最終更新日:2025/07/27
編集履歴(0)
元となった辞書の項目

backache

名詞

背の痛み

このボタンはなに?

私は昨日からひどい背の痛みに苦しんでいます。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: backache

品詞: 名詞 (countable: a backache, two backaches など)


  • 英語での意味: pain in the back

  • 日本語での意味: 背中の痛み

「backache」は、背中に感じる痛み全般を指す英単語です。日常的に「背中が痛い」「腰が痛い」といった場面で使われます。そこまでフォーマルな表現ではなく、一般的な会話や医療現場でも頻出する語です。

活用形・他品詞


  • 名詞なので変化形はありません。ただし複数形は “backaches” となります。

  • 「backache」という単語を他の品詞に直接変化させることはありませんが、たとえば “ache” の部分は動詞(to ache)として使われることがあります。

CEFRレベルの目安: B1(中級)

日常会話でよく使われる健康や体の状態を表す単語であり、中級程度で身につけると便利です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • back(背中)

  • ache(痛み/痛みを伴う)

「back」+「ache」で「背中の痛み」という意味になります。

「ache」は頭痛(headache)や歯痛(toothache)など、他の体の部位にも広く使われます。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. chronic backache(慢性的な背中の痛み)

  2. severe backache(ひどい背中の痛み)

  3. lower backache(腰のあたりの背中の痛み)

  4. upper backache(背中上部の痛み)

  5. complain of a backache(背中の痛みを訴える)

  6. suffer from backache(背中の痛みに苦しむ)

  7. relieve backache(背中の痛みを和らげる)

  8. treatment for backache(背中の痛みの治療)

  9. prevent backache(背中の痛みを予防する)

  10. mild backache(軽い背中の痛み)


3. 語源とニュアンス


  • 語源


    • 「back」はゲルマン系の古英語 bæc に由来し、「背中」を意味します。

    • 「ache」は古英語の æce に遡り、「痛み」という意味を持ちます。

    • この2つが組み合わさって「背中の痛み」を表す語となりました。


  • ニュアンスと使用時の注意点


    • カジュアルからセミフォーマルまで幅広く使われます。

    • 医療現場でも日常会話でも一般的な言葉なので、気軽に使えます。

    • 「back pain」とほぼ同義ですが、「backache」はやや「鈍い・ずきずきする痛み」というニュアンスを伴うことが多いです。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞の可算・不可算: 「backache」は可算名詞として扱うのが一般的です(a backache, two backaches など)。しかし、日常会話では「I have backache.」のように不可算的な扱いをする場面もあります。地域や文脈で揺れがあります。

  • 使用シーン: カジュアル(「I’ve got a backache.」)から日常のセミフォーマルな文書(「He has suffered from chronic backache.」)まで幅広く使えます。

一般的な構文例


  • have a backache: 「背中が痛む」


    • 例: “I have a bad backache today.”


  • suffer from backache: 「背中の痛みに苦しむ」

  • relieve one’s backache: 「背中の痛みを和らげる」


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I’ve had a backache all morning.”


    • (朝からずっと背中が痛くて困っているよ。)


  2. “Do you know any good stretches for backache?”


    • (背中の痛みに効くストレッチを知ってる?)


  3. “I woke up with a terrible backache today.”


    • (今朝起きたらひどい背中の痛みがあったんだ。)


ビジネスシーンでの例文


  1. “I couldn’t concentrate on the meeting because of my backache.”


    • (背中の痛みのせいで会議に集中できませんでした。)


  2. “He asked to work remotely due to his chronic backache.”


    • (彼は慢性的な背中の痛みのため、在宅勤務を希望しました。)


  3. “Please take a short break if your backache gets worse.”


    • (背中の痛みが悪化したら、短い休憩を取ってください。)


学術的・医療現場での例文


  1. “Chronic backache can be reduced through regular physical therapy.”


    • (慢性的な背中の痛みは、定期的な理学療法で軽減できます。)


  2. “Many patients with backache benefit from posture correction exercises.”


    • (背中の痛みを訴える多くの患者は、姿勢矯正の運動の恩恵を受けています。)


  3. “The research explores the relationship between stress and backache.”


    • (その研究はストレスと背中の痛みの関連性を調査しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. back pain(背中の痛み)


    • 「backache」とほぼ同じ意味だが、より一般的でフォーマルな印象。


  2. lumbago(腰痛)


    • 「腰痛」を指す医学・専門用語的な表現。


  3. spinal pain(脊椎に関する痛み)


    • 脊椎全体の痛みを指すため、背中以外の部位も含む場合がある。


反意語


  • 「backache」の明確な反意語はありませんが、痛みが無い状態を表すなら


    • comfort(快適さ)

    • ease(楽な状態)

      などが対比的に使える場合があります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): 【ˈbæk.eɪk】

  • アメリカ英語/イギリス英語: 基本的に同じ発音です。


    • アメリカ英語: [ˈbæk.eɪk]

    • イギリス英語: [ˈbæk.eɪk]


  • アクセント位置: 「báck-ache」のように「back」に強勢があります。

  • よくある発音ミス: 「ache」を [eɪk] でなく [ak] や [etch] のように誤発音することがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「backak」や「backachee」とつづりを誤ることがあるので注意。

  • “ache” の発音: 「エイク」に近い音 [eɪk]。つづりと音がややかけ離れている点に注意。

  • 同音異義語との混同: “ache” と “eight” は似ていますが綴りも意味も異なります。

  • 試験対策: TOEICや英検などのリスニング・リーディングで、「症状」「健康状態」を問う問題によく登場します。「backache」のほかに「headache」「stomachache」などもセットで覚えると便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「背中(back)」+「痛み(ache)」で「背中の痛み」と直感的につながりやすい単語です。

  • 「back」も「ache」も「頭痛(headache)」「歯痛(toothache)」の仲間とセットでイメージすると覚えやすくなります。

  • スペルを覚えるときは “ache” を「エイク」と音読して、 “a + che” (チョコレートの “choco” の “ch” と同じ発音ではない点) に注意してみましょう。


以上が「backache」の解説になります。日常会話・ビジネス・学術的シーンまでさまざまな場面で「背中の痛み」を表現するのに役立つ単語です。ぜひ覚えて活用してみてください。

意味のイメージ
backache
意味(1)

背の痛み

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★