最終更新日:2025/09/25

ショウガ(ショウガ科の多年生植物),ショウガの根茎 / しょうが色,淡赤黄色 / 《話》元気,精力

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元となった辞書の項目

ginger

名詞

ショウガ(ショウガ科の多年生植物),ショウガの根茎 / しょうが色,淡赤黄色 / 《話》元気,精力

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私は紅茶に入れたショウガの味が好きです。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: ginger

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): A spicy and aromatic root used as a seasoning or flavoring in cooking and beverages.

意味(日本語): 料理や飲み物の風味付けに使われる、香りが強く少し辛味のある根(生姜)のことです。

「料理をするときに使う、生姜のことですよ。料理の風味を高めたり、飲み物に入れてスパイシーさを加えたりするニュアンスの単語です。」

CEFRレベル: B1(中級)

「日常会話でもよく出る単語ですが、専門用語というほどではなく、一般的に広く使われる単語です。」

活用形・他の品詞


  • 名詞形: (単数) ginger / (複数) gingers → 一般的には不可算扱い(「生姜」という物質扱い)の場合が多いですが、生姜の種類や株などを数える時は可算扱いになることもあります。

  • 形容詞形: gingery (生姜のような味がする、または赤茶色っぽい)

  • 動詞化: “to ginger (something) up” のように使われることがあります。「〜を活気づける、元気にする」という意味の口語表現です。

2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: 「ginger」


    • 接頭語・接尾語として特に分解されない一般的な単語です。


  • 派生語や類縁語:


    • gingery: 「生姜風味の、または生姜のように赤茶色がかった」の意味を持つ形容詞。

    • gingerly: 「用心深く、慎重に」という意味の副詞(語源が違う説もあるため注意が必要)。

    • to ginger up: 動詞の句動詞として、「元気づける、刺激を与える」。


よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選


  1. fresh ginger(生の生姜)

  2. ground ginger(粉末生姜)

  3. pickled ginger(ガリなど漬物にした生姜)

  4. ginger ale(ジンジャーエール)

  5. ginger tea(生姜茶)

  6. ginger root(生姜根)

  7. ginger bread(ジンジャーブレッド)

  8. ginger flavor(生姜の風味)

  9. ginger slice(生姜のスライス)

  10. ginger candy(生姜のキャンディ)

※日本語訳をつけると「新鮮な生姜、粉末生姜、漬物の生姜、ジンジャーエール、生姜茶、生姜の根、ジンジャーブレッド、生姜の風味、生姜のスライス、生姜のキャンディ」といった具合です。

3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • 「ginger」はラテン語の “zingiber” やギリシャ語の “zingiberis”、さらにはサンスクリット語の “śṛṅgavēra (シンガヴェーラ)” にさかのぼります。古くから世界各地でスパイスとして使われてきました。


  • ニュアンス:


    • 主に料理で使用される単語ですが、味や香りだけでなく身体を温めるなどの健康効果を連想させる語でもあります。

    • 「to ginger up」という口語表現では「刺激を与える」「盛り上げる」「活気づける」といったポジティブなイメージが伴います。

    • くだけた日常会話からフォーマルな文書まで問題なく使用できますが、料理に関連する文脈で最も自然に登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算:


    • 一般的に「不可算」の扱いが多いですが、「gingers」として数える場合は品種や個々の塊(roots)を指すときなどに使うことがあります。


  • 構文上のポイント:


    • 料理のレシピなどで “add ginger” といった形で直接目的語(ginger)をとる場合がほとんどです。

    • 動詞形(口語): “to ginger up” (他動詞) → 例: “Ginger up the party with some fun music.”


  • フォーマル/カジュアル:


    • 料理の文脈や健康の話題で広く使われるため、特にフォーマル・カジュアルの大きな区別はありませんが、スピーチやプレゼンで「元気づける」という意味で使う際は口語的になります。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Could you pass me the ginger? I want to add some flavor to the soup.”


