最終更新日:2025/06/22

The traffic in the city was heavy during rush hour.

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ラッシュアワーに都市の交通は混雑していました。

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元となった辞書の項目

traffic

名詞

(車・船・人などの)往来,交通,通行;(鉄道・船などによる)輸送,運輸 / 《集合的に》交通量,輸送量 / 売買,商売(trade),(特に不正な)取り引き / 運輸業,[旅客]輸送業 / (特に不正に)(…と…の)取り引きをする《+in+名+with+名》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: traffic

品詞: 名詞 (場合によっては動詞としても使われるが、ここでは名詞として解説します)

意味(英語): the movement of vehicles, ships, aircraft, or pedestrians along a route; also can refer to the flow of data or information, or the trade/transport of goods

意味(日本語): 交通(量)・通行・往来、または情報やデータの通信量、商品の取引などを指す

「traffic」という単語は、主に道路上の車や人の流れを表します。さらに、インターネットのデータの流れなど抽象的な「トラフィック」にも使われる、汎用的な単語です。日常会話からビジネスまで幅広く使われます。


  • 活用形(動詞として): “traffic” → “traffics” (三人称単数現在) / “trafficked” (過去形・過去分詞) / “trafficking” (進行形)


    • ただし、動詞の場合「不正に取引する」「闇取引を行う」といった意味がよく使われます。名詞としては可算・不可算両方の用法があり、多くの場合は不可算名詞として扱われます。


  • 他の品詞形: “trafficker” (犯罪などの密売人)、形容詞形はありません。


  • CEFRレベル目安: B1(中級)


    • 道路や交通についての日常会話で非常によく使われる割に、抽象的な意味にも応用できるため、中級者にとって習得のしやすい単語です。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: なし

  • 語幹: “traffic”

  • 接尾語: なし (ただし動詞形に変える際に -ed, -ing などの形はつく)

詳細な意味


  1. (道路上などの)交通量・往来

    例: The traffic is heavy during rush hour. (ラッシュアワーには交通量が多い)

  2. (通信や情報の)トラフィック

    例: The website is experiencing high traffic. (そのウェブサイトは高いアクセス数を記録している)

  3. (商取引、特に違法な)取引・密売・売買

    例: They were arrested for drug trafficking. (彼らは麻薬密売で逮捕された)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. heavy traffic(交通量が多い)

  2. traffic jam(交通渋滞)

  3. traffic congestion(渋滞)

  4. traffic light(信号機)

  5. traffic flow(交通の流れ)

  6. traffic accident(交通事故)

  7. rush-hour traffic(ラッシュアワーの交通)

  8. web traffic(ウェブ上のアクセス数)

  9. data traffic(データ通信量)

  10. drug trafficking(麻薬密売)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    ラテン語の “trans” (横切る) + “facere” (行う) が起源とされる説、またはアラビア語に由来する説など複数あります。もともとは「行き来する、取引する」といった意味が徐々に「交通」「商取引」を表すようになりました。


  • ニュアンス:

    “traffic” は「往来」「流れ」を意味し、実際の道路上だけでなく、人や物、あるいはデータが集まり移動するイメージです。インターネットなどの現代的文脈では “web traffic” のように使われ、ビジネスでは「取引」のニュアンスが出ることもあります。不正取引(密売)の意で使うときは、フォーマルないし法律関連の文脈で用いられます。


  • 使用時の注意点:


    • 日常会話では「交通量」としてよく使います。

    • ビジネスの文脈では「サイトのアクセス数」や「データのやり取り」として使われることも多いです。

    • 法律やニュースでは「麻薬密売」や「違法取引」を指す場合もあるため、注意して使い分けましょう。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算の区別:

    多くの場合は 不可算名詞 (例: Traffic is terrible today.) として扱われます。ただし文脈によっては「特定の種類の往来」「複数の運行ルート」などを指すときに可算扱いされる場合もまれにあります。


  • 動詞としての使い方:

    他動詞として「~を密売する」「~の違法取引をする」という意味で使われます。例: to traffic drugs (麻薬を密売する)


  • 構文例:


    • There is a lot of traffic on this road. (この道は交通量が多い)

    • We should monitor the website traffic. (ウェブサイトのアクセス状況を監視する必要がある)


  • フォーマル / カジュアル:


    • 交通やアクセス数などの一般的な話題ではカジュアルからビジネスまで広く使われます。

    • 犯罪などの文脈ではフォーマルな文章やニュース、法律関連でしばしば使われます。



5. 実例と例文

日常会話 (3つ)


  1. “Traffic is terrible this morning. I’m going to be late.”

