最終更新日:2025/10/07

〈C〉(装飾・包装などに用いる) リボン / リボン状の物,細長い物 / 《複数形で》細かく裂けた物

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

ribbon

名詞

〈C〉(装飾・包装などに用いる) リボン / リボン状の物,細長い物 / 《複数形で》細かく裂けた物

このボタンはなに?

彼女はギフト箱に明るい赤いリボンを巻き付けた。

このボタンはなに?
解説

名詞 “ribbon” を徹底解説


1. 基本情報と概要

英語: ribbon

日本語: リボン

意味(英語)

A narrow strip of fabric used primarily for tying or decorative purposes, such as for hair, gifts, or awards.

意味(日本語)

細長い布や素材の帯で、髪を結んだり、贈り物に飾りとして付けたり、表彰の印として使われるものです。華やかな印象を与えたいときに用いられることが多く、「結ぶ」「飾る」というニュアンスを持ちます。


  • 品詞: 名詞 (countable noun)

  • 活用形: 単数形: ribbon / 複数形: ribbons

  • 他の品詞になったとき:


    • 形容詞的用法: “ribboned” (例: a ribboned gift box)

    • 動詞的用法: 稀ではありますが「~をリボンで飾る・束ねる」として “to ribbon (something)” という形で使われることもあります。


CEFRレベルの目安: B1(中級)

日常生活の中で目にする機会は多い単語ですが、文脈によっては装飾や式典など、少し特別なシーンで使用されるため、中級程度に位置付けられます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: “ribbon” は明確な接頭辞・接尾辞を含む形ではなく、語幹として “ribbon” がそのまま存在します。

  • 派生語や類縁語:


    • “ribboned” (形容詞)

    • “ribbon-like” (形容詞)

    • “to ribbon” (動詞)


よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. tie a ribbon(リボンを結ぶ)

  2. a ribbon-cutting ceremony(リボンカットセレモニー)

  3. blue ribbon(最優秀賞 / 功労賞などを象徴する青いリボン)

  4. red ribbon campaign(赤いリボンキャンペーン、エイズ啓発などの社会運動で用いられる)

  5. curl the ribbon(リボンをくるくる巻いてカールさせる)

  6. silk ribbon(シルク製のリボン)

  7. gift ribbon(贈り物用のリボン)

  8. ribbon bow(リボン結び / リボンの飾り結び)

  9. wrap with a ribbon(リボンで包む・巻く)

  10. decorative ribbon(装飾用のリボン)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中英語で “ribban” や “riban”、“ruban” と綴られていた形があり、フランス語由来(古フランス語: ruban)とも言われています。細長い布地や装飾用の帯を指す語として広く使われてきました。

  • ニュアンス: 一般にリボンは可愛らしい、華やかな、またはお祝いの場面や特別感を演出するイメージがあります。

  • 使用時の注意:


    • 場面:カジュアル・フォーマル問わず使えますが、プレゼントや式典など特別感のある文脈でよく登場します。

    • 文章か会話か:日常会話でも使われますが、結婚式やイベントの案内文など、ややフォーマルなトーンでも登場します。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算名詞 (a ribbon / two ribbons) で扱います。

  • 構文例:


    • “She tied a ribbon around the box.”

    • “The mayor cut the ribbon at the event.”


  • イディオム:


    • “cut the ribbon” = 施設のオープンやイベント開始を祝うセレモニーをスタートさせる。

    • “blue-ribbon” = 最上級の、最高品質の(形容詞的に使うことがあります: “a blue-ribbon panel” など)。


  • 使用シーン: カジュアルにもフォーマルにも使われますが、「cut the ribbon」などの表現はフォーマルな行事のイメージが強いです。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I need a ribbon to tie my hair today.”

    (今日、髪を結ぶのにリボンが欲しいな。)

  2. “Could you help me pick a red ribbon for this gift?”