    • 「生姜取ってくれる?スープに少し風味を加えたいの。」


  2. “I love drinking ginger tea when I have a cold.”


    • 「風邪をひいたときに生姜茶を飲むのが大好きなんだ。」


  3. “Let’s put a slice of fresh ginger in the stir-fry for extra heat.”


    • 「炒め物に生姜をスライスして入れると、ピリッとしておいしいよ。」


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We are planning to launch a new line of ginger-flavored health drinks next quarter.”


    • 「来期に生姜風味の健康飲料の新商品を発売する予定です。」


  2. “Our market research indicates that ginger-based products are in high demand.”


    • 「市場調査によると、生姜をベースにした製品は需要が高いことがわかっています。」


  3. “Could you ginger up the presentation with some vivid visuals?”


    • 「プレゼンをもう少し活気づけるために、印象的なビジュアルを追加してくれない?」


(3) 学術的/専門的文脈での例文


  1. “Ginger has been shown to have anti-inflammatory properties in several clinical studies.”


    • 「生姜には抗炎症作用があることが複数の臨床研究で示されています。」


  2. “The pharmacological effects of ginger are attributed to its bioactive compounds, such as gingerols.”


    • 「生姜の薬理学的作用は、ジンゲロールなどの生理活性物質によると考えられています。」


  3. “Researchers are investigating ginger as a potential supportive treatment for gastrointestinal issues.”


    • 「研究者たちは生姜が消化器系の問題へのサポート的な治療になる可能性を調査しています。」


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語(synonyms):


    • (香辛料としての意味合いで大きく被る単語は少ないが、料理で「スパイス」という意味合いの)

    • “spice” (スパイス) → 総称的に「香辛料」という意味で、より広範囲。

    • “turmeric” (ウコン) → 同じように根茎を使うが、色味も風味も違う。

    • “galangal” (ガランガル) → 東南アジア料理で使われるが、味・香りは異なる。


  • 反意語(antonyms):


    • 特定の「香りがない・辛味がない」食材を反意語として例示するのは難しいですが、あえて挙げるなら “mild ingredients” (穏やかな食材) などが対照的。


料理で使う場合、どれも香辛料ですが、それぞれ風味や色合いが異なります。たとえば「turmeric」は鮮やかな黄色、「galangal」は柑橘系の香り、と比較すると、「ginger」はピリッとした辛味とさわやかな香りが特徴です。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • イギリス英語: /ˈdʒɪn.dʒə/

    • アメリカ英語: /ˈdʒɪn.dʒɚ/


  • アクセント:


    • 「dʒín-dʒər」のように、最初の音節 “gin” に強勢がきます。


  • よくある間違い:


    • “gir-ger” のように /r/ を強く発音しすぎたり、「ジンガー」と誤って伸ばす場合があります。

    • 子音は “dʒ” (「ジ」) の音で始まる点に注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “giner” や “gingger” など “g” の重複や “i” の抜け落ちに注意。

  2. 同音異義語: “gingerly” は「慎重に」の意味で語源が異なる可能性があるため、混同しないようにする。

  3. 試験対策: TOEICや英検で直接出題される頻度は高くないですが、料理や健康に関する文章の読解問題などで目にすることがあるため、意味を理解しておくと役立ちます。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ジンジャーエール」を思い浮かべると覚えやすいかもしれません。普段から目にする飲み物ですので、音とスペリングを確かめながら「ginger」を意識すると良いでしょう。

  • 生姜の“ジン”という辛いイメージで歯切れよく「ジン・ジャー」と発音すると、スペルの “gin-ger” も思い出しやすくなります。

  • またレシピやメニューを実際に見ると記憶に定着しやすいので、英語の料理本やクッキング動画で “ginger” という単語を探してみましょう。


以上が名詞 “ginger” の詳細解説になります。料理にも健康にも広く使われる身近な言葉なので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
ginger
意味(1)

ショウガ(ショウガ科の多年生植物),ショウガの根茎

意味(2)

しょうが色,淡赤黄色

意味(3)

《話》元気,精力

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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