最終更新日:2025/11/04

『チュッチュッ,チッチッ』(虫・小鳥などの鳴き声) / 『チュッチュッ』)『チッチッ』)『と鳴く』《+『away』》 / かん高い声で話す,にぎやかに話す / …'を'かん高く話す

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元となった辞書の項目

chirp

動詞

『チュッチュッ,チッチッ』(虫・小鳥などの鳴き声) / 『チュッチュッ』)『チッチッ』)『と鳴く』《+『away』》 / かん高い声で話す,にぎやかに話す / …'を'かん高く話す

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朝、鳥がチュッチュッと鳴く。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: chirp

品詞: 動詞 (一部、名詞で使われる場合もありますが、ここでは動詞に焦点を当てます)

意味 (英語): To make a short, sharp, high-pitched sound (especially like birds or small insects)

意味 (日本語): (鳥や小さな昆虫などが) ピッピッ、チュンチュンと鳴く、あるいは人が高い声でちょっとしたことを言う

「chirp」は鳥や昆虫、あるいは電子機器や人の出す「チュンチュン」「ピッピッ」というような短く高い音を表す動詞です。カジュアルに、人が元気よく「いやあ、元気だよ!」と声を出すときにも使われます。とても軽やかで明るいイメージの動詞です。

活用形


  • 原形: chirp

  • 三人称単数現在: chirps

  • 現在分詞/動名詞: chirping

  • 過去形: chirped

  • 過去分詞: chirped

他の品詞形


  • 形容詞: chirpy (元気いっぱいの、陽気でぺちゃくちゃ喋るような感じ)

CEFRレベルの目安


  • レベル: B1 (中級)


    • 「chirp」は日常会話でも目にする機会がありますが、基礎的な単語というよりは、少し語彙力がついてきた段階で出てくるイメージです。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「chirp」は接頭語や接尾語を含まない、短い単語です。

  • 擬音語的な要素を含み、実際の小鳥などの鳴き声をまねる形で作られたといわれています。

派生語や類縁語


  • chirpy (形容詞): 陽気な、元気な

  • chirrup (動詞): chirp とほぼ同じ意味で使われることもあるが、より長めのさえずりを表す場合もある

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. birds chirping → 鳥がさえずる

  2. crickets chirping → コオロギがチロチロ鳴く

  3. chirp happily → 楽しく(うれしそうに)チュンチュン鳴く

  4. phone chirps → (電話・スマホが) ピッという短い音を立てる

  5. chirp out a greeting → あいさつを明るく(短い声で)発する

  6. early morning chirps → 早朝のさえずり

  7. chirp with excitement → 興奮して(うれしそうに)声を出す

  8. a chirp of laughter → 軽い笑い声(高い短い感じ)

  9. birds chirping in the distance → 遠くで鳥がさえずっている

  10. chirp back → (誰かに向かって)高い声で応答する


3. 語源とニュアンス

語源

「chirp」は古英語や中英語あたりからの擬音語に由来するといわれ、鳥や小さな生き物の鳴き声を言葉にしたものです。

歴史的な使われ方

鳥のさえずりを表す意味が基本ですが、人が軽快に話しかける様子や機械音などにも転用されるようになりました。ポジティブでかわいらしい音のイメージです。

特定の状況でのニュアンス・使用時の注意


  • 「chirp」はかわいらしく、短くて高い音のイメージが強いです。

  • フォーマルな文書より、カジュアルな会話・小説・ウェブ記事などでよく使われます。

  • 機嫌がよさそうな響きがあり、否定的な文脈よりも陽気な感じを表すことが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞・自動詞


    • 基本的には自動詞: The birds are chirping. (鳥が鳴いている)

    • ただし、chirp a greeting のように目的語をとる形で使われることもあります。


  • 使用シーン


    • カジュアル: 日常会話や子ども向けのストーリーなどでよく使われる。

    • 小説などの文章: 自然描写や明るいシーンで重宝する。


  • イディオムや関連表現


    • chirp in は「口を挟む」「話にちょっと割り込む」というイメージで口語的に使われることがあります。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3例)


  1. I love waking up to birds chirping outside my window.

    (窓の外で鳥がさえずる音で目覚めるのが大好き。)


