最終更新日:2025/08/05
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元となった辞書の項目

ambulance

IPA(発音記号)
名詞

救急車

このボタンはなに?

事故の後すぐに救急車が到着しました。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: ambulance

品詞: 名詞 (countable noun)

活用形:


  • 単数形: ambulance

  • 複数形: ambulances

英語の意味: A vehicle equipped for taking sick or injured people to and from the hospital.

日本語の意味: 病人やけが人を病院まで運ぶための、医療機材が備えられた救急車。

「ambulance」は、救急医療の必要な人を医療機関に運ぶ目的で使われる車両を指す単語です。緊急時の搬送の際に使用される、特別に装備が施された車のことを表します。

CEFRレベルの目安: A2(初級)

→ 日常生活の基本的な語彙として、比較的早い段階で学ぶ単語です。

他の品詞例:


  • 形容詞的用法(限定的に用いる例): ambulance service(救急車のサービス)や ambulance driver(救急車の運転手)など、「ambulance + 名詞」の形で形容詞的に使うことがあります。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: ambulance

  • 派生語や類縁語:


    • paramedic(救急医療士)

    • emergency(緊急、緊急事態)


よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ


  1. call an ambulance(救急車を呼ぶ)

  2. ambulance service(救急車のサービス)

  3. ambulance driver(救急車の運転手)

  4. ambulance station(救急車の待機所)

  5. ambulance crew(救急車の乗務員)

  6. arrive by ambulance(救急車で到着する)

  7. send for an ambulance(救急車を呼びにやる)

  8. ambulance response time(救急車の到着までの時間)

  9. air ambulance(航空救急機)

  10. be taken to the hospital by ambulance(救急車で病院に運ばれる)


3. 語源とニュアンス

語源: フランス語の “ambulant”(歩く、動き回る)やラテン語の “ambulare”(歩く)が由来です。最初は「動く病院」などを指しており、現代では患者をすばやく搬送するための車両を表すようになりました。

ニュアンス:


  • 緊急性が強く、特に人の命や怪我に関わる重大な場面を連想させる単語です。

  • 会話や文章で使われるときは、深刻な状況や医療の必要性を示す文脈がほとんどです。

  • フォーマル、カジュアルどちらでも使用されますが、建前としてはあまり冗談に使う単語ではありません。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞(countable noun): an ambulance, two ambulances などの形で数えられます。

  • 一般的な構文: “call an ambulance,” “take an ambulance,” “arrive in an ambulance” など。

  • 使用シーン: フォーマル・カジュアル問わず、一般的に使われますが、緊急的な文脈が多いため、口語でもシリアスな場面が多いです。


5. 実例と例文

日常会話での例 (3つ)


  1. “I think he broke his arm. Should we call an ambulance?”

    (彼、腕を折ったみたい。救急車呼んだほうがいいかな?)


  2. “The traffic was so bad that the ambulance took a while to get here.”

    (交通渋滞がひどくて、救急車が到着するのに時間がかかったよ。)


  3. “Make way, there’s an ambulance coming behind us!”

    (道を空けて!救急車が後ろから来てるよ!)


ビジネスシーンでの例 (3つ)


  1. “Our company provides software for the local ambulance service.”

    (当社は地域の救急車サービスにソフトウェアを提供しています。)


  2. “We have installed a new system to improve ambulance response times.”

    (救急車の到着時間を短縮するために、新システムを導入しました。)


  3. “In case of an accident at the factory, please dial 911 for an ambulance immediately.”

    (工場で事故が発生した場合は、すぐに911に電話して救急車を呼んでください。)


学術的・専門的な例 (3つ)


  1. “The study focused on reducing ambulance turnaround times at the hospital.”

    (この研究は病院での救急車のターンアラウンドタイム(滞在時間)を減らすことに焦点を当てています。)


  2. “Ambulance services are a critical component of emergency medical care.”

    (救急車のサービスは、救急医療の重要な要素です。)


  3. “Researchers analyzed ambulance dispatch data to optimize route planning.”

    (研究者たちは経路計画を最適化するため、救急車の配車データを分析しました。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    • emergency vehicle(緊急車両)

    • paramedic vehicle(救急医療士用の車両)

    • rescue vehicle(救助車両)


どれも緊急対応を行う車両という点では似ていますが、特に「ambulance」は医療的設備を施した車両を強調します。


  • 反意語: 特定の反意語はありませんが、比較するとしたら “private car”(私用車)など、医療機能のない一般車両が対極です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈæm.bjə.ləns/ (アメリカ英語) /ˈæm.bjʊ.ləns/ (イギリス英語)


    • アクセントは最初の “am-” の部分にあります。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな相違はありませんが、母音 /ə/ と /ʊ/ の違いにより、アメリカ英語では「アムビャランス」、イギリス英語では「アンビュランス」に近い音になります。

  • よくある間違い: b の後ろにある j の音 “bjə” を「ビュー」や「ベア」と間違えやすい点です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “ambulence” とつづってしまう誤りがよくあります。

  • 同音異義語との混同: 特になし。似たような単語はありませんが、発音で “ambience” (雰囲気) と混同しないように注意しましょう。

  • 試験対策: TOEICや英検で単語問題として出る場合は、医療や公共サービスの文脈中に出題されることが多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “Ambulance” の「ambu-」には「歩く」「動き回る」という意味が根っこにあると覚えておくと、語源のイメージと結びつけやすいです。

  • 実際にサイレンが鳴る様子をイメージすると、救急の緊迫感とともに単語が覚えやすいでしょう。

  • スペリングのコツ: “-lance” は「ランス」と覚え、 “am + bu + lance” と3つに分けるとミスを減らすのに役立ちます。

以上が「ambulance」の詳細解説です。緊急医療に欠かせない重要な単語なので、正しい発音とスペルで覚えておきましょう。

意味のイメージ
ambulance
意味(1)

救急車

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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