underage gambling」のように使われることが多いです。


  • 使用シーン別


    • フォーマル: 法律文書、報道、公式声明など

    • カジュアル: 日常会話で、未成年者の年齢制限に言及する場面


  • 文法上のポイント


    • 形容詞として、基本的に「(主語)+ be + underage」または「underage + 名詞」で使われます。

    • 可算/不可算の区別はなく、名詞ではなく形容詞として扱われる点に注意が必要です。



5. 実例と例文

(1) 日常会話で使われる例文


  1. “My sister is still underage, so she can’t go to that nightclub.”

    (私の妹はまだ未成年だから、そのナイトクラブには行けないよ。)


  2. “Are you sure he's old enough? He looks underage to me.”

    (彼は本当に十分な年齢なの?私には未成年に見えるけど。)


  3. “I was underage when I first tried to drive my dad’s car.”

    (父の車を最初に運転しようとしたとき、私は未成年だった。)


(2) ビジネスシーンで使われる例文


  1. “Our company policy strictly prohibits the employment of underage workers.”

    (私たちの会社の方針では、未成年者の雇用を厳しく禁止しています。)


  2. “We need to ensure all attendees are over 18, so there won’t be any underage participants.”

    (すべての参加者が18歳以上であることを確認し、未成年の参加者がいないようにしなければなりません。)


  3. “The organization is under scrutiny for allegedly hiring underage interns.”

    (その組織は、未成年のインターンを雇った疑いで監視下に置かれています。)


(3) 学術的・公的文脈で使われる例文


  1. “Studies show that underage drinking can lead to health and social problems.”

    (研究によれば、未成年飲酒は健康上や社会的な問題を引き起こす可能性があると示されています。)


  2. “Underage individuals require special legal protection to ensure their well-being.”

    (未成年者は、福祉を確保するため特別な法的保護を必要とします。)


  3. “Government policies address the issues of underage gambling by imposing strict age verification.”

    (政府の政策は厳格な年齢確認の導入により、未成年のギャンブル問題に対処しています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語(synonyms)


    1. minor → 「未成年者(名詞)」。法律上の用語ですが、形容詞的にも使われる場合あり。

    2. not of legal age → 「法定年齢に達していない」。フレーズとして使われます。

    3. juvenile → 「少年/未成年の」。より法律的で公式な響きがあります(形容詞/名詞)。


これらはいずれも「未成年である」という意味を含みますが、underageは形容詞として「〜するには若すぎる」「法的年齢未満」のニュアンスをより直接的に強調する点が特徴です。


  • 反意語(antonyms)


    1. of age → 「法定年齢に達している」

    2. adult(形容詞として使う場合)→ 「成人の」

    3. legal age(名詞フレーズ)→ 「法定年齢」



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)

    アメリカ英語: /ˌʌndərˈeɪdʒ/

    イギリス英語: /ˌʌndəˈreɪdʒ/


  • 強勢(アクセント)の位置

    “un-der-AGE” のように、後半の「-age」に強勢がきます。

    /ʌn.dər/ の「dər」の音は弱めに発音し、「eɪdʒ」のところをはっきりと伸ばします。


  • よくある発音の間違い


    • /ˌʌn.daːrˈeɪdʒ/ のように「アンダー」と「アージ」をはっきり区切りすぎてしまうことがあります。

    • アクセントを前に置いて “UNDER-age” とするのは不自然に聞こえます。後ろの /eɪdʒ/ にストレスを置きましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス


    • underage と書くところを「under-age」のようにハイフンを入れてしまう誤りがあります。現代英語では多くの場合ハイフンなしで “underage” と書きます。

    • まれに “underaged” と -d が付けられるケースがありますが、通常は “underage” が正用法。


  • 同音異義語との混同


    • “under” (下) と “age” (年齢) をそれぞれ別の単語と勘違いして文中で区切る誤用に注意しましょう。


  • 試験対策や出題傾向


    • TOEICや英検では、パッセージの社会問題や法令に関するトピックで登場する可能性があります。「underage drinking/gambling/workers」などが頻出フレーズです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「under(下)+ age(年齢)」=「年齢が足りない」 → 「未成年」と覚えましょう。

  • 「法定年齢の下にある」という図をイメージすると定着しやすいです。

  • ゲームやアプリケーションなどでも「You must be 18 or older to play. If you are underage, you cannot continue.」という表現を目にする機会が多いので、そうしたシーンを思い浮かべておくと定着しやすいです。


以上が “underage” の詳細解説です。未成年や法律上の年齢制限と関わるシーンでよく使われる単語なので、正確に意味を理解して使いこなせるようにしておきましょう。

意味のイメージ
underage
意味(1)

規定年齢に達しない;未成年の

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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