最終更新日:2025/09/24

燃えている,焼けている / 燃えるように熱い;強烈な / 火急の,差し迫った

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元となった辞書の項目

burning

形容詞

燃えている,焼けている / 燃えるように熱い;強烈な / 火急の,差し迫った

このボタンはなに?

燃えている宇宙空間を漂う小さな岩石や金属の塊が流れ星を作り出す

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解説

1. 基本情報と概要

単語: burning

品詞: 形容詞 (主に「燃えている」「激しい」「切実な」というニュアンスを表す)

CEFRレベル: B2(中上級)


  • ある程度英語に慣れてきた学習者が、比喩的な表現や感情を強調する場面で理解しておきたい単語です。


英語での意味


  1. (Literal) Very hot; on fire


    • 実際に燃えている、または非常に熱い状態を表す。


  2. (Figurative) Intense or passionate


    • 切実に求めている、激しい感情がある、強い思いを抱く、といったニュアンスを持つ。



日本語での意味


  1. 実際に燃えている、または非常に熱い状態を指します。


    • 例: 「燃え上がっている」「灼熱のような」

    • 火がついて燃えている様子や、高温である状態を言います。


  2. 強い感情や切実な思いを示すときにも使われます。


    • 例: 「切実な問題」「激しい願望」「強い思い」

    • 何かをとても求めている場合や、強い意欲を表すときに使います。


「burning」という形容詞は、実際の火に関連する場面や、比喩的に強い感情・願望を話す場面でよく使われます。


活用形や他品詞形


  • 原形(形容詞): burning

  • 比較級・最上級(形容詞): この形容詞としては通常比較級を取りませんが、文脈によって “more burning” “most burning” と表現されることはまれにあります(ただし、自然な表現としてはあまり一般的ではありません)。

  • 動詞 “burn” の現在分詞/動名詞: burning


    • 例: “Burning coal” (燃えている石炭), “Burning all night” (一晩中燃え続ける)


  • 過去形(動詞 burn): burned / burnt (イギリス英語で “burnt” が好まれます)

  • 過去分詞(動詞 burn): burned / burnt


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: burn (燃える)

  • 接尾辞: -ing (形容詞や動名詞を作る接尾辞)

派生語や類縁語


  • burn (動詞): 燃える、焼く

  • burnt (形容詞): 焼け焦げた、日焼けした

  • burnout (名詞): 燃え尽き症候群、極度の疲労

コロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. burning issue → 切実な問題

  2. burning desire → 激しい願望/欲求

  3. burning passion → 燃えるような情熱

  4. burning question → 最重要の疑問、解決が急がれる質問

  5. burning sensation → 焼けるような感覚(痛みなど)

  6. burning hot → 非常に熱い

  7. burning sun → 燃えるように照りつける太陽

  8. burning curiosity → 沸き立つ好奇心

  9. burning need → 切実な必要

  10. burning with embarrassment → 恥ずかしさで顔が火照る


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の “bærnan” (燃やす) に由来し、そこから現在分詞 “burning” が派生して形容詞としても使われています。

  • 歴史的使用: もともと「火がついて燃えているさま」を表す直接的な意味でしたが、やがて「激しい感情」や「切実さ」を表す比喩的表現にも用いられるようになりました。

使用時の注意点・ニュアンス


  • 実際の火を伴う「燃えている」状態か、比喩的に「激しい、切実な思い」のどちらなのかを文脈で判断します。

  • 文章表現・会話ともに使われますが、「burning desire」などは少し文語的/強調的になることがあります。

  • カジュアルでも使いますが、感情を強調する場合や緊迫感のある問題を言及する場合にはややフォーマルにも聞こえます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 形容詞として名詞を修飾


    • 例: “The burning building” (燃えている建物)


  2. 比喩的に感情や問題を表現


    • 例: “a burning question” (切実な疑問)


  3. 可算・不可算名詞とは直接関係しません


    • 形容詞のみとして働くため、名詞に可算/不可算がある場合は文脈に合わせて修飾する形になります。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “It’s absolutely burning outside, so make sure you wear sunscreen.”


