adorable
1. 基本情報と概要
単語: adorable
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): very cute or lovable
意味(日本語): 非常にかわいらしい、愛らしい
「adorable」は、見た目や性格、仕草などがとても可愛くて愛情を感じるような対象を表すときに使われます。「すごくかわいい」「愛らしい」というニュアンスを伝える、親しみやすい表現です。主に人や動物など、愛くるしい印象を与える対象に用いられます。
活用形・派生形など:
- 基本形(形容詞):adorable
- 副詞形:adorably (愛らしく)
- 名詞形:adorableness (愛らしさ)
- 他の品詞:adorer (名詞: 崇拝者)、adore (動詞: 崇拝する、大好きである)
CEFRレベル: B2(中上級)
実際の日常会話でもよく使われる単語ですが、抽象度が高めの形容詞なので、ニュアンスを理解してうまく使えるようになるには少し慣れが必要です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 語幹: adore (崇拝する、大好きである)
- 接尾語: -able (~することができる、~に値する)
「adore」に「~に値する」という意味を与える接尾語“-able”が付くことで、「愛されるに値する → 非常に愛らしい」という意味になります。
関連・派生語
- adore (動詞): 崇拝する、強く愛する
- adoration (名詞): 熱愛、崇拝
- adorably (副詞): 愛らしく
コロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- absolutely adorable – (まるっきり愛らしい)
- utterly adorable – (まったく愛らしい)
- simply adorable – (本当に愛らしい)
- how adorable! – (なんてかわいいの!)
- an adorable puppy – (とても可愛い子犬)
- an adorable outfit – (とても可愛い服装)
- an adorable smile – (愛らしい笑顔)
- looks adorable in that dress – (そのドレスを着ると愛らしく見える)
- absolutely find someone adorable – (誰々を本当に愛らしく感じる)
- adorable little creature – (愛らしく小さな生き物)
3. 語源とニュアンス
語源
「adorable」はラテン語の “adorare” (祈る、崇拝する) から派生した “adore” に接尾語 “-able” を付けた形とされています。歴史的には「崇拝に値する」ような尊い感覚を含んでおり、それが時代とともに「愛情を持って敬う→とてもかわいらしい」という意味合いへ派生しました。
ニュアンス・使用時の注意
- 感情的な響き: 「とてもかわいい!」「愛らしい!」という強い好意や愛情を含む表現です。
- 使用場面: 人や動物、物事について「目に見える可愛さ」や「愛すべき性質」があるときにカジュアルに使えます。フォーマルな文章でもある程度使用されますが、より親しみを込めたいイメージが強いときに好まれます。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞としてのみ使用されます。
- 基本的に補語、修飾語として使われ、「S + be + adorable」や「an adorable + 名詞」の形式をとります。
- フォーマルな文脈でも使うことはできますが、ニュアンスとしてはカジュアルまたは親しみのある場面で頻繁に登場します。
一般的な表現・構文例
- S + be + adorable: “These kittens are absolutely adorable.”
- an adorable + 名詞: “She has an adorable smile.”
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルシーン)
- “Your baby is adorable! I can’t stop looking at her.”
- 「赤ちゃんすごくかわいいね!ずっと見ていられるよ。」
- 「赤ちゃんすごくかわいいね!ずっと見ていられるよ。」
- “That puppy is so adorable—where did you get it?”
- 「その子犬めっちゃかわいいね、どこで手に入れたの?」
- 「その子犬めっちゃかわいいね、どこで手に入れたの?」
- “Look at this photo! Isn’t he adorable in his costume?”
- 「この写真見て!コスチューム着てる彼、愛らしいと思わない?」
ビジネスシーン
- “The design concept is adorable, and it appeals to a wide audience.”
- 「そのデザインコンセプトは愛らしく、幅広い層にアピールします。」
- 「そのデザインコンセプトは愛らしく、幅広い層にアピールします。」
- “Our marketing campaign features an adorable mascot that attracts kids.”
