肩;《複数形で》(両肩を含む)上背部 / 《複数形で》(責任・重荷を負う)双肩,責任を負う能力 / 肩に似た部分 / (服の)肩[の部分] / (山などの)肩 / (道路の)肩 / 肩肉
shoulder
肩;《複数形で》(両肩を含む)上背部 / 《複数形で》(責任・重荷を負う)双肩,責任を負う能力 / 肩に似た部分 / (服の)肩[の部分] / (山などの)肩 / (道路の)肩 / 肩肉
以下では、名詞 shoulder
をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語での意味
• “Shoulder” - The part of the body where the arm connects to the torso (the upper body, to the side of the neck).
(肩。腕と胴体がつながる部分)
日本語での意味
• 「肩」という意味です。腕と体幹がつながる部分を指します。
「肩が痛い」「肩をトントン叩く」など、日常会話でもよく使われる身体の部位に関する単語です。
品詞
• 名詞 (noun)
活用形
英語の名詞なので、複数形は shoulders
です。
• 単数形: shoulder
• 複数形: shoulders
他の品詞になった場合
• 動詞形: “to shoulder” (肩で担ぐ・責任を負う)
例: “We must shoulder this responsibility.” (この責任を引き受けなければならない)
• 形容詞的表現: “shouldered” ~ 例えば “broad-shouldered” (肩幅が広い)
CEFR レベル (目安)
A2: 初級
(身体の部位を表す基本単語の一つで、初級の段階で学ぶことが多い単語です)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“shoulder” は、はっきりした接頭語や接尾語が含まれる単語ではありません。語幹そのものが “shoulder” として機能します。
その他の派生語・関連語
- shoulder strap (ショルダーストラップ)
- broad-shouldered (肩幅が広い)
- shoulder blade (肩甲骨)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- broad shoulders → 広い肩幅
- shrug one’s shoulders → 肩をすくめる
- shoulder to shoulder → 肩を並べて(協力して/ぎっしりと)
- shoulder pain → 肩の痛み
- give someone the cold shoulder → (人に)冷たい態度をとる
- a chip on one’s shoulder → (過去の出来事による)恨みやわだかまり
- put one’s shoulder to the wheel → 全力で取り組む
- shoulder season → 旅行業界でオン・オフの狭間の時期(中間期)
- shoulder bag → ショルダーバッグ
- tap someone on the shoulder → 肩をトントンと叩く
3. 語源とニュアンス
語源
“shoulder” は古英語の “sculdor” にさかのぼり、ゲルマン語派(Proto-Germanic)の語源を持つとされます。歴史的には体の部位を指す語として使われ、古くから文献にも登場しています。
微妙なニュアンスや感情的響き
- 肩という身体部分のほか、比喩的に“責任”や“負担”を表す場合にも用いられます(動詞形 “to shoulder a burden/responsibility” など)。
- “to give someone the cold shoulder” は、冷たい態度を取るというイディオムで、カジュアルから日常表現程度のニュアンスがあります。
使用シーン
- 口語・日常会話:体の部位としての “shoulder” は日常で頻繁に使われます。
- フォーマル/学術的:身体組織や理学療法など、専門的文脈でも普通に登場します。
- 比喩的表現:文章・スピーチの中で責任を負うなどの表現にも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文や表現
• “He shrugged his shoulders.” (彼は肩をすくめた)
• “She has broad shoulders.” (彼女は肩幅が広い)
• “They stood shoulder to shoulder.” (彼らは肩を並べて立った)
イディオム
- “Shoulder the blame/responsibility” → 責任を引き受ける
- “Give someone the cold shoulder” → 冷たい態度をとる
可算・不可算
• “Shoulder” は可算名詞 (a shoulder, two shoulders)
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な場面でそれぞれ3例ずつ紹介します。
(A) 日常会話
“I slept in a weird position last night, and now my shoulder hurts.”
(昨晩、変な姿勢で寝たせいで、今肩が痛いんだ。)“He tapped me on the shoulder to get my attention.”
(彼は私の注意を引くために、肩をトントンと叩いた。)“When she feels nervous, she shrugs her shoulders.”
(彼女は緊張するとき、肩をすくめる癖がある。)
(B) ビジネス
“Several key tasks rest on the manager’s shoulders.”
(いくつかの重要な業務はマネージャーの肩にかかっている。)“Our company needs leaders who can bear heavy responsibilities on their shoulders.”
(わたしたちの会社には、大きな責任をしっかりと担えるリーダーが必要だ。)“You can’t shoulder all the workload by yourself; we’re here to help.”
(業務量を全部一人で抱え込まないで。私たちがサポートします。)
※ここでは動詞用法ですが、名詞として「workload on one’s shoulders」のイメージも持ちながら理解するとよいです。
(C) 学術的な文脈
“The study focuses on the biomechanical properties of the shoulder joint.”
(その研究は肩関節の生体力学的特性に焦点を当てている。)“Physical therapists often examine shoulder alignment to address posture issues.”
(理学療法士は姿勢の問題を解消するために、よく肩のアライメントをチェックする。)“In anatomy class, we learned about the muscles and tendons around the shoulder.”
(解剖学の授業で、肩周辺の筋肉や腱について学んだ。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (synonyms)
- (直訳の完全な言い換えはあまりありませんが、意味を拡張した表現)
• “upper arm area” → 主に腕の上部を指すため、厳密には異なります。
• “side of the torso” → 肩近辺をあらわすが、抽象的すぎてあまり使われません。
※ 肩そのものを指す同性質語はあまりないため、実際には “shoulder” が最も適切です。
反意語 (antonyms)
- “hip” (腰) など下半身に属する単語は体の部位として対比的に挙げられることはあっても、直接的な反意語ではありません。肩の反対語は特に存在しません。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
• イギリス英語 (BrE): /ˈʃəʊl.dər/
• アメリカ英語 (AmE): /ˈʃoʊl.dɚ/
強勢(アクセント)の位置
• 「ʃoul」の部分に強勢があります: SHOUL-der
発音上の注意
• “shoulder” の “l” はしっかりと発音されますが、「should」の “l” よりもやや軽めに続けるイメージです。
• “u” の部分が曖昧母音(ə)になりやすいので、shoal-der
のように伸ばすイメージを持つとよいでしょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “sholder” や “shouder” などと綴り間違いが多いので注意してください。
- 同音異義語との混同: “should” と “shoulder” はスペルが似ていますが、意味も品詞も異なります。
- 発音で “soldier” と混同しない: “soldier” (兵士) とは発音が似て非なるものなので気をつけましょう。
- 資格試験・英語検定などでの出題: ボキャブラリー問題で「身体の部位」やイディオム (“cold shoulder” など) が問われる場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
• “Should + er” → “Shoulder” と考えるとつづりやすいです。実際には “l” の音を忘れずに入れるのがポイントです。
• 「ショルダー → ショルダー・バッグ」のイメージで覚えると、日常的なアイテムと関連づけられて覚えやすいでしょう。
• “shrug one’s shoulders” (肩をすくめる) というフレーズを一緒に覚えると、日常会話でよく使えます。
以上が名詞 “shoulder” の詳細な解説です。肩は日常的にも話題になりやすい部位なので、実際の会話やテキストで何度も見聞きして自然に使いこなせるようになるとよいですね。
肩;《複数形で》(両肩を含む)上背部
《複数形で》(責任・重荷を負う)双肩,責任を負う能力
肩に似た部分;(服の)肩[の部分];(山などの)肩;(道路の)肩
肩肉