最終更新日:2025/08/04

アルコールの,アルコール性の / アルコールのはいった;アルコール漬けの / アルコール中毒の

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元となった辞書の項目

alcoholic

形容詞

アルコールの,アルコール性の / アルコールのはいった;アルコール漬けの / アルコール中毒の

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彼は、いっさいアルコールは口にしない。

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解説

以下では、形容詞“alcoholic”について、学習者にも分かりやすいように詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

英語: alcoholic

日本語: アルコールの、アルコールを含む

形容詞としての“alcoholic”は、「アルコールを含むさまの」「アルコールが原因となるさまの」という意味を持ちます。例えば、“alcoholic drinks”(アルコール飲料)などのように使われます。お酒のニュアンスを含む形容詞と思ってください。


  • 品詞: 形容詞(adjective)

  • 活用形: 形容詞は基本的に比較級や最上級を取る場合は “more alcoholic” / “most alcoholic” となりますが、日常的にそういった形で使うことはあまり多くありません。

  • 他の品詞の形:


    • 名詞形もあり、“an alcoholic” で「アルコール依存症の人」という意味を持ちます。これは形容詞ではなく名詞としての使い方です。

    • 副詞 “alcoholically” としてはあまり一般的ではありませんが、意味としては「アルコールによって」「アルコール状態で」のようになります。


難易度目安(CEFRレベル): B2(中上級)

お酒関連の成分表記的なワードとしてよく使われますが、社会的・医学的な文脈(アルコール依存症など)でも出てくるためやや広めの語彙力が必要です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • alcohol(アルコール)

    • -ic(形容詞を作る接尾辞。「〜の性質を持つ」「〜に関係する」の意)


  • よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個):


    1. alcoholic beverage → アルコール飲料

    2. alcoholic drink → アルコールを含む飲み物

    3. alcoholic content → アルコール度数

    4. alcoholic taste → アルコールの味

    5. alcoholic fumes → アルコールの蒸気

    6. alcoholic addiction → アルコール依存症

    7. alcoholic fermentation → アルコール発酵

    8. alcoholic issue/problem → アルコール問題

    9. alcoholic odor → アルコールのにおい

    10. alcoholic party → (口語的)お酒中心のパーティー


これらのフレーズを見て分かるように、お酒に関わる性質や状況を表す時に“alcoholic”が用いられます。


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    “alcohol”という語は中世ラテン語 “alcohol” に由来し、そのまま英語に取り入れられました。そこに形容詞化する“-ic”がついて“alcoholic”になっています。


  • 歴史的背景:

    “alcoholic” は昔からお酒に関連する文脈や、アルコール依存症に関連して使われてきました。特に医学的客観や社会問題としての捉え方でも頻出する単語です。


  • 使用時の注意点とニュアンス:

    “alcoholic” は単に「アルコールを含む」といった中立的意味から、ネガティブに「アルコール依存症の」あるいは「常習的にアルコールを飲む」というニュアンスを含む場合があります。文脈次第で雰囲気が変わる言葉なので注意してください。


    • カジュアルなシーン: “alcoholic drink” のように単に「お酒入りのドリンク」を表現する

    • 医学的/フォーマルなシーン: “alcoholic patients” や “alcoholic addiction” のように、問題や依存症などを指し示す文脈が多い



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • “alcoholic” は形容詞なので、名詞の前に置いたり、補語として使われたりします。

    • 「お酒を含む」という文脈では通常形容詞形が使われ、“He likes alcoholic drinks.” のように表現します。

    • 「アルコール依存症の人」を意味するときは、形容詞でなく「名詞形の alcoholic」を指すことがあるので区別が必要です。


  • 使用シーン:


    • フォーマル: 論文や公的文書での「アルコール依存症(alcoholic addiction)」や「アルコール関連問題(alcoholic problems)」など。

    • カジュアル: バーやレストランで「アルコール入りカクテル」のように言及するとき。


  • Idiomatic usage or set phrases: 形容詞としての“alcoholic”は比較的ストレートで、イディオムというよりは、やや直接的に意味を表している場合が多いです。



5. 実例と例文

以下に場面別で例文を示します。

A. 日常会話(カジュアルシーン)


  1. “I prefer non-alcoholic drinks, so I’ll have a soda.”