- 「私たちのマーケティングキャンペーンでは、子供たちを惹きつける愛らしいマスコットを起用しています。」
- 「私たちのマーケティングキャンペーンでは、子供たちを惹きつける愛らしいマスコットを起用しています。」
- “We received positive feedback on the adorable packaging for the new product.”
- 「新商品の愛らしいパッケージについて、好意的なフィードバックをいただきました。」
学術的/フォーマルシーン
- “In aesthetics, the term ‘adorable’ often denotes an emotional response toward cuteness.”
- 「美学の範疇では、“adorable”という語は主に可愛らしさに対する感情面での反応を指すことが多い。」
- 「美学の範疇では、“adorable”という語は主に可愛らしさに対する感情面での反応を指すことが多い。」
- “The subject’s appearance was described as adorable, highlighting the human tendency to affiliate with infant-like features.”
- 「被験者の外見は愛らしいと評され、人間が幼い特徴を好む傾向が指摘された。」
- 「被験者の外見は愛らしいと評され、人間が幼い特徴を好む傾向が指摘された。」
- “Her speech, while brief, was described as adorable due to her gentle tone and engaging manner.”
- 「彼女のスピーチは短いながらも、穏やかな口調と魅力的な話し方によって愛らしいと評された。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- lovable(愛すべき)
- “adorable”ほど外見的な可愛さに限定されず、人柄や性格にも広く使われる。
- “adorable”ほど外見的な可愛さに限定されず、人柄や性格にも広く使われる。
- charming(魅力的な)
- もう少し大人っぽい魅力や優雅さにも使う。
- もう少し大人っぽい魅力や優雅さにも使う。
- cute(かわいい)
- 対象に対しての可愛らしさに使われるが、「adorable」よりカジュアルな響き。
- 対象に対しての可愛らしさに使われるが、「adorable」よりカジュアルな響き。
- endearing(愛情を誘う)
- ほほえましく愛おしい感じ。内面的な魅力を感じるときにも。
- ほほえましく愛おしい感じ。内面的な魅力を感じるときにも。
反意語
- ugly(醜い)
- unpleasant(不快な)
- repulsive(嫌悪感を与える)
これらの反意語はいずれも「見た目や印象が心得にならない・不快感を与える」という点で「adorable」とは逆の意味を持ちます。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /əˈdɔːr.ə.bəl/ (アドーラブル)
- イギリス英語: /əˈdɔː.rə.bəl/ (アドーラブル)
強勢(アクセント)の位置
- “a-DOR-able” のように、第2音節 “dor” にアクセントが置かれます。
よくある発音の間違い
- 第1音節にアクセントを置いてしまう (“AH-dor-able”) と不自然に聞こえるので注意。
- /r/ の発音が苦手な方は “dɔːr” を意識してはっきり発音すると良いでしょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルを “adorible” と誤って書いてしまうケースがあるので、a-d-o-r-a-b-l-e と母音“a”の位置に注意。
- 同じく「adore」と混同しがちですが、形容詞形“adorable”との使い分けをはっきり覚えておくとよいです。
- TOEICや英検などでは、感情を表す形容詞として使い方を問う問題や、類義語・反意語を問われる問題で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「adorable」は「adore(大好き、崇拝する)」+「able(〜できる)」で「人々が思わず愛してしまうような」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “adore” は “ad + ore” と分解してイメージする人もいますが、実際にはラテン語由来です。語源を思い出すと「心の底から愛おしい」という感覚で頭に入りやすくなります。
- イメージとしては、赤ちゃんや子犬、子猫など、見るだけで「かわいい!」と心が温まる場面を思い浮かべながら学習すると定着しやすいでしょう。
以上が「adorable」の詳細解説です。ぜひ、実際の会話や文章で使ってみてください。
《話》ほれぼれする,とてもすてきな
敬愛すべき