元となった辞書の項目
underwater
解説
以下では、形容詞の “underwater” をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英単語: underwater
品詞: 形容詞 (一部、文脈によっては副詞的にも用いられることがあります)
- 英語の意味: being or happening below the surface of the water.
- 日本語の意味: 水中の、水面下で起こる。
- 「水の下にある・起こる様子を表す単語です。水中や海底、湖底など、水面下のシチュエーションを説明するときに使われます。」
活用形
形容詞なので、いわゆる動詞のような時制変化や名詞の単数・複数形はありません。
- 比較級・最上級をあえて作る場合は、より込み入った表現 (“more underwater” / “most underwater”) になるものの、あまり一般的ではありません。
他の品詞形
- “underwater” はベースとしては形容詞・副詞用法があり、名詞用法は通常ありません(ただし「経済的に担保割れの状態」を指すときに “to be underwater” と表現する特殊な状況もありますが、こちらは慣用表現に近いです)。
CEFRレベル
- B1(中級): 日常会話で話題となる、海や自然環境、アクティビティ(ダイビングなど)に関連する語彙としては中級レベルで習得が望ましいです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 前半の “under” (下に)
- 後半の “water” (水)
- 合わせて「水の下で、水中で」の意味になります。
- 前半の “under” (下に)
その他の派生語・類縁語
- “undersea”: 海面下の、とくに海関係に特化して用いられる形容詞
- “submarine”: 「潜水艦」の意味の名詞として定着していますが、形容詞として「海中の」という意味でも使われます
- “undersea”: 海面下の、とくに海関係に特化して用いられる形容詞
コロケーション(関連フレーズ)10選
- “underwater camera” - 水中カメラ
- “underwater photography” - 水中写真撮影
- “underwater world” - 水中の世界
- “underwater tunnel” - 水中トンネル
- “underwater exploration” - 水中探検
- “underwater cave” - 水中洞窟
- “underwater environment” - 水中環境
- “underwater welding” - 水中溶接
- “underwater habitat” - 水中生息地
- “underwater drone” - 水中ドローン
- “underwater camera” - 水中カメラ
これらはいずれも「水中で行われる・存在する・起こる」ものを示すときに使います。
3. 語源とニュアンス
- 語源
- “under” + “water” という非常に直接的な組み合わせで、生物学・地質学・海洋学など幅広い分野で古くから用いられてきました。
- 歴史的使用
- 「潜水」に関する表現は古くからありましたが、近代以降ダイビング技術の発展とともに “underwater” の使われ方も増えてきた経緯があります。
- ニュアンス
- 文字通り「水面の下」を示すため、ダイビング、海洋探検、海洋生物、または水中舞台のフィクションなど、わくわくする探検的イメージも与えます。
- ただし、金融業界など、比喩的に「価値が下がった」「抱えている負債が担保を上回った」状態を “underwater” と表すことがあります。こちらはややフォーマル/専門的な文脈で使われることが多いです。
- 文字通り「水面の下」を示すため、ダイビング、海洋探検、海洋生物、または水中舞台のフィクションなど、わくわくする探検的イメージも与えます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
- 形容詞として名詞を修飾: “I bought an underwater camera.”
- 副詞的に状態を表す: “He was shot underwater for the movie.” のように使われることもあります。(ただし副詞としてはあまり頻繁に見られない用法です)
- 形容詞として名詞を修飾: “I bought an underwater camera.”
使用シーン
- カジュアル: ダイビング仲間との会話など、日常や趣味の範囲でよく使われます。
- フォーマル: 海洋学や学術論文、金融業界の比喩的用法など。
- カジュアル: ダイビング仲間との会話など、日常や趣味の範囲でよく使われます。
文法上のポイント
- いつも “underwater” (ひとつの単語) で用いられ、「水の下の」という形容詞としては可算・不可算の区別は不要です。
- 場合によっては “under water” と二語に分ける書き方もありますが、その場合は単に “under the water” の短縮形のように使われ、より字義通りの意味合いを強調します。
- いつも “underwater” (ひとつの単語) で用いられ、「水の下の」という形容詞としては可算・不可算の区別は不要です。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “I’ve never tried underwater diving before. Have you?”
