元となった辞書の項目
stomachache
解説
1. 基本情報と概要
単語: stomachache
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): pain in the stomach or abdomen
意味(日本語): 胃や腹部の痛み、いわゆる「腹痛」
CEFRレベルの目安: A2(初級)~B1(中級)程度
- A2:初級レベルの学習者でも「お腹が痛い」を表現するときに使える、とても基本的な単語です。
- B1:中級レベルでは、日常会話や健康相談で頻繁に使います。
「stomachache」は、日常会話で「お腹が痛い」「腹痛がする」と言いたいときに使える、とてもシンプルで便利な言葉です。
活用形
- 基本的に名詞なので、動詞のような活用はありません。
- 複数形は「stomachaches」ですが、あまり頻繁には使わず「I have a stomachache.(お腹が痛い)」のように単数形で使うのが一般的です。
他の品詞になった時の例
- 「stomach」が動詞になると「耐える・我慢する」という意味で「to stomach something」という表現があります。
例: “I can’t stomach his behavior anymore.”(彼の態度はもう我慢できない)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- stomach + ache
- stomach: 胃、腹部
- ache: 痛み
- stomach: 胃、腹部
それぞれがまとまって「胃痛・腹痛」を表す名詞になります。接頭語や接尾語という形ではありませんが、二つの単語が組み合わさった複合語です。
関連語や派生語
- stomach(名詞): 胃、腹
- tummy ache (やや子供っぽい表現): おなかの痛み
- abdominal pain(医療・フォーマル): 腹部の痛み
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- severe stomachache(ひどい腹痛)
- mild stomachache(軽い腹痛)
- chronic stomachache(慢性腹痛)
- sudden stomachache(突然の腹痛)
- persistent stomachache(持続的な腹痛)
- to cause a stomachache(腹痛を引き起こす)
- to relieve a stomachache(腹痛を和らげる)
- suffering from a stomachache(腹痛に苦しんでいる)
- get over a stomachache(腹痛が治る)
- remedy for a stomachache(腹痛の治療法)
3. 語源とニュアンス
語源:
- “stomach”はギリシャ語の「stómachos」(口、咽頭)からきており、後に「胃・腹部」の意味を持つようになりました。
- “ache”は古英語の「æce」からで、「痛み」を意味します。
- “stomach”はギリシャ語の「stómachos」(口、咽頭)からきており、後に「胃・腹部」の意味を持つようになりました。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 日常生活でのカジュアルな会話でよく使われます。
- フォーマルな文書や医療現場では「abdominal pain」ということも多いです。
- “stomachache”というと、胃や腹の痛み全般を指すカジュアルな印象があります。
- 日常生活でのカジュアルな会話でよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
名詞としての使い方
- 可算名詞(数えられる名詞): 例 “I have a stomachache.”
- 複数形は “stomachaches” ですが、一般会話ではほとんど単数形が使われます。
- 可算名詞(数えられる名詞): 例 “I have a stomachache.”
一般的な構文やイディオム
- “I’ve got a stomachache.” / “I have a stomachache.”(お腹が痛い)
- “(Something) gave me a stomachache.”(~のせいで胃が痛くなった)
- “It’s just a mild stomachache.”(ちょっとした腹痛だよ)
- “I’ve got a stomachache.” / “I have a stomachache.”(お腹が痛い)
フォーマル・カジュアルの使い分け
- カジュアル: “I have a stomachache.”
- フォーマル: “I’m experiencing abdominal pain.” (医療・診察での表現)
- カジュアル: “I have a stomachache.”
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
- “I can’t go out tonight. I have a terrible stomachache.”
(今夜は外出できないよ。ひどいお腹の痛みがあるんだ。) - “She often gets a stomachache when she’s stressed.”
(彼女はストレスがたまると、よくお腹が痛くなるんだ。) - “Do you have any medicine for a stomachache?”
(腹痛の薬、何か持ってる?)
ビジネスシーン
- “I’m sorry, but I need to leave the meeting early; I’ve developed a sudden stomachache.”
(申し訳ありませんが、急な腹痛がして会議を早退させていただきます。) - “Could you please reschedule my afternoon appointments? I have an awful stomachache.”
(午後のアポイントを組み直していただけますか。ひどい腹痛があって…) - “He called in sick today, saying he woke up with a stomachache.”
(彼は今朝お腹が痛くて起きたと言って、病欠の連絡をしてきました。)
学術的・医療文脈
- “Patients reporting chronic stomachache often undergo various diagnostic tests.”
(慢性的な腹痛を訴える患者は、しばしば様々な検査を受ける。) - “A sudden severe stomachache can be a sign of acute appendicitis.”
(突然の激しい腹痛は急性虫垂炎の症状かもしれない。) - “Dietary changes are sometimes recommended to alleviate recurring stomachaches.”
(再発する腹痛を和らげるために、食事療法が推奨されることもある。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- tummy ache (タミーエイク): 主に子供っぽい言い方、軽いニュアンス
- abdominal pain (アブドミナル・ペイン): 医療的・フォーマルな表現
- bellyache (ベリーエイク): ややカジュアル、口語的に腹痛を表すことも
これらはほぼ同じ「お腹の痛み」を指しますが、カジュアル度合いや使用シーンが異なります。
反意語
- はっきりとした反意語はありませんが、健康な状態を表す場合は “no pain,” “comfortable stomach” など外的に表現します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˈstʌməkeɪk/
- アクセント: 「stu-MACH-ache」と、第一音節(stu)と第二音節(mach)の間あたりに強勢がきます。
- アメリカ英語/イギリス英語: 大きな差はありませんが、アメリカ英語では [ˈstʌmək-eɪk]、イギリス英語でもほぼ同じ発音です。
- よくある発音ミス: 「stomach」の末尾を [ɪk] ではなく [ik] としてしまったり、「ache」を「エイク」ではなく「あけ」としてしまうケースなどがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “stomachache” を “stomacheache” や “stomache” と書いてしまう間違い。
- 同音異義語との混同: “ache” は “eight” に近い発音ですが、スペルが全く違うので気をつける。
- 試験対策: TOEICや英検のリスニングやリーディングで「健康」や「体調」に関する問題として出題されることがあります。発音・意味を混同しないようにしましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “stomach” + “ache” というように「胃/腹 + 痛み」とセットで覚えるとイメージしやすいです。
- 例: 「sto(スト)+ma(マ)+ch(チ)+ache(エイク)」の語感を頭に入れておく。
- 「頭痛(headache)」と同様のつづりと発音パターンを持つので、“headache” とセットにして覚えるとよいです。
- イメージとしては「「お腹がrumbling(ゴロゴロ)して痛む」→ stomachache」と関連づけましょう。
以上がstomachacheの詳細な解説です。日常会話からビジネス、医療まで幅広く使う機会がありますので、ぜひ使いこなしてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
腹痛,胃痛