  2. My phone just chirped – I think I got a text message.

    (携帯がピッと音を立てたよ。メッセージが来たみたい。)


  3. Don’t you hear the crickets chirping? It’s so peaceful tonight.

    (コオロギが鳴いてるのが聞こえない?今夜はとても静かだね。)


ビジネスシーンでの例文 (3例)


  1. Our office seems livelier with cheerful colleagues chirping ideas in the morning meeting.

    (朝のミーティングで同僚たちが次々とアイデアを出してくれるので、オフィスが活気づいている。)


  2. He chirped in with a quick comment during the conference call.

    (彼は電話会議中にさっとコメントを挟んだ。)


  3. The notification chirped every time a new client email arrived.

    (新しい顧客メールが届くたびに通知がピッと音を立てた。)


学術的な文脈・少し固めの文での例 (3例)


  1. Field researchers recorded various species of birds chirping at dawn to study their migration patterns.

    (フィールド研究者たちは、鳥たちの移動パターンを調べるために夜明けにさえずる様子を記録した。)


  2. Certain insects chirp more frequently in warmer weather, indicating heightened activity levels.

    (ある種の昆虫は気温が高いとより頻繁に鳴き声を上げることが観察されており、活動レベルの増加を示している。)


  3. The automated sensors are designed to chirp intermittently, alerting staff to minor temperature fluctuations.

    (自動センサーは断続的な鳴り音を発するように設計されており、スタッフに小さな温度変化を知らせる。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. tweet (さえずる)


    • 鳥の鳴き声を表すときに使われる。「chirp」よりもさらに短く鋭い音をイメージすることが多い。


  2. twitter (さえずる、おしゃべりに興じる)


    • やや古風で、鳥が連続的にさえずっているときや、人がぺちゃくちゃ喋る様子を表現。


  3. cheep (ピヨピヨと鳴く)


    • 主にヒヨコなど小鳥の高い声。「chirp」とほぼ同類だが、より幼く弱々しい音を表す傾向。


  4. chirrup (チュルップと鳴く)


    • 「chirp」の長めのバージョン。またはより連続的に鳴くイメージ。


反意語


  • remain silent (沈黙を保つ)

  • roar (ほえる)、growl (うなる) など、低く大きな音の動詞は「chirp」とは対照的。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (米音): /tʃɝːp/

  • IPA (英音): /tʃɜːp/

アクセントは短い単語なので、全体で一拍のように発音します。

アメリカ英語では「r」の音がしっかり入り /tʃɝːp/ となり、イギリス英語では /tʃɜːp/ で「r」があまり強調されずに発音されます。

「ch-」の部分は「チ」にあたる破擦音 /tʃ/ なので、「シュ」と聞こえたり「チュ」と聞こえたりしないよう注意が必要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「chirp」は「chip」や「cheap」とつづりが似ているので要注意。

  • 同音異義語との混同: 「chirp」とよく似た「cheep」、あるいは「chirrup」など同じような擬音語が複数存在します。微妙にニュアンスが違うため意識しましょう。

  • TOEICや英検での出題傾向: 直接「chirp」が問われる頻度は高くありませんが、イラスト問題や自然描写、リスニングテストなどで鳥の鳴き声として出てくる可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 音から覚える: 「チュンチュン」「ピッピッ」といった音のイメージで覚えると記憶しやすいです。

  • スペリングのポイント: 「ch」+「irp」ときたら「chirp」のように、小鳥のかわいい鳴き声を思い出してみる。

  • ストーリーでイメージ: 朝、窓を開けて鳥が「チュンチュン」と鳴いている。そんな光景と「chirp」を結びつけると、単語がパッと浮かぶはずです。


小鳥やコオロギなど、小さくて愛らしい鳴き声を表すときにぴったりの動詞が「chirp」です。自分の人生にちょっとした喜びを表すちいさな音が「chirp」だと思うと、より覚えやすくなるかもしれません。

意味のイメージ
chirp
意味(1)

チュッチュッ,チッチッ(虫・小鳥などの鳴き声)

意味(2)

かん高い声で話す,にぎやかに話す

意味(3)

…'を'かん高く話す

意味(4)

チュッチュッ)チッチッ)と鳴く《+away

和英選択問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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