    (このプレゼント用に赤いリボンを選ぶのを手伝ってくれる?)

  3. “She always wears a ribbon in her ponytail.”

    (彼女はいつもポニーテールにリボンをつけているね。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “We will have a ribbon-cutting ceremony to celebrate the opening of our new branch.”

    (新支店のオープンを祝うリボンカットセレモニーを行います。)

  2. “The marketing team ordered custom ribbons featuring our company logo for the event.”

    (マーケティングチームはイベントのために、会社のロゴが入った特注のリボンを注文しました。)

  3. “Please tie a small ribbon on each product for the display.”

    (展示用に各商品のパッケージに小さなリボンを結んでください。)

学術的・公的な文脈での例文


  1. “The university awarded her a blue ribbon for her outstanding research.”

    (大学は彼女の優れた研究に対して青いリボン賞を授与した。)

  2. “During the conference, a red ribbon was used to symbolize the global health campaign.”

    (会議中、世界的な健康推進キャンペーンを象徴するために赤いリボンが使用された。)

  3. “They studied the cultural significance of ribbon decorations in traditional costumes.”

    (彼らは伝統衣装におけるリボン装飾の文化的意義を研究した。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. band(バンド)


    • 意味: 細い帯状のものや、一団を指す場合もあり、文脈によっては「リボン」に近い意味で使えるが、より一般的に「帯」を指す場合が多い。


  2. strip(ストリップ)


    • 意味: 細長い切れ端を意味し、硬い素材にも使いやすい。ribbon よりも装飾性や柔軟性を示唆しない場合が多い。


  3. tape(テープ)


    • 意味: 接着剤付きのものも多く、装飾より実用的・粘着的な面が強い。


反意語

リボンの「反意語」は直接的に存在しませんが、機能的に「結ぶ・飾る」ことの反対として “unfasten” や “untie” の動詞は考えられます。物体としての真逆を表す言葉は特にありません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈrɪb.ən/


    • アクセント(ストレス)は最初の音節 “rib” に置かれます。


  • アメリカ英語 / イギリス英語: 基本的には同じ /ˈrɪb.ən/ の発音です。

  • よくある発音の間違い:


    • /riˈbɒn/ のように後半を “-bon” と濁らせるケースがあることに注意してください。

    • 最初の “r” を巻き舌にしすぎたり、弱めすぎたりしないように気を付けましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “ribon” や “ribon” など、b を1つにしてしまうミス。正しくは “rib-bon” と b が2つ入ります。

  • 同音・類似スペル語との混同: とくに大きく似ている単語は少ないですが、書き取りの際には “rubber” や “ribbon” など b の数に注意が必要です。

  • 試験対策:


    • TOEIC や英検などでは、贈り物や式典に関する文章で登場する可能性があります。

    • 表彰関連の “blue ribbon” や、新店舗オープンの “ribbon-cutting ceremony” として出題される場合があります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「プレゼントに巻いたり、髪に結んだりする細い帯」= “ribbon” と覚えましょう。

  • 覚え方のコツ:


    • “rib” + “bon” のように2つにわけて発音やスペリングを意識する。

    • “ribbon” を見たときの華やかなイメージ(ギフトや髪飾り)を思い浮かべると記憶に定着しやすいです。


  • ストーリー: 「誕生日プレゼントに巻いてある鮮やかなリボンを想像する」と、日常的によく目にする場面との関連が強くなり、覚えやすくなります。


以上が名詞 “ribbon” の詳細解説です。普段はプレゼントや髪飾り、イベントの飾りに触れるときにぜひ意識してみてください。

意味のイメージ
ribbon
意味(1)

(装飾・包装などに用いる)リボン

意味(2)

〈C〉リボン(ひも)状の物,細長い物

意味(3)

《複数形で》細かく裂けた物

意味(4)

〈C〉(勲花の略章・階級などの記章としての)リボン

意味(5)

《複数形で》《古》手綱

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★