- 「まだ水中ダイビングをやったことないんだけど、やったことある?」
- “My phone is waterproof, so I can take pictures underwater!”
- 「私のスマホは防水だから、水中で写真が撮れるんだよ!」
- “He lost his watch while swimming underwater yesterday.”
- 「昨日泳いでいたときに水中で腕時計をなくしちゃったんだ。」
ビジネスの例文(3つ)
- “Our company produces specialized underwater communication devices for marine biologists.”
- 「弊社は海洋生物学者向けの専門的な水中通信装置を製造しています。」
- “The drilling project will require advanced underwater welding techniques.”
- 「その掘削プロジェクトには高度な水中溶接技術が必要となるでしょう。」
- “The insurer denied coverage for underwater salvage operations due to high risks.”
- 「保険会社はリスクが高いという理由で水中サルベージ作業を保証しませんでした。」
学術的な例文(3つ)
- “Underwater ecosystems are greatly affected by pollution and climate change.”
- 「水中生態系は汚染や気候変動による大きな影響を受けます。」
- “Scientists are studying the underwater volcanic activities near the seabed.”
- 「科学者たちは海底付近の水中火山活動を研究しています。」
- “Accurate mapping of underwater terrain is crucial for marine geology.”
- 「水中地形の正確なマッピングは海洋地質学にとって重要です。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- submerged (形容詞)
- 日本語訳: 水中に沈んでいる
- 違い: “submerged” は「完全に沈んでいる状態」を強調します。
- 日本語訳: 水中に沈んでいる
- undersea (形容詞)
- 日本語訳: 海面下の
- 違い: “underwater” は淡水でも海水でも使えますが、“undersea” は主に海に限るニュアンス
- 日本語訳: 海面下の
- aquatic (形容詞)
- 日本語訳: 水生の、水辺の
- 違い: 生き物や活動を表す際に「水に関連する」という広範な意味で使われることが多いです。
- 日本語訳: 水生の、水辺の
反意語
- above water / on the surface
- 日本語訳: 水面上で
- 水の下ではなく、水の上にある/水面上にあることを表します。
- 日本語訳: 水面上で
7. 発音とアクセントの特徴
- アメリカ英語 (IPA): /ˈʌn.dɚˌwɔː.t̬ɚ/
- アクセントは “UN-der-WA-ter” のようになります。
- アクセントは “UN-der-WA-ter” のようになります。
- イギリス英語 (IPA): /ˈʌn.dəˌwɔː.tər/
- “WA” の部分がやや長めの音になり、アメリカ英語より “t” の音がはっきりする場合があります。
よくある発音の間違い
- “un-der” の “der” の発音が曖昧になりがちです。
- “water” の “t” はアメリカ英語だと“d”に近い音に聞こえる場合がありますが、無理に日本語の「ダ」にしすぎないように注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “underwater” は一語ですが、うっかり “underwater” の “t” を抜かしてしまうミス。
- 同音異義語との混同: 同音異義語というよりは、 “under water” (二語) と “underwater” (一語) の使い分けが混乱しやすい点が注意です。
- 試験対策:
- TOEIC や英検などでも、海洋や自然に関する語彙問題で出たり、ニュース記事文脈(金融用語としての比喩表現含む)で spørgがあるかもしれません。文脈で正しく意味を取りましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 「下(under) + 水(water)」という、私達が直感的に理解しやすい組み合わせです。視覚的にも「水面下の様子」を連想すると覚えやすいでしょう。
- 勉強テクニック: “under” と “water” のシンプルな合成を意識して、「下にあるwater → underwater」と関連づけると、一度覚えれば忘れにくい単語です。
以上が “underwater” の詳細な解説です。水に関する状況や活動を表す際には、ぜひ積極的に使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
水面下の,水中の