最終更新日:2024/06/14

メインディッシュを魚にしました。

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We are having fish for our main course.

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元となった辞書の項目

main course

名詞

メインの料理

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解説

1. 基本情報と概要

単語: main course

品詞: 名詞 (countable noun)

意味 (英語): The principal or most substantial dish of a meal.

意味 (日本語): 食事の中で最も重要な料理、メインの料理(一番ボリュームがあったり中心となる料理)。

「main course」は、フルコースの食事などで、前菜(appetizer)やスープ、サラダの後に出てきて、食事の中心となる料理のことを指します。ボリュームや存在感が最も大きい料理をイメージするとわかりやすいです。レストランのメニューでもメインディッシュにあたる部分が「main course」と呼ばれます。

活用形


  • 単数形: main course

  • 複数形: main courses

他の品詞形(例)


  • main (形容詞): 「主な」「主要な」を意味します。

    例: the main idea (主要な考え), the main event (メインイベント)

  • course (名詞): もともと「進む道」などの意味がありますが、食事における「コース」や「一連の流れ」という意味にも使われます。

    例: golf course (ゴルフコース), a course of action (一連の行動)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級)

    食事や旅行、公的な場面などで自然に使う表現です。初級者も覚えておくと便利ですが、レストランのメニューで特に使われるため、中級レベルでもしっかりおさえたい表現です。


2. 語構成と詳細な意味


  • main: 「主な」「主要な」という意味を持つ形容詞。

  • course: 食事の一品の流れ(前菜、メイン、デザートなどの各段階)を表す名詞。

「main course」は直訳すれば「メインとなる料理の段階」という意味ですが、一般的には「メインディッシュ」「中心的な料理」として使われます。

関連語や派生語


  1. entrée(米国英語での同義語に近い)

  2. main dish(類似表現)

  3. side dish(副菜)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選


  1. serve the main course


    • メインコースを提供する


  2. choose a main course


    • メインコースを選ぶ


  3. a wide variety of main courses


    • 多彩なメインコース


  4. the main course is served


    • メインコースが提供される


  5. recommended main course


    • おすすめのメインコース


  6. today’s special main course


    • 本日の特別メインコース


  7. main course selection


    • メインコースの選択肢


  8. main course options


    • メインコースのオプション(選択肢)


  9. main course portion


    • メインコースの分量


  10. venison as a main course


    • メインコースとしてのジビエ(鹿肉)



3. 語源とニュアンス


  • main は中英語から派生する語で、「主要な」「重要な」という意味を古くから持ちます。

  • course は古フランス語「cours」から来ており、羅「cursus(流れ、走ること)」が語源です。

食事を何品も構成して楽しむフランス料理の文化をはじめ、欧米のコース料理の流れの中で「最も重要な料理」として作られた言葉です。カジュアルな口語でも、レストランのメニュー表記でも広く使われます。

ニュアンス:


  • 「メインコース」というだけで「この料理が、その食事の主役である」という印象を与えます。

  • フォーマルな場面でもカジュアルな表現でも同様に使えますが、格式のあるレストランや正式なコース料理では特に耳にする単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable): 通常「a main course」や「two main courses」のように数えることができます。

  • 食事の流れを説明するときに「the main course (メインディッシュ)」と定冠詞“the”をつけて話すことが多いです。

よく使われる構文・イディオム


  • “What would you like for your main course?”

    レストランでの定番フレーズです。

  • “The main course follows the starter.”

    「メインコースは前菜の後に出てきます。」

フォーマルシーンでもカジュアルシーンでも問題なく使えますが、特に正式なディナーの案内やメニュー表記で多用されます。


5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術的文脈など、3例ずつ紹介します。

日常会話


  1. “What’s the main course tonight? I’m starving!”

    (今夜のメインコースは何? お腹ペコペコだよ!)


  2. “I usually skip appetizers and go straight to the main course.”

    (私は普段、前菜は飛ばしてメインコースをいきなり食べます。)


  3. “Would you like to share a main course? It looks huge.”

    (メインコースをシェアしない? とても大きそうだよ。)


ビジネスシーン


  1. “We selected a beef main course for our corporate dinner.”

    (企業ディナーでは牛肉のメインコースを選びました。)


  2. “The conference menu includes a fish main course and a vegetarian option.”

    (カンファレンス用のメニューには魚のメインコースとベジタリアン向けの選択肢が含まれています。)


  3. “After the awards ceremony, the main course will be served in the banquet hall.”

    (表彰式の後、メインコースはバンケットホールで提供されます。)


学術的な文脈


  1. “Gastronomic research often focuses on how the main course influences overall meal satisfaction.”

    (美食研究では、メインコースが食事全体の満足度にどのような影響を与えるかに着目することが多い。)


  2. “The main course is typically the highest in caloric and nutritional value.”

    (メインコースは通常、最もカロリーが高く栄養価も高い。)


  3. “In dietetics, the composition of the main course is crucial for balanced meal planning.”

    (栄養学においては、メインコースの構成がバランスのとれた食事計画において非常に重要です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. entrée (主に米国英語で「メインディッシュ」の意味)


    • 日本語訳: メインディッシュ(米国では前菜ではなく主菜を指す)

    • 使い分け: アメリカ英語では “entrée” がメインコースの意味を持ちますが、フランス語由来の国では前菜を指すこともあります。地域・文化により意味が異なるので注意が必要です。


  2. main dish


    • 日本語訳: メインディッシュ

    • 使い分け: 「main course」よりも少しカジュアルに聞こえますが、ほぼ同義で使われます。


反意語

特に「反意語」として明確に対になる英単語はありませんが、食事の流れで言えば主役から外れる「side dish(サイドディッシュ)」「starter(前菜)」などは「main course」の対照的な位置づけとなります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • アメリカ英語: /ˌmeɪn ˈkɔːrs/

    • イギリス英語: /ˌmeɪn ˈkɔːs/


どちらも “main” と “course” にそれぞれ強勢があり、区切って発音するイメージです。


  • アクセント位置: 「MAIN COURSE」のようにどちらの単語もはっきり発音します。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: “course” の “r” の発音がアメリカ英語でははっきりと発音され、イギリス英語ではやや控えめです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペル: 「main」も「course」も比較的簡単ですが、たまに「cource」と間違える人がいます。

  • 同音異義語との混同: “main” と “mane”(馬やライオンのたてがみ)は発音が同じですが、スペルが異なります。文脈で判断すれば間違いにくいでしょう。

  • 試験対策: TOEICや英検などでのリスニングやリーディングで、メニューを説明する問題やビジネスパーティーのシーンが出る際によく出題されます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ヒント: 「main」は「主な」「一番重要な」、「course」は「コース料理の一品」というイメージを結びつけると覚えやすいです。

  • イメージ: レストランのコースの中で一番大きくて目立つ料理=main course。前菜やスープを経て最後にどーんとやってくる主役を想像しましょう。

  • 勉強テクニック: メニュー表を英語で見る機会があったら意識して “main course” という表現を確認するようにすると自然に定着しやすいです。


以上が名詞「main course」の詳細解説です。レストランでの会話やメニュー確認時に頻出する言葉なので、よく使うシーンを想定して積極的に覚えておくと便利です。

意味のイメージ
main course

和英例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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