最終更新日:2025/10/07

《米話》=mathematics (《英話》maths)

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元となった辞書の項目

math

数詞

《米話》=mathematics (《英話》maths)

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私は数学が大好きで、数値の問題を解くのが楽しいです。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: math

品詞: 名詞(不可算名詞)

意味(英語): Short for “mathematics,” referring to the study of numbers, quantities, shapes, and patterns.

意味(日本語): 「数学」の略称であり、数・量・形・パターンなどを扱う学問を指します。

「Math」は主にアメリカ英語で使われる略称で、「数学のことだ」と思ってください。カジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、イギリス英語では通常 “maths” と言います。


  • 活用形(名詞としての活用形はありません。不加算名詞なので複数形もありません)

  • 他の品詞例: 形容詞形として “mathematical” (数学の/数学的な)、副詞形として “mathematically” (数学的に)

CEFRレベル目安: B1(中級)

学習者が学校で習う科目の名前ですので、早い段階で見聞きする単語ですが、概念的にはやや広く深いのでB1レベルといえます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: 「math」は “mathematics” の省略形です。本来の綴り(mathematics)にはギリシャ語由来の “mathema”(学習)という語幹が含まれています。

  • 接頭語・接尾語: 「math」自体は略称のため明確な接頭語・接尾語は見当たりませんが、完全形の “mathematics” には “-ics” という学問分野を示す接尾語があります。

関連する派生語・類縁語


  1. mathematics(数学)

  2. mathematician(数学者)

  3. mathematical(数学の、数学的な)

  4. mathematically(数学的に)

よく使われるコロケーション(10個)


  1. do the math(計算する / 話をまとめる)

  2. basic math(基礎数学)

  3. mental math(暗算)

  4. math problem(数学の問題)

  5. math test(数学の試験)

  6. math class(数学の授業)

  7. math skills(数学的なスキル)

  8. advanced math(高度な数学)

  9. math homework(数学の宿題)

  10. applied math(応用数学)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: “mathematics” はギリシャ語の “mathema”(学習)や “manthanein”(学ぶ)に由来します。ラテン語 “mathematica” を経て英語に取り入れられ、アメリカ英語で「math」、イギリス英語では「maths」と略されるようになりました。

  • ニュアンス/使用時の注意点:


    • カジュアル~フォーマル: どちらでも使用可能。学校や論文などフォーマルな場面では “mathematics” と書かれることもあります。

    • 会話では「数学」を指すときにシンプルに “math” と呼ぶため、耳慣れないと最初は戸惑うかもしれませんが、とても一般的な表現です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • 名詞(不可算名詞)として扱います。複数形になりません。

    • イギリス英語では “maths” と表記し、同じく不可算名詞です。


  • 一般的な構文/イディオム:


    1. do the math: 「計算してみてごらん」「全体を考えて結論を出してみな」といった意味合いのイディオム。

    2. It’s basic math: 「簡単な数学だよ」「当たり前のことだよ」といった軽い表現。


  • フォーマル/カジュアル:


    • 口語: “I’m not good at math.”

    • 文章: “The mathematics curriculum needs reforming.”



5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)


  1. “I need to study math tonight for tomorrow’s test.”

    (明日のテストのために、今夜は数学を勉強しないと。)


  2. “Math was never my favorite subject in school.”

    (学校では数学が好きな科目じゃなかったんだ。)


  3. “Could you help me with this math problem?”

    (この数学の問題を手伝ってくれる?)


ビジネス(ややフォーマル)


  1. “Our team needs someone with strong math and analytical skills.”

    (私たちのチームには、優れた数学的・分析的スキルを持つ人が必要です。)


  2. “We’ll have to do the math to see if this project is profitable.”

    (このプロジェクトが採算が合うかどうか、計算しなければなりません。)


  3. “She presented a clear analysis using advanced math techniques.”

    (彼女は高度な数学的手法を使って、明快な分析を提示しました。)


学術的(フォーマル)


  1. “His research focuses on applied math in environmental studies.”

    (彼の研究は環境学における応用数学に焦点を当てています。)


  2. “A strong grounding in math is crucial for engineering programs.”

    (工学系の課程では数学の基礎が十分に身についていることが重要です。)


  3. “The mathematics department offers various specialized courses in pure math.”

    (数学科では純粋数学のさまざまな専門科目を提供しています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語


    1. mathematics(数学)


      • “math” の正式形。論文や正式書類でよく使われる。


    2. arithmetic(算数)


      • 「四則演算(足し算・引き算・かけ算・わり算)」を中心とする基礎的分野を指す時に用いる。


    3. geometry(幾何学)


      • 「図形・空間」の性質を扱う数学の一分野。


    4. statistics(統計学)


      • データ解析に特化した数学の分野。



  • 反意語:


    • 数学そのものに「反意語」は存在しませんが、学問分野としては “literature” や “language arts” など文系科目が対極として挙がる場合があります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • アメリカ英語: /mæθ/

    • イギリス英語は “maths” /mæθs/


  • 強勢(アクセント)の位置:


    • 短い語なので特に強勢は “math” 全体に置かれます。


  • よくある発音の間違い:


    • “math” の /æ/ の発音を /ʌ/(マス のように)と混同する。

    • イギリス英語圏では “math” ではなく “maths” と発音する点に注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “math” は短い単語なので少ないが、「mathtics」と書いてしまうなどの誤用に注意。

  • 同音異義語: 特にありませんが、アメリカ英語とイギリス英語で “math” / “maths” の違いに混乱しないように。

  • 試験対策: TOEICや英検で直接「math」の綴りを問われることは多くありませんが、文脈中で “mathematics” や “arithmetic” などの単語を理解しているかどうかは問われます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ:


    • “Math = Mathe(ト)マティクスの略” とイメージすると、そのまま日本語の「数(かず)」という感じで覚えやすいかもしれません。

    • アメリカ映画やドラマでは「マス」と聞こえる場合があり、慣れておくとリスニングで困らなくなります。


  • 勉強テクニック:


    • 「数学用語を英語で言ってみる」と意識すると、関連する仕事や勉強、留学先で便利です。

    • “Do the math” のイディオムを覚えると、単に「計算する」だけでなく「答えを導き出す/状況から結論を得る」という表現に対応できます。



いかがでしょうか。「math」は学校で早いうちから使う単語ですが、日常会話からビジネス、アカデミックまで幅広く活用されます。アメリカ英語を学ぶなら “math”、イギリス英語を学ぶなら “maths” を意識してみてください。

意味のイメージ
math
意味(1)

《米話》= mathematics; (《英話》maths)

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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