最終更新日:2024/06/13

食事の後はいつも洗い物をします。

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I always do the washing-up after meals.

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元となった辞書の項目

washing-up

名詞

食事のあと片づけ,食器洗い

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解説

1. 基本情報と概要

単語: washing-up

品詞: 名詞 (主にイギリス英語で使用)

意味(英語): The act of washing dishes and utensils after a meal, or the dishes and utensils themselves that need to be washed.

意味(日本語): 食事のあとの食器や調理器具を洗うこと、または洗う必要がある食器類のことを指します。「皿洗い」をイメージできます。主にイギリス英語で、日常生活における「食器洗い」のニュアンスで使われます。


  • 英語の「wash up」という句動詞から派生した表現で、特に「do the washing-up」で「皿洗いをする」という意味になります。

  • アメリカ英語ではあまり聞かれず、同じことを「do the dishes」などと言います。

活用形:


  • washing-up は名詞として使われ、複数形はあまり使われません (不可算的に扱われることが多い)。

  • 動詞形は “wash up” (句動詞) になります。例: “I will wash up after dinner.”

CEFRレベルの目安: B1(中級)


  • B1(中級): 日常生活や身の回りのことに関する語いとして中級レベルで習う可能性があります。

2. 語構成と詳細な意味


  • wash (動詞): 「洗う」

  • -ing (接尾語): 動名詞または形容詞化するときに使われる接尾語

  • up (副詞/前置詞): 「上へ」「完了」を示すニュアンス

  • このため、元々は動詞句 “wash up” から派生した名詞形 “washing-up” として使われています。

関連語や派生語


  • wash up (句動詞): 「洗う、洗い物をする」

  • washing (名詞/形容詞): 一般的に「洗濯」や「洗う行為」

  • washer (名詞): 「洗う人・洗濯機」などの意

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. do the washing-up(皿洗いをする)

  2. leave the washing-up(洗い物を放置する)

  3. help with the washing-up(皿洗いを手伝う)

  4. finish the washing-up(洗い物を終える)

  5. the pile of washing-up(たまった洗い物)

  6. avoid the washing-up(皿洗いを避ける)

  7. delay the washing-up(洗い物を後回しにする)

  8. washing-up liquid(食器用洗剤)

  9. washing-up gloves(食器洗い用手袋)

  10. the morning washing-up(朝の洗い物)

3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「wash (洗う) + up (完了・仕上げ)」という句動詞が名詞化されたもの。もとは「最後に仕上げるために洗う」という発想。

  • 歴史的使用: イギリス英語を中心に、食事のあとの片付けとしての日常的表現として定着しました。

  • ニュアンス: やや口語的でカジュアルな表現。家庭内の「皿洗い」のイメージが強いです。特に「the washing-up」と定冠詞をつけて「たまった洗い物」全体を指す場合が多いです。

  • 使用時の注意:


    • イギリス英語で主に使われる表現で、アメリカ英語では “do the dishes” の方が一般的です。

    • 文章でも口語でも使えますが、フォーマルな文書よりは日常会話やインフォーマルな場面が多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算: 一般的には不可算名詞として扱われることが多い (“the washing-up is done”).

  • 構文例:


    • “to do the washing-up” (皿洗いをする)

    • “there is a lot of washing-up” (洗い物がたくさんある)


  • フォーマル/カジュアル: 英国内ではカジュアルな日常会話でよく使われます。一方、フォーマルな文書にはあまり登場しない表現です。

  • 動詞 “wash up” の他動詞・自動詞的用法:


    • “He washed up the dishes.”(他動詞的: 彼は皿を洗った)

    • “He washed up after dinner.”(自動詞的: 夕食後に洗い物をした)


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I’ll do the washing-up if you cook dinner.”

    (夕飯を作ってくれるなら、洗い物は私がするよ。)


  2. “Don’t forget the washing-up before you go out.”

    (外出する前に皿洗いを忘れないでね。)


  3. “Could you help me with the washing-up tonight?”

    (今夜、皿洗いを手伝ってくれる?)


ビジネスシーンでの例文


  1. “We have a small office kitchen, so everyone is responsible for their own washing-up.”

    (オフィスの小さなキッチンがあるので、各自で皿洗いをしなければなりません。)


  2. “Let’s keep the communal area tidy by doing the washing-up promptly.”

    (共有スペースを清潔に保つためにも、すぐに皿洗いをしましょう。)


  3. “Please remember to put your cups in the cupboard after the washing-up is done.”

    (皿洗いが終わったら、コップは食器棚にしまうのを忘れないでください。)


学術的/フォーマルな文脈(やや例外的なケース)


  1. “In many households, children are assigned chores such as doing the washing-up to foster responsibility.”

    (多くの家庭で、子どもたちは皿洗いのような雑務を割り当てられ、責任感を育む。)


  2. “Social studies often examine how domestic tasks, including the washing-up, are distributed among family members.”

    (社会学では、皿洗いなどの家事が家族内でどのように分担されているかをよく調査する。)


  3. “The concept of fairness in household responsibilities, such as the washing-up, can influence overall family harmony.”

    (皿洗いなどの家事分担における公平性の概念は、家族全体の調和に影響を与える。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “dishwashing”


    • 日本語: 皿洗い

    • ニュアンス: 「食器洗い」という行為をより直接的に表す。米英両方で通じるが、やや形式的。


  2. “doing the dishes”


    • 日本語: 皿洗い

    • ニュアンス: アメリカ英語で一般的に用いられる表現。カジュアルな日常会話で使いやすい。


  3. “cleanup”


    • 日本語: 片付け (全般)

    • 皿洗いに限定せず、部屋や台所の「片付け」を含むより広い意味。


反意語(直接的なものではありませんが、対比として)


  • “cooking”(料理)


    • 日本語: 料理をする

    • ニュアンス: 洗い物とは反対に「作る」行為に焦点を当てる。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˌwɒʃ.ɪŋˈʌp/ (イギリス英語)

  • 発音のポイント: “wash” の母音はイギリス英語では /ɒ/(「オ」に近い音)、アメリカ英語の “wash” は /wɑːʃ/ や /wɔːʃ/ など。

  • “up” の部分に強勢がありますが、自然な英語では “washing-ˈup” 全体をスムーズにつなげて発音します。

  • イギリス英語特有の /ɒ/ をしっかり意識すると通じやすいです。アメリカ英語では通例この表現自体を使わないので注意。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “washinng-up” や “wahsing-up” など、タイピングミスが起こりがちなので注意。

  • 混同: アメリカ英語の “wash up” には「手や体の一部を洗う」「海岸に打ち上げられる」など別の意味もあるため、「washing-up(皿洗い)」はイギリス英語中心であることを意識。

  • 試験対策: イギリス英語が出題される英検やIELTSなどでは出てくる可能性があります。TOEICではあまり出題は多くありませんが、知っておくとリスニングで混乱しにくいでしょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “washing-up” は「wash + ing + up」で構成されていることをイメージし、「最後まで洗う、仕上げる」という発想を思い出すとよいです。

  • イギリス英語でよく使う表現だと覚えましょう。アメリカ英語なら “do the dishes”。

  • キッチンで実際に使うシーンを想像すると記憶に残りやすく、「食後にやらなきゃいけないもの!」とイメージすると自然と覚えやすいです。


以上が名詞 “washing-up” の詳細な解説です。イギリス英語ではごく日常的に使われる「皿洗い」の表現ですので、区別して覚えておくと表現の幅が広がります。

意味のイメージ
washing-up
意味(1)

食事のあと片づけ,食器洗い

和英例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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