(身体的に)力の強い / (身体が)じょうぶな,健康な / 勢力(権力)のある,有力な / (物が)がんじょうな,堅固な / (精神的・道徳的に)強い / 説得力のある,効果的な / (味・においが)いやな,不快な / (動きが)激しい,速い / (程度が)強い,強烈な,濃い / アルコール分の多い / 《数詞の後に用いて》…の人員の / 強く,強力に;激しく,盛んに
strong
(身体的に)力の強い / (身体が)じょうぶな,健康な / 勢力(権力)のある,有力な / (物が)がんじょうな,堅固な / (精神的・道徳的に)強い / 説得力のある,効果的な / (味・においが)いやな,不快な / (動きが)激しい,速い / (程度が)強い,強烈な,濃い / アルコール分の多い / 《数詞の後に用いて》…の人員の / 強く,強力に;激しく,盛んに
1. 基本情報と概要
英単語: strong
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): having great physical power, ability, or intensity
意味(日本語): 「強い」「力のある」という意味の形容詞です。体力がある、人や物の性能が高い、影響力や効果が大きい、といった場面で使われます。例えば、「強い力を持っている」や「味が濃い」といった状況を表すのに使われます。
活用形:
- 比較級:stronger (より強い)
- 最上級:strongest (最も強い)
他の品詞形:
- 名詞形:strength(強さ)
- 副詞形:strongly(強く)
CEFRレベルの目安:A2(初級)
A2は「初歩的な英語を理解し、身近な話題について簡単なやり取りができる」レベルです。
「strong」は日常生活でもよく出てくる基本単語なので、A2程度のレベルでも十分使える形容詞です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 語幹(root): 「strong」
接頭語・接尾語は特になく、語幹そのものが「強い」を意味します。
派生語や関連語
- strength (名詞): 強さ
- strengthen (動詞): 強化する
- stronghold (名詞): 要塞、拠点
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- strong wind(強い風)
- strong coffee(濃いコーヒー)
- strong connection(強い結びつき / つながり)
- strong opinion(強い意見 / はっきりした意見)
- strong smell(強いにおい)
- strong candidate(有力な候補者)
- strong leadership(強力なリーダーシップ)
- strong demand(大きな需要)
- strong emphasis(強調、強い力点)
- strong bond(強い絆)
3. 語源とニュアンス
語源
「strong」は古英語の“strang”に遡ります。ゲルマン系言語で「硬い」「力がある」といった意味を持っており、古くから「力強い」「頑丈な」といったニュアンスを表すために用いられてきました。
ニュアンス・使用時の注意点
- 「strong」は、物理的な力の強さだけでなく、精神面(意志が強い)や味や香りが強い状態など、幅広い場面で使えます。
- 口語・文章どちらでも頻繁に用いられる、非常に一般的な単語です。フォーマル・カジュアル問わず、多様なシーンで活躍します。
4. 文法的な特徴と構文
文法上の特徴
- 可算・不可算の区別: 形容詞なので名詞の数え方には直接関与しません。
- 「strong」は他動詞・自動詞ではなく、あくまで形容詞なので、そのまま何かを修飾します。
一般的な構文やイディオム
- be strong in + [名詞/分野]
- 例: “She is strong in mathematics.”(彼女は数学が得意です)
- 例: “She is strong in mathematics.”(彼女は数学が得意です)
- stay strong / remain strong
- 「強いままでいる」「頑張り続ける」など、継続的に強さを保つ意味を示します。
- 「強いままでいる」「頑張り続ける」など、継続的に強さを保つ意味を示します。
- come on strong(口語)
- 「押しが強い」「強引な印象を与える」というイディオム的表現です。
- 「押しが強い」「強引な印象を与える」というイディオム的表現です。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I need a strong cup of coffee to wake up.”
- 朝起きるために濃いコーヒーが必要だ。
- 朝起きるために濃いコーヒーが必要だ。
- “He’s really strong; he can lift twice his body weight.”
- 彼は本当に力持ちで、体重の2倍を持ち上げられる。
- 彼は本当に力持ちで、体重の2倍を持ち上げられる。
- “My smartphone has a strong battery life; it lasts all day.”
