最終更新日:2024/06/18

私達は決勝戦に進出した。

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We advanced to the finals.

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元となった辞書の項目

final

名詞

〈C〉決勝戦;最終試験;最終版

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解説

1. 基本情報と概要

単語: final

品詞: 名詞 (countable)

CEFRレベル目安: B2(中上級)


  • B2: 日常会話では問題なく使えるが、文脈に応じた理解が求められるレベル

意味(英語):

• The last or deciding match or round in a competition.

• The last examination in a course of study.

意味(日本語):

• 競技会の最後の試合または決勝戦

• 学校や大学の学期末やコースの終了時に行われる最後の試験

「final」という単語は、「試合や大会の最終段階、あるいはコースの最後にある試験」を指すときに使われます。日常的には「決勝戦」や「期末テスト」というニュアンスで登場することが多いです。

活用形


  • 単数形: final

  • 複数形: finals


    • 例: “I have two finals to take this week.”(今週は期末試験が2つある)


他の品詞としての例


  • 形容詞: “final”


    • 例: “This is my final decision.”(これが私の最終的な決定です)



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: なし

  • 語幹: fin(ラテン語の finis「終わり」)

  • 接尾語: -al(形容詞や名詞を作るラテン系の接尾辞)

関連する単語や派生語


  • finish(動詞・名詞): 終える、終わり

  • finality(名詞): 最終的状態、結論

  • finalize(動詞): 完成させる、最終決定を下す

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. final exam(期末試験)

  2. grand final(大決勝戦)

  3. reach the finals(決勝戦に進む)

  4. make it to the finals(決勝まで勝ち進む)

  5. final countdown(最終カウントダウン)

  6. final version(最終版)

  7. final offer(最終オファー)

  8. final session(最後のセッション)

  9. final chapter(最終章)

  10. final decision(最終決定)


3. 語源とニュアンス

「final」は、ラテン語で「終わり」を意味する“finis”から来ています。 古フランス語を経由して英語に入っており、「終わりの」や「最後の」という意味が長い歴史の中で定着しました。


  • ニュアンス: 「もうこれ以上先はない」「最終的なもの」というイメージが強いです。決定的な意味合いを含むため、試験や競技の「最後」であることをはっきり伝えたいときに使われます。

  • 使用時の注意点:


    • スポーツや大会では「決勝戦」を指すときはカジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。

    • 学校や大学の最後の試験を指す「final exam」「finals」は日常的に学生同士の会話でも非常によく使われます。

    • 文章、口語のどちらでも一般的に使用されます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞としての可算・不可算:


    • 「決勝戦」や「期末試験」など具体的に数えられる場面では加算名詞(final / finals)。

    • “I have three finals next week.”(来週は試験が3つある)のように複数形でも使われます。


  • 構文例:


    • “They are playing in the final.”(彼らは決勝に出場している)

    • “I have my final on Monday.”(月曜日に期末試験がある)


イディオムとしては特に目立ったものは多くありませんが、文中で“There’s no final without effort.”(努力なしに最終結果はない)など、人生の局面を比喩的に表現することもあります。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I’m so nervous about my final tomorrow.”

    (明日の期末試験が心配なんだ。)

  2. “Are you watching the soccer final tonight?”

    (今夜のサッカーの決勝戦見る?)

  3. “I finally finished all my finals today!”

    (今日ですべての期末試験が終わったよ!)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “We’re preparing for the final stage of negotiations.”

    (交渉の最終段階に向けて準備をしています。)

  2. “We need to provide a final report by next Monday.”

    (来週の月曜日までに最終報告書を提出する必要があります。)

  3. “Let’s confirm the details before the final presentation.”

    (最終プレゼンの前に詳細を確認しましょう。)

学術的/アカデミックな文脈での例文(3つ)


  1. “The professor announced the date of our final in class.”

    (教授は授業中に期末試験の日程を知らせてくれた。)

  2. “A final paper is required for this course instead of a test.”

    (このコースでは、試験の代わりに最終レポートが必要になります。)

  3. “His research findings will be presented at the final seminar.”

    (彼の研究成果は、最終セミナーで発表されます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. finale(フィナーレ)


    • (日本語)作品や演奏会などの大団円・終幕。音楽用語として用いられることが多い。

    • 「final」と似ていますが、主に音楽やショーの最後の部分を指す場合に使われる傾向があります。


  2. last(最後の部分・終わり)


    • (日本語)文字通り「最後のもの」。形容詞としても名詞としても使われ、「the last journey」のように「最後の旅」という意味も。

    • 比較的幅広い文脈で「最後のもの」を指しますが、本格的な「決勝戦」のニュアンスにはならないことが多いです。


反意語


  • first(最初)


    • (日本語)初めてのものや最初の段階を指します。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈfaɪnəl/


    • アメリカ英語(GA)・イギリス英語(RP)ともに、第一音節 “fi-” に強勢を置きます。


よくある発音の間違い


  • “fi” を [fɪ] ではなく [faɪ] と二重母音で発音する点がポイントです。

  • 語末の “-al” を [əl] と弱く発音すると自然になります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: ×「finel」→ ○「final」

  • 同音異義語との混同はあまりありませんが、「finale(フィナーレ)」とどちらを使うべきか迷うことがあるかもしれません。

  • 資格試験や大学入試でも、”final exam” に関連した文章や会話はよく出題されます。試験の最後や競技の決勝という文脈で頻出する単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「fin-」=「end(終わり)」というラテン語由来のイメージを思い浮かべると覚えやすいです。

  • 勉強テクニック: “finish” と “final” はどちらも “fin-” で始まる「終わり」のイメージで関連づけると混乱しにくくなります。

  • 例えば、試合や学期の「終わり」=「最終局面」をすべて“final”と覚えておくとシンプルに使い分けやすいでしょう。


以上が名詞「final」の解説です。試験や競技などで最後を強調したいときに、ぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
final
意味(1)

《しばしば複数形で》(競技などの)決勝戦

意味(2)

《米》学期末試験;《英》《複数形で》(大学などの)最終試験

意味(3)

《the ~》《話》(新聞のその日の)最終版

和英例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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