最終更新日:2024/06/12

This dress is suitable for the occasion.

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このドレスはその場に適当です。

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元となった辞書の項目

suitable

形容詞

適当な,ふさわしい,好都合な

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解説

1. 基本情報と概要

単語: suitable

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): appropriate or fitting for a particular purpose, situation, or person.

意味(日本語): 適切な、ふさわしい。何かの目的や状況、人物に対してぴったり合う、ちょうどいいというニュアンスの形容詞です。たとえば、ある状況にマッチする「ふさわしい服装」「適切な方法」というように使われます。

活用形: 形容詞のため、基本的に比較級・最上級は more suitable / most suitable の形で表します。


  • 原級: suitable

  • 比較級: more suitable

  • 最上級: most suitable

品詞変化例:


  • 動詞形が直接「suit」として存在し、“to suit (someone/something)” で「合う、適している」という意味になります(例: This dress suits you well.)。

  • 副詞形: suitably (適切に)。

CEFRレベル: B1(中級)


  • B1: ある程度の語彙力が身につき、身近な話題であれば問題なく活用できるレベル。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • suit: 「合う」「適している」という意味の動詞(または名詞の「スーツ」にも通じる)

  • -able: “~に適した” というような形容詞を作る接尾語

“suitable” は「suit(合う) + able(〜できる)」というような語構成を持ち、「適合できる」「合うに足る」というニュアンスを持つ形容詞です。

関連語や派生語


  • suit (動詞): 合う、似合う、都合が合う

  • suit (名詞): スーツ(服装)

  • utilities: 語源としては直接関係ないですが、混同されることがある(意味が大きく異なるため注意)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. suitable candidate(ふさわしい候補)

  2. suitable time(適切な時間)

  3. suitable location(適切な場所)

  4. suitable alternative(妥当な代替案)

  5. suitable arrangement(妥当な取り決め)

  6. suitable position(適切な職・地位)

  7. suitable environment(適した環境)

  8. be suitable for all ages(あらゆる年齢に適している)

  9. find something suitable(何かぴったりのものを見つける)

  10. highly suitable(非常に適切な)


3. 語源とニュアンス

“suitable” は、動詞 “to suit” から派生した形容詞であり、「そのものに合う、適合する」というアイデアが語源です。中世フランス語 “suite” (続くこと、一続き)から派生し、それが英語に取り入れられて「調和」「合う」という意味が拡大してきました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • あくまで「〜にとってちょうどいい」という柔らかい表現です。一方で “appropriate” はややフォーマル寄りの雰囲気があります。

  • ビジネスシーンや日常会話どちらでも広く使われますが、「現状や基準に即してふさわしい」というイメージがあるため、失礼になることはあまりありません。

口語 / 文章 / カジュアル / フォーマル


  • 口語: “This place seems suitable for our meeting.” のように自然に使われます。

  • 文章: レポートや書類では “The proposal is suitable for our current budget.” など、フォーマルな文脈でもよく登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞なので、名詞を修飾するときや補語として使われます。

    例: “This is a suitable option.”(名詞「option」を修飾)

    “This option is suitable.”(補語として使う)


  • フォーマル / カジュアル: 基本的にどの場面でも使いやすい単語ですが、口語では fineokay などで置き換えられる場合もあります。


  • 可算・不可算: 「形容詞」のため可算・不可算の区別は直接関係ありません。形容する名詞が可算か不可算かに応じて使われます。



5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)


  1. “Is this time suitable for you to talk?”

    (この時間って話すのに都合いい?)

  2. “I’m looking for a suitable gift for my friend’s birthday.”

    (友達の誕生日にちょうどいいプレゼントを探しています。)

  3. “That movie isn’t really suitable for kids—it’s too scary.”

    (あの映画は子ども向きじゃないよ。怖すぎるから。)

ビジネスシーン


  1. “We need to find a suitable venue for our annual conference.”

    (年次会議にふさわしい会場を探す必要があります。)

  2. “A suitable candidate must have strong communication skills.”

    (適切な候補者は優れたコミュニケーション能力を持っていなければなりません。)

  3. “Is this budget suitable for launching the new project?”

    (この予算は新しいプロジェクトを始めるのに適していますか?)

学術的・フォーマル


  1. “The methodology employed in this study was deemed suitable for collecting reliable data.”

    (この研究で用いられた方法論は、信頼できるデータを収集するのに適していると考えられた。)

  2. “Selecting a suitable experimental design is crucial for valid results.”

    (有効な結果を得るためには、適切な実験デザインの選択が重要である。)

  3. “It is essential to choose a suitable statistical test before interpreting the findings.”

    (結果を解釈する前に、適切な統計的検定を選ぶことが不可欠です。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. appropriate(適切な)


    • “suitable” よりややフォーマルな響き。

    • 例: “This clothing is appropriate for the ceremony.”


  2. fitting(ふさわしい)


    • “exact fit” のニュアンスが強調される。

    • 例: “Her speech was fitting for the occasion.”


  3. proper(適切な/正しい)


    • “礼儀・規範に則っている” というニュアンスも含む。

    • 例: “Wear proper attire for the interview.”


反意語 (Antonyms)


  1. unsuitable(不適切な)


    • 例: “This type of paint is unsuitable for outdoor use.”


  2. inappropriate(不適切な)


    • 例: “That kind of language is inappropriate in a formal setting.”



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈsuː.tə.bəl/

  • アメリカ英語: [スー・タ・ブル] のように /-tə-/ がしっかり発音される。

  • イギリス英語: ほぼ同じ発音だが、少し [スュー・タ・ブル] 気味に聞こえることがある。

  • アクセント: 第1音節 (“suit” 部分) に強勢が置かれます。

  • よくある誤り: “suitable” を /su.ɪ.tə.bəl/ のように3つの拍(に近い)で発音する人もいますが、/ˈsuː.tə.bəl/ が正しい。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “sutable”、“suitible” のように -able の部分を間違えやすい。しっかり “suit + able” と覚えるとよい。

  • 同音異義語との混同: “suite” (スイートルームや一続きの部屋) と響きが似ているが、スペルと意味が全く異なるので注意。

  • 試験対策: TOEICや英検では、「最も適した選択肢はどれか?」のような設問の選択肢としてしばしば登場する。文脈で「適した/不適切はどれか」を問う場合に出題されやすい。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「suit(合う)」+「able(できる)」で「合うことができる」→「適している」と覚える。

  • スーツ (suit) は着る人に合うように仕立てられている→そこから “suitable” は「ぴったり合う」というイメージ。

  • アメリカ英語の発音イメージで「スー(伸ばす)・タ(さらっと)・ブル」と意識すると覚えやすい。


以上が “suitable” の詳しい解説となります。用途に応じて “appropriate” や “fitting” なども使い分けられるとさらに表現の幅が広がります。ぜひ参考にしてみてください。

意味のイメージ
suitable
意味(1)

適当な,ふさわしい,好都合な

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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