元となった辞書の項目
toothpaste
解説
1. 基本情報と概要
単語: toothpaste
品詞: 名詞(n)
英語での意味
A paste or gel dentifrice used with a toothbrush to clean and maintain the health and aesthetics of teeth.
日本語での意味
歯磨き粉のことです。歯を磨くときに使うペースト状またはジェル状の洗浄剤です。
こういう場面で使われる:歯を清潔に保ち、プラークや口臭予防などの目的で使用されます。一般的にどんな人でも毎日使うものなので、日常生活の中でよく登場する単語です。
活用形について
- 一般的には数えられないものとして扱われることが多いですが、チューブなどの単位で複数形の “toothpastes” として使われることもあります。
- 例: I bought three different toothpastes to compare them.
- 例: I bought three different toothpastes to compare them.
- 「toothpaste」は基本的に名詞だけの用法で、他の品詞としてはほとんど使われません。
CEFRレベル
- A2(初級)
日常生活で頻繁に登場する身近な単語であり、かつ日用品を表すため、比較的早い段階で学習する単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- tooth + paste
- tooth: 歯
- paste: ペースト、練り物
- tooth: 歯
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- mint-flavored toothpaste
(ミント味の歯磨き粉) - whitening toothpaste
(ホワイトニング効果のある歯磨き粉) - fluoride toothpaste
(フッ素入りの歯磨き粉) - non-fluoride toothpaste
(フッ素無しの歯磨き粉) - sensitive toothpaste
(知覚過敏用の歯磨き粉) - travel-size toothpaste
(旅行用サイズの歯磨き粉) - gel toothpaste
(ジェルタイプの歯磨き粉) - tube of toothpaste
(歯磨き粉1本) - paste the toothpaste on the brush
(歯ブラシに歯磨き粉をつける) - eco-friendly toothpaste
(環境に配慮した歯磨き粉)
3. 語源とニュアンス
- 語源:
- 「tooth」は古英語の “tōþ” (単数形) / “tēþ” (複数形) に由来し、歯を意味します。
- 「paste」はフランス語
pâte
やラテン語pasta
(練り物)に由来するとされ、現在の英語では練り状やペースト状のものを指します。
- 「tooth」は古英語の “tōþ” (単数形) / “tēþ” (複数形) に由来し、歯を意味します。
- 歴史的使用: 歯磨きの習慣自体は古くから存在しましたが、「toothpaste」という単語として定着したのは近代以降です。
- ニュアンス・使用時の注意点:
- 口語・書き言葉を問わず幅広く使われる、非常に日常的な単語です。
- 特にカジュアルやフォーマルに分けてニュアンスが変わる単語ではなく、生活必需品の一つとして幅広い文脈で使われます。
- 口語・書き言葉を問わず幅広く使われる、非常に日常的な単語です。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞(不可算扱いが多いが場合によっては可算扱い)
- 多くの場合は “toothpaste” を不可算名詞として用い、「some toothpaste」「a tube of toothpaste」などと言います。
- ただし、市販品として商品そのものを指すときは、可算扱いし “toothpastes” と表記することもあります。
- 多くの場合は “toothpaste” を不可算名詞として用い、「some toothpaste」「a tube of toothpaste」などと言います。
- 一般的な構文例:
- “I need to buy (some) toothpaste.”
- “Have you seen my toothpaste?”
- “I need to buy (some) toothpaste.”
- イディオム的表現: 歯磨き粉単独でのイディオムはあまりありませんが、日常会話の中で「(like) squeezing toothpaste out of the tube」など、何かを引き出すのが難しい状況を比喩的に言う表現が時々あります。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “I ran out of toothpaste this morning. Can I borrow yours?”
(今朝、歯磨き粉を使い切っちゃったんだけど、あなたのを借りてもいい?) - “Make sure to brush your teeth with toothpaste before bedtime.”
(寝る前には必ず歯磨き粉をつけて歯を磨くようにしてね。) - “Why don’t we try a new toothpaste flavor this time?”
(今度は新しい味の歯磨き粉を試してみませんか?)
ビジネスでの例文(3つ)
- “Our company is launching a new line of organic toothpaste next month.”
(当社は来月、有機歯磨き粉の新商品ラインを発売します。) - “We should analyze the toothpaste market trends before planning our marketing strategy.”
(マーケティング戦略を立案する前に、歯磨き粉市場のトレンドを分析すべきです。) - “The toothpaste commercial will premiere on national TV tomorrow.”
(その歯磨き粉のコマーシャルは明日、全国放送で初公開されます。)
学術的・専門的な文脈の例文(3つ)
- “Clinical studies have shown that fluoride toothpaste significantly reduces dental caries.”
(臨床研究によると、フッ素入り歯磨き粉は虫歯の発生を大幅に減少させることが示されています。) - “The pH level of the toothpaste can affect the enamel’s remineralization process.”
(歯磨き粉のpHレベルはエナメル質の再石灰化プロセスに影響を与える可能性があります。) - “Researchers are exploring new ingredients for toothpaste aimed at preventing periodontal disease.”
(研究者たちは歯周病予防を目的とした新しい成分を含む歯磨き粉を探求しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
dental cream(歯磨きクリーム)
→ 一部地域や特定の商品名で用いられることがありますが、一般的には “toothpaste” の方がポピュラーです。tooth gel(歯磨きジェル)
→ 質感がジェル状である特定の商品を指すことが多く、一般的な練り状・ペースト状よりもやや専門性がある表現です。
反意語
- 明確な反意語は存在しませんが、あえて言うなら「(歯を磨かないもの)」などが挙げられます。ただし、通常は反意語として取り上げられる単語はありません。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈtuːθ.peɪst/
- アクセントは最初の音節 “tooth” に置かれます。
- アクセントは最初の音節 “tooth” に置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い
- アメリカ英語: /ˈtuːθ.peɪst/(「トゥースペイスト」)
- イギリス英語: 比較的同じ発音が多いですが、/uː/ の長さが若干異なることがあります。ほぼ違いはわずかです。
- アメリカ英語: /ˈtuːθ.peɪst/(「トゥースペイスト」)
- よくある発音の間違い
- /θ/ の音を /s/ などで発音してしまうこと。
- “paste” の /eɪ/ があいまいになり “pest” のように聞こえてしまうこと。
- /θ/ の音を /s/ などで発音してしまうこと。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
- “toothpaste” を “toothpast” として最後の “e” を抜かしてしまうミスに注意しましょう。
- “toothpaste” を “toothpast” として最後の “e” を抜かしてしまうミスに注意しましょう。
- 同音異義語との混同:
- 同音異義語は特にありませんが、「too」や「paste」と区切って聞いて混同しやすいかもしれません。
- 同音異義語は特にありませんが、「too」や「paste」と区切って聞いて混同しやすいかもしれません。
- TOEIC・英検などを受ける際の注意:
- 生活用品関連の文脈で頻出する単語ですが、テストの中では広告・会話文などで目にすることが多いかもしれません。語彙としては難易度は低いので、確実に覚えたい単語です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “tooth” + “paste” というパーツに分けて、そのまま直訳すると「歯のためのペースト」というイメージで理解できます。
- 買い物リストや洗面所のイメージを思い浮かべると記憶しやすいです。
- スペリングで “tooth” の「oo」、そして “paste” の「paste」の部分をしっかり意識すると覚えやすいでしょう。
以上が名詞「toothpaste」の詳細な解説です。日常的に欠かせないアイテムなので、ぜひ覚えておきましょう。
意味のイメージ
意味(1)
練り歯磨き