    • 「外は本当に焼けるように暑いから、日焼け止めを塗りなよ。」


  2. “Be careful with that pan; it’s burning hot.”


    • 「そのフライパン気をつけて、すごく熱いから。」


  3. “I have a burning desire to travel the world.”


    • 「世界を旅したいという強い願望があるんだ。」



ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “There is a burning issue we must address in this afternoon’s meeting.”


    • 「今日の午後の会議で取り組まなくてはならない、緊急の問題があります。」


  2. “The company’s burning ambition is to expand into new global markets.”


    • 「その会社の切実な目標は、新しい海外市場に進出することです。」


  3. “We can’t ignore this burning concern shared by many employees.”


    • 「多くの従業員が共有しているこの切実な懸念を無視することはできません。」



学術的な文脈での例文 (3つ)


  1. “The burning question among researchers is whether these findings can be replicated.”


    • 「研究者たちの最重要課題は、これらの結果が再現できるかどうかです。」


  2. “In chemistry, understanding the burning properties of certain gases is crucial for safety.”


    • 「化学では、一部のガスの燃焼特性を理解することが安全のために非常に重要です。」


  3. “His burning curiosity led him to conduct extensive experiments.”


    • 「彼の旺盛な好奇心が、大規模な実験に踏み切らせたのです。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “fiery” (炎のような、激しい)


    • より感情が強く、ドラマチックに感じられる表現。

    • 例: “Her fiery speech moved the audience.” (彼女の激しい演説は聴衆を感動させた)


  2. “blazing” (燃え盛る、猛烈に暑い)


    • 「まばゆく燃え上がっている」イメージ。より視覚的なニュアンスが強い。

    • 例: “A blazing sun beat down on us.” (炎天下の太陽が私たちを照りつけた)


  3. “scorching” (焦げつくように暑い)


    • 主に「ものすごく暑い」という意味で使われる。比喩的に厳しい批評などを表す場合もある。

    • 例: “It was a scorching day in the desert.” (砂漠では焦げつくような暑さだった)


反意語


  • “cool” (涼しい、冷静な)


    • 物理的にも感情的にも対照的な単語。


  • “mild” (穏やかな)


    • 熱や感情の強さが抑えられた状態を表す。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号: /ˈbɜːrnɪŋ/ (米: /ˈbɝːnɪŋ/, 英: /ˈbɜːnɪŋ/)

  • 強勢は bur の部分にあります (最初の音節にアクセント)。

  • アメリカ英語では “r” の音が強く発音され、イギリス英語では “r” がやや控えめになります。

  • “u” の音が “ɜː” と発音される点に注意(日本人学習者が “barning” のように /ɑː/ で発音しないように気をつけましょう)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “burning” を “buring” などと綴ってしまうことがよくあるので注意。

  • 同音異義語としての間違い: “burn” と “barn” (納屋) は同じ音ではなく、似かよっているように聞こえる場合がありますが音が異なります。

  • TOEICや英検:


    • 比喩的表現を理解する問題で「burning issue」「burning question」といったフレーズが出る可能性があります。

    • 読解などで「重大な問題」「緊急の課題」という文脈を示す際に登場しやすい表現です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「火がボーボー燃えている様子」を思い浮かべ、その勢いをそのまま感情や問題の切迫度に当てはめると覚えやすいです。

  • スペリングのポイント: “burn”(燃える)+ “ing” と単純に考えると覚えやすいでしょう。

  • 勉強テクニック: 何か「熱中していること」や「激しい情熱」を抱えているとき、自分自身の状況を “I have a burning desire to…” と言ってみて慣れていくと定着しやすいです。


以上が、形容詞 “burning” の詳細な解説です。実際の火や激しい感情を表すときに、とても便利な単語ですので、ぜひ使い方をマスターしてみてください。

意味のイメージ
burning
意味(1)

燃えている,焼けている

意味(2)

燃えるように熱い;強烈な

彼女は成功を切望しています。

このボタンはなに?
意味(3)

火急の,差し迫った

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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