最終更新日:2025/10/24
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元となった辞書の項目

visit

名詞

(…への)訪問,見物《+to+名》;(…からの)訪問《+from+名》 / (…への)滞在,とう留《+at(in)+名〈場所〉,+with(to)+名〈人〉》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: visit

品詞: 名詞 (countable noun / 可算名詞)

意味(英語): an act of going to see a person or place for a period of time

意味(日本語): 人や場所を一定時間訪れること・訪問

「誰かのところへ行って会う」「ある場所に行って見て回る」などを表すときに使う名詞です。友人や家族の家に行ったり、医者の診療を受けに行ったり、観光地を見に行ったりする“訪問”を指します。


  • 活用形


    • 名詞なので、複数形は visits となります。

    • 動詞形は “visit” (visit – visited – visited, 現在進行形 visiting) です。


  • 他の品詞


    • 動詞: “to visit” (例: I visit my parents every Sunday.)

    • 形容詞: 直接の形容詞形はありませんが、“visiting” を形容詞的に「来訪する、訪問している」の意味で用いる場合があります。


  • CEFR レベル: B1 (中級)

    ある程度日常会話ができるようになる中級レベルで必須の単語です。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語 (prefix): なし

  • 接尾語 (suffix): なし

  • 語幹 (root): “visit”


    • ラテン語の “visitare” (「たびたび見る」「訪問する」)に由来。


よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. family visit(家族訪問)

  2. hospital visit(病院への訪問)

  3. friendly visit(親善訪問 / 友好的な訪問)

  4. official visit(公式訪問)

  5. courtesy visit(表敬訪問)

  6. short visit(短い訪問)

  7. weekend visit(週末の訪問)

  8. unannounced visit(予告なしの訪問)

  9. state visit(国賓訪問)

  10. repeat visit(再訪問)


3. 語源とニュアンス

語源

先述の通り、ラテン語の “visitare” に由来し、「見る」を意味する “videre” (to see) が語幹となっています。「見に行く」という意味から「会いに行く、訪問する」という意味に広がりました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「visit」はフレンドリーにもフォーマルにも使える比較的ニュートラルな単語です。

  • 名詞としては「訪問」そのものを指すので、「この訪問はとても楽しかった」といった具体的な場面だけでなく、予定や報告の文脈でも使われます。

  • 口語でもビジネスの場でも、どちらでもよく使われる便利な単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞としての使い方


    • 可算名詞なので、単数形・複数形の変化に注意します。

    • 例: “My visit to London was fantastic.” (単数) / “I made several visits to the museum.” (複数)


  • 一般的な構文・イディオム例


    1. “pay a visit to (someone/somewhere)”


      • 直訳: 「(誰か/どこか)を訪ねる」

      • “I paid a visit to my grandparents.”


    2. “during one’s visit”


      • “During my visit to Japan, I tried sushi for the first