    (今朝は交通状況がひどいよ。遅刻しそうだ。)


  2. “I always check the traffic report before I leave for work.”

    (仕事に行く前に、いつも交通情報をチェックしています。)


  3. “Let’s avoid the highway because of the heavy traffic.”

    (交通渋滞がすごいから、高速道路は避けよう。)


ビジネス (3つ)


  1. “We need to increase our website traffic to boost sales.”

    (売上を伸ばすために、ウェブサイトのアクセス数を増やす必要があります。)


  2. “Our network traffic spiked after the marketing campaign.”

    (マーケティングキャンペーンの後、ネットワークトラフィックが急増しました。)


  3. “Data traffic management is crucial for our cloud services.”

    (クラウドサービスにはデータトラフィックの管理が重要です。)


学術的な文脈 (3つ)


  1. “This study examines traffic patterns in urban areas.”

    (この研究は都市部の交通パターンを調査しています。)


  2. “Traffic congestion negatively impacts air quality.”

    (交通渋滞は大気の質に悪影響を及ぼします。)


  3. “Emerging technologies aim to optimize data traffic on 5G networks.”

    (新興技術は5Gネットワーク上のデータトラフィックを最適化することを目指しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “congestion” (渋滞)


    • “traffic jam” に近い意味。具体的に「混雑状態」を指す。

    • “traffic” は往来全般を指すが、“congestion” は混んでいる状態を強調。


  2. “movement” (移動)


    • 物や人が動くことを広く表す。

    • “traffic” は移動が頻繁に行われる往来をフォーカス。


  3. “flow” (流れ)


    • 物が連続的に動くイメージ。

    • “traffic” の「往来」も「流れ」の概念だが、“flow” は抽象的で幅広い。


反意語 (Antonyms)


  • “stillness” (静止)


    • “traffic” が移動・往来を表すのに対し、“stillness” は動きのない静かな状態。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):

    アメリカ英語: /ˈtræfɪk/

    イギリス英語: /ˈtræfɪk/


  • 強勢(アクセント)の位置:

    最初の “tra” にアクセントがあります。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:

    発音の仕方はほとんど同じですが、アメリカ英語は “æ” がしっかりと開いたように聞こえます。イギリス英語でも同様の母音を使うため、大きな違いは感じられません。


  • よくある発音の間違い:


    • “tra-ffic” のようにアクセントが後ろにずれると不自然。ただし単語自体は短いため間違いは比較的少ないです。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “traffick” と書いてしまう間違い。動詞の過去形では “trafficked” になるので、混同に注意。

  2. 同音異義語との混同: ほぼ同音の単語はありませんが、 “tragic” (悲惨な) と急いで読むと紛らわしい場合があります。

  3. 不可算名詞としての扱い: “Traffic are heavy.” のように複数形扱いは誤り。

  4. 試験での出題傾向: TOEIC などで “heavy traffic” や “traffic jam” が出て来たり、インターネットの “website traffic” が文章問題に登場する場合があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “tra” (通り) + “fic” (流れ) のイメージで「通りを流れる」 → “traffic”

  • 「トラフィック = 流れ」という概念を覚えておくと、道路だけでなくデータの流れ、商取引の流れにも使えると連想しやすいです。

  • 発音では「トラ」+「フィック」と三拍子で分けると覚えやすいです。


以上が名詞 “traffic” の詳細解説です。人や車、情報など「何かが行き来する様子」を捉えるのにとても便利な単語なので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
traffic
意味(1)

(車・船・人などの)往来,交通,通行;(鉄道・船などによる)輸送,運輸

意味(2)

《集合的に》交通量,輸送量

意味(3)

売買,商売(trade),(特に不正な)取り引き

意味(4)

運輸業,[旅客]輸送業

意味(5)

(特に不正に)(…と…の)取り引きをする《+in+名+with+名》

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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