teenage

1. 基本情報と概要

単語: teenage

品詞: 形容詞 (adjective)

意味 (英語): relating to or characteristic of people aged between 13 and 19 years old

意味 (日本語): 13歳から19歳までの若者（ティーンエイジャー）に関する、または特徴的なさまを表す

「teenage」は、主に「10代の〜」といった意味で使われる形容詞です。たとえば「teenage boy」なら「10代の男の子」、単に「10代の若者らしい」といったニュアンスで使われたりもします。若者特有の雰囲気や問題を指す際によく使われる単語です。

• 活用形: 形容詞なので、基本的に形は変わりません。同じ意味で「teenaged」というバリエーションもありますが、使用頻度は「teenage」のほうが高いです。
  


• 他の品詞例: 同じ語幹の派生語として「teenager (名詞)」があります。これは「10代の人」という意味で使います。
  

CEFRレベル目安: A2（初級）

→ “10代”という一般的な話題で、日常会話や文化にかかわるため、比較的早い段階で学ぶ単語です。

2. 語構成と詳細な意味

• 語幹: teen（13〜19歳を指す“〜teen”から）
  



• 構成: 「teen（13〜19）」＋ 「-age（名詞や形容詞を作る要素）」

  
  
  • ただし厳密には「teenage」が1つの形容詞として定着しているため、接尾語として「-age」が働いているわけではなく、慣用的な形成と考えてよいでしょう。
  
  



• 派生語・類縁語:

  
  
  • teenager (名詞) : 10代の人
    
  
  
  • teen (名詞・形容詞) : 10代の〜 (口語的に使われることが多い)
  
  



• よく使われるコロケーション・関連フレーズ（10個）

  
  
  1. teenage girl（10代の少女）
     
  
  
  2. teenage boy（10代の少年）
     
  
  
  3. teenage pregnancy（10代の妊娠）
     
  
  
  4. teenage years（10代の時期）
     
  
  
  5. teenage angst（10代の不安や葛藤）
     
  
  
  6. teenage dream（10代の夢・若い頃の夢）
     
  
  
  7. teenage rebellion（10代の反抗）
     
  
  
  8. teenage romance（10代の恋愛）
     
  
  
  9. typical teenage behavior（典型的な10代の行動）
     
  
  
  10. teenage crush（10代の片想い）
  
  

3. 語源とニュアンス

語源:

• “teen”は「13（thirteen）〜19（nineteen）」の数字の語尾 “-teen” 部分から派生しています。そこに「-age」がつき、“teenage”という形容詞が成立しました。明確な分解としては少し曖昧な部分もありますが、古くから「teenager (10代の人)」と共に定着してきました。

ニュアンス:

• 「teenage」は、10代特有の感情や雰囲気を表すときに使う単語です。ややカジュアルな言葉ですが、フォーマルな文脈でも「10代の〜」という意味で使用されることがあります。
  


• 若さや未熟さ、エネルギー、あるいは反抗的なイメージを伴いやすいのが特徴です。

4. 文法的な特徴と構文

1. 基本的な使い方

   
   
   • 形容詞として、名詞の前に置いて「10代の〜」という意味を表します。
     
     例: a teenage girl, teenage problems
   
   



2. イディオム・構文例

   
   
   • “back in my teenage days” → 「私の10代の頃は」
     
   
   
   • “during my teenage years” → 「私の10代の時期に」
     
   
   



3. 使用シーン (フォーマル/カジュアル)

   
   
   • 通常はカジュアルから中程度のフォーマルまで幅広く使われますが、非常にフォーマルな文書では「adolescent」という言葉を使うケースもあります。
   
   

5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文

1. “I used to listen to rock music a lot in my teenage years.”
   
   （ティーンの頃はロック音楽をよく聴いていたよ。）




2. “My son is going through his teenage rebellion phase.”
   
   （うちの息子は10代の反抗期真っ最中だよ。）




3. “Teenage friendships can be so intense, don’t you think?”
   
   （10代の友情ってすごく熱くなることがあると思わない？）

(B) ビジネスシーンでの例文

1. “Our new marketing campaign targets a teenage demographic.”
   
   （新しいマーケティングキャンペーンは10代の層をターゲットにしています。）




2. “We should research teenage consumer trends for our product launch.”
   
   （製品の発売にあたり、10代の消費動向を調べるべきです。）




3. “The event will focus on teenage online behavior.”
   
   （そのイベントは10代のオンライン行動に焦点を当てます。）

(C) 学術的な文脈での例文

1. “The study analyzes teenage cognitive development in various sociocultural contexts.”
   
   （この研究はさまざまな社会文化的文脈における10代の認知発達を分析しています。）




2. “Teenage obesity has become a serious public health issue in many countries.”
   
   （10代の肥満は多くの国で深刻な公衆衛生上の問題となっています。）




3. “Researchers observed teenage social interactions over the course of a six-month period.”
   
   （研究者たちは6カ月にわたって10代の社会的交流を観察しました。）

6. 類義語・反意語と比較

• 類義語:

  
  
  1. adolescent (形容詞・名詞) → 思春期の、または思春期の若者
     
     
     
     • よりフォーマルで、医学的・学術的なニュアンスが強い。
       
     
     
  
  
  2. young (形容詞) → 若い
     
     
     
     • 幅広く「成人前の若い人」を指すため、必ずしも10代に限定されない。
       
     
     
  
  



• 反意語:

  
  
  • adult (形容詞/名詞) → 大人(の)
    
  
  
  • mature (形容詞) → 成熟した (10代の未熟さとの対比で用いる場合が多い)
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

• 発音記号 (IPA): /ˈtiːn.eɪdʒ/
  


• アクセント: 最初の音節 “teen” に強勢が来ます。
  


• アメリカ英語とイギリス英語での違い: ほとんど差はありません。/ˈtiːn.eɪdʒ/ で同じ発音です。
  


• よくある発音の間違い:
  
  
  
  1. /'te-nage/ のように “teen” を短くしてしまう。
     
  
  
  2. “tanage” のように曖昧母音にしてしまう。
     
  
  

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: “teenage” を “teenadge” などと誤記する。
  


• 同音異義語の混同: 特にはありませんが、「ten age」と空白を入れてしまうなど注意が必要。
  


• 試験対策: “teenage” は時事問題や社会問題に関する文章で出題されるケースがあります。英検やTOEICのリーディング等で10代に関する内容が出たら、セットで出る可能性が高いです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• イメージ: “teen” → “13から19歳” の語尾 “-teen” を思い出せば、10代を意味する単語だとすぐにつながるでしょう。
  


• 覚えるヒント:
  
  
  
  • 「13〜19」まで全て “-teen” が付く数字であることを思い出すとスムーズ。
    
  
  
  • 「a teenager」は「13歳〜19歳の人」→「a teenage boy/girl」は「10代の少年/少女」。
    
  
  


• 勉強テクニック: 自分の「10代の思い出」に関連づけて例文を作ると覚えやすいです。

以上が、「teenage」の詳細な解説になります。10代に関する事柄を表す形容詞として、日常からビジネス、学術面でも幅広く使われる単語なので、日頃の会話や記事などでぜひ意識してみてください。