    (私はお酒入りじゃない飲み物が好きなので、ソーダを頼むよ。)

  2. “Is this punch alcoholic or not?”

    (このパンチ、アルコール入ってるの? それとも入ってない?)

  3. “I don’t like the alcoholic smell; it’s too strong for me.”

    (アルコールのにおいは好きじゃないの。私には強すぎる。)

B. ビジネスシーン(会議・職場など)


  1. “We should provide both alcoholic and non-alcoholic options at the company party.”

    (会社のパーティーでは、アルコール入りとノンアルコール両方の選択肢を用意すべきですね。)

  2. “Consumption of alcoholic beverages is restricted during work hours.”

    (勤務時間中のアルコール飲料の摂取は制限されています。)

  3. “The new policy strictly prohibits bringing alcoholic drinks onto the premises.”

    (新しい方針で、社内にアルコール飲料を持ち込むことは厳しく禁止されています。)

C. 学術的な文脈(レポート・論文など)


  1. “Alcoholic fermentation is a key step in the production of wine and beer.”

    (アルコール発酵はワインやビールの製造において重要な工程です。)

  2. “Excessive intake of alcoholic beverages can lead to various health issues.”

    (過剰なアルコール飲料の摂取は、さまざまな健康上の問題につながる可能性があります。)

  3. “The study examined the effects of alcoholic substances on liver function.”

    (その研究では、アルコール物質が肝機能に与える影響を調査しました。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. boozy(ブージー)


      • 「酒気を帯びた」「酒好きの」という、よりカジュアルで口語的な表現


    2. intoxicating(イントキシケイティング)


      • 「酔わせる」「中毒性のある」という意味。ややフォーマル感がある。



  • 反意語:


    1. non-alcoholic(ノンアルコホリック)


      • 「アルコールの入っていない」、まさに対極の意味


    2. alcohol-free(アルコールフリー)


      • ほぼ同義だが、製品ラベルなどでよく見かける表現



類義語と比べると、“alcoholic”はストレートに「アルコールを含む」という意味合いが強く、他には「アルコール常習者」という名詞の使い方への派生もあるのが特徴です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA表記:


    • イギリス英語(BrE): /ˌæl.kəˈhɒl.ɪk/

    • アメリカ英語(AmE): /ˌæl.kəˈhɑː.lɪk/


  • アクセント:


    • 「-hol-」の部分に強勢があります(kə-HOL-)。

    • イギリス英語では「ホリック」、アメリカ英語では「ハーリック」に近い発音になることが多いです。


  • よくある間違い:


    • /h/ の音を弱く発音しすぎたり、“-ic” を「イク」と短く言い過ぎたりすると通じにくくなることがあります。

    • “alcohol”の発音が ”アルコール” ぽくなり過ぎる方もいるため注意が必要です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “alcaholic” や “alcholic” と書いてしまうミスが多いです。

  • 同音異義語との混同: “alcoholic” と同音異義語はあまりありませんが、「アルカリ性(alkaline)」という単語と混同してしまう人もいます(発音は異なります)。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検などで出題される場合は「アルコール飲料」「飲酒問題」「アルコール依存」に関する文章で登場することがあります。

    • 形容詞としてだけでなく名詞として登場することがあるので、文脈をよく確認しましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ: “alcohol” + “ic” で「アルコール(alcohol)に関するやつ(-ic)」と捉えましょう。

  • イメージ: 「アルコールにまみれている」→ “alcoholic”。「お酒が入っている飲み物」から「依存症」まで幅広くカバー。

  • 勉強テクニック: 発音では「アルコホリック」と意識しながら練習すると、スペリングも区別しやすくなります。

  • 関連ストーリー: お店のメニューで「non」か「alcoholic」かを選ぶときに、自然と区別するイメージで覚えると、文脈と紐づいて記憶しやすいです。


以上が、形容詞“alcoholic”の詳細解説です。お酒好きな人や、お酒を断ちたい人の文脈など、現代社会でよく登場する単語なのでぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
alcoholic
意味(1)

アルコールの,アルコール性の

プルーフスピリットはアルコール度数が高いアルコール飲料の一種です。

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意味(2)

アルコールのはいった;アルコール漬けの

18歳以下の人はアルコールの入った飲み物を買ってはいけないことになっています。

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意味(3)

アルコール中毒の

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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