- 私のスマートフォンはバッテリーがとても強く、一日中持つ。
ビジネスシーンでの例文
- “We need a strong leader to guide the team.”
- チームを導くために、力強いリーダーが必要です。
- チームを導くために、力強いリーダーが必要です。
- “Our product has a strong market presence.”
- 我々の製品は市場で大きな存在感を持っています。
- 我々の製品は市場で大きな存在感を持っています。
- “She gave a strong presentation that impressed everyone.”
- 彼女は説得力のあるプレゼンテーションを行い、全員を感心させた。
学術的・フォーマルな文脈での例文
- “The study provides strong evidence supporting the new theory.”
- その研究は新しい理論を裏付ける強力な証拠を示している。
- その研究は新しい理論を裏付ける強力な証拠を示している。
- “A strong argument is based on valid data and logical reasoning.”
- 説得力のある主張は、有効なデータと論理的な推論に基づいている。
- 説得力のある主張は、有効なデータと論理的な推論に基づいている。
- “He has a strong academic background in astrophysics.”
- 彼は天体物理学において強固な学問的背景を持っている。
6. 類義語・反意語と比較
類義語(synonyms)
- powerful(力強い)
- robust(頑丈な)
- sturdy(頑丈な)
- vigorous(活気のある)
- mighty(非常に強い、偉大な)
- 「powerful」は力や影響力が強いことに焦点をあてます。
- 「robust」や「sturdy」は物理的に頑丈なイメージが強いです。
- 「vigorous」は体力や活力が満ちている状態を表します。
- 「mighty」はやや文語的な響きがあり、大きな力・偉大さを表します。
反意語(antonyms)
- weak(弱い)
- feeble(か弱い、脆弱な)
- frail(もろい、か弱い)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /strɔːŋ/ または /strɑːŋ/ (地域によって /strɔːŋ/ と /strɑːŋ/ の間の違いがみられます)
- イギリス英語: /strɒŋ/
- アメリカ英語: /strɔːŋ/ または /strɑːŋ/ (地域によって /strɔːŋ/ と /strɑːŋ/ の間の違いがみられます)
アクセント(強勢):
- “strong” は語の冒頭 “str-” 部分に自然とアクセントがあります。
よくある間違い:
- 日本人学習者は「ストロン」と口が開きすぎてしまうことがあります。
- アメリカ英語であれば “strɑːŋ” のような音で、「ストラーング」より短めに発音する感覚でOKです。
- イギリス英語なら “strɒŋ” のように「ストロング」と短く「オ」の音。
- 日本人学習者は「ストロン」と口が開きすぎてしまうことがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
- “stron” や “stronG” など、最後の “g” を忘れたり、大文字小文字を混在させたりしないよう注意。
- “stron” や “stronG” など、最後の “g” を忘れたり、大文字小文字を混在させたりしないよう注意。
- 同音異義語との混同:
- 同音異義語は特にありませんが、「ストロング」と「ストロングス(strength)」など、形が似ている語と混同しないようにしましょう。
- 同音異義語は特にありませんが、「ストロング」と「ストロングス(strength)」など、形が似ている語と混同しないようにしましょう。
- 試験対策(TOEIC・英検など):
- 「形容詞 + 名詞」や比較級の「stronger than ~」などの表現が穴埋め問題で出る可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “strong” は “strength”(強さ)や “arm”(腕)など、力強さを連想させる言葉とセットで覚えるとイメージしやすいです。
- 語源的にも「力や硬さ」をイメージすれば多様な使い方(物理的・精神的・味や香りなど)に対応できるでしょう。
- スペルの最後は必ず “g” で終わることを意識すると覚えやすいです。
以上が、形容詞 “strong” の詳細解説です。体の強さから製品の強みまで、幅広い文脈で使える基本単語なので、ぜひ積極的に使ってみてください。
(身体的に)力の強い
(身体が)じょうぶな,健康な
勢力(権力)のある,有力な
(物が)がんじょうな,堅固な
(精神的・道徳的に)強い
説得力のある,効果的な
(味・においが)いやな,不快な
(動きが)激しい,速い
(程度が)強い,強烈な,濃い
アルコール分の多い
《数詞の後に用いて》…の人員の
強く,強力に;激しく,盛んに