元となった辞書の項目
swimming costume
解説
1. 基本情報と概要
英単語: swimming costume
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): A piece of clothing worn for swimming, often referring to what is also called a “swimsuit” or “bathing suit.”
意味(日本語): 泳ぐときに着る衣服、いわゆる「水着」のことです。イギリス英語圏でよく使われる表現で、男女問わず水泳時に身に着ける服全般を指します。カジュアルな場面でも、子供から大人まで広く使われる単語です。
活用形: 名詞のため、形としては「swimming costume」が基本的です。複数形はswimming costumesとなります。
例) I need to buy some new swimming costumes for my holiday.
ほかの品詞形:
- 「swim」は動詞や名詞(泳ぐ行為)として使われます。例) I swim every morning.
- 「costume」は名詞で「衣装」という意味です。例) a Halloween costume (ハロウィンの衣装)
CEFRレベル: B1(中級)
- 簡単な文脈では理解しやすく、中級レベルであれば自然に使いやすい単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- swimming: 動詞「swim」の動名詞・形容詞形 (泳ぐための~)。
- costume: 「衣装・服装・装い」を意味し、特定の目的で着る服を示します。
関連語や派生語
- swimsuit: アメリカ英語圏でより一般的な「水着」を意味する単語
- bathing suit: こちらもアメリカ英語でよく使われる表現
- swim trunks: 男性用のズボン型水着
よく使われるコロケーション/関連フレーズ(10例)
- put on a swimming costume(泳ぎのための水着を着る)
- take off a swimming costume(水着を脱ぐ)
- buy a new swimming costume(新しい水着を買う)
- children’s swimming costume(子供用の水着)
- women’s swimming costume(女性用の水着)
- men’s swimming costume(男性用の水着)
- one-piece swimming costume(ワンピース水着)
- pack a swimming costume in your bag(バッグに水着を詰める)
- wear a swimming costume at the beach(ビーチで水着を着る)
- sporty swimming costume(スポーティーな水着)
3. 語源とニュアンス
- 語源:
- “swimming” は古英語の “swimman” が起源とされ、「泳ぐ」を意味します。
- “costume” はフランス語の “costume”(服装)を由来に持ち、さらにラテン語の “consuētūdō”(慣習)に遡ります。
- “swimming” は古英語の “swimman” が起源とされ、「泳ぐ」を意味します。
- 歴史的使い方:
もともと「costume」は特定の目的や時代、文化のための衣装全般を指し、そこで「swimming costume」は「泳ぐための特別な服装」という意味で定着しました。 - ニュアンス・使用上の注意:
- イギリス英語でよく使われ、ややカジュアルで日常的。
- アメリカ英語では “swimsuit” または “bathing suit” を使うことが多いです。
- フォーマルというよりは、レジャーや日常のシーンで使われる単語です。
- イギリス英語でよく使われ、ややカジュアルで日常的。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: “a swimming costume” / “two swimming costumes” のように数えられます。
一般的な構文例:
- I have a (形容詞) + swimming costume.
- 例) I have a lovely swimming costume.
- Do you have a spare swimming costume I could borrow?
- I have a (形容詞) + swimming costume.
フォーマル/カジュアル:
- ビジネス文書などのフォーマルシーンで使う機会は少なく、レジャーや口語表現で使われやすいです。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3例)
- “Have you packed your swimming costume? We’re leaving for the pool in an hour.”
(「水着はもう詰めた?1時間後にはプールに出発するよ。」) - “I forgot my swimming costume. Is there a shop nearby?”
(「水着を忘れちゃった。近くにお店あるかな?」) - “My daughter has outgrown her swimming costume, so I need to buy her a new one.”
(「娘が水着を着られなくなったから、新しいのを買わないと。」)
ビジネスシーン(リゾート関連など)での例文(3例)
- “Our resort provides complimentary swimming costumes for guests upon request.”
(「当リゾートでは、ご希望に応じて無料で水着をご用意しております。」) - “Please remember to bring your own swimming costume for the team-building pool activities.”
(「チームビルディングとしてプールアクティビティを行うので、水着のご持参をお忘れなく。」) - “We’ve added a new range of swimming costumes to our store’s summer collection.”
(「当店のサマーコレクションに新作の水着を追加しました。」)
学術的・公的文脈での例文(3例)
- “In many cultures, a specific type of swimming costume is required for public hygiene reasons.”
(「多くの文化圏では、公衆衛生上の理由から特定のタイプの水着を着用する必要があります。」) - “A study on fabric durability of swimming costumes showed that chlorine resistance is vital.”
(「水着の生地耐久性に関する研究では、塩素耐性が非常に重要であることが示されました。」) - “Regulations often dictate the permissible design of swimming costumes for professional competitions.”
(「大会の規定では、競技用水着のデザインに関する許可範囲が定められていることが多いです。」)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- swimsuit (水着)
- アメリカ英語で一般的。男女共用だが、女性用を指すことも多い。
- アメリカ英語で一般的。男女共用だが、女性用を指すことも多い。
- bathing suit (水着)
- 同じくアメリカ英語での言い方。やや古風な響きもある。
- 同じくアメリカ英語での言い方。やや古風な響きもある。
- swimwear (水着類/総称)
- 細かい種類を含めた総称。レジャー産業やファッション業界でよく使われる。
- 細かい種類を含めた総称。レジャー産業やファッション業界でよく使われる。
反意語
- “winter coat (冬用コート)”, “formal attire (フォーマルな服装)” など、水着と用途が真逆の衣服はありますが、直接した反意語は存在しません。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA:
- イギリス英語(BrE): /ˈswɪm.ɪŋ ˌkɒs.tʃuːm/
- アメリカ英語(AmE): /ˈswɪm.ɪŋ ˌkɑː.stuːm/
- イギリス英語(BrE): /ˈswɪm.ɪŋ ˌkɒs.tʃuːm/
- アクセント位置:
- “SWIMming” の “swim”部分にやや強勢があり、“COSTume” の “cos” も強めに発音するが、地域差があります。
- “SWIMming” の “swim”部分にやや強勢があり、“COSTume” の “cos” も強めに発音するが、地域差があります。
- よくある間違い:
- “swiming costume” と “m” を1つ落とすスペルミス。
- アメリカ英語で “costume” の “t” の発音が弱めになり “cahs-tume” のように聞こえることもある。
- “swiming costume” と “m” を1つ落とすスペルミス。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “swimming” の “m” の重複を忘れない(“swiming” と書かない)。
- 同音異義・紛らわしい単語: “suite” (部屋の意)や “sweet” (甘い)とは発音やスペルが似ている部分がありますが、全くの別単語です。
- アメリカ英語との違い: TOEICや英検などでは “swimsuit“ や “bathing suit” の方が頻出かもしれません。ただ、イギリス圏向けの試験や教材では “swimming costume” も見られます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: “swimming” + “costume” = “泳ぎの衣装” → 何か特別な衣装を着るイメージで、水着と結びつける。
- 覚え方テクニック: “swim” の後に “-ming” が2つの “m” になる点を注意しつつ、それに “costume” を足す、という流れでつなげて覚えましょう。
- 関連ストーリー: 留学や海外旅行で海やプールに行くときに「水着を忘れた!」と焦るシーンを思い浮かべると定着しやすいかもしれません。
もしイギリス英語の文脈で水着を指したいときには “swimming costume” を使うと自然です。一方、アメリカ英語や国際的な文脈では “swimsuit” や “bathing suit” の方が通じやすいのでシチュエーションに合わせて使い分けましょう。
意味のイメージ
意味(1)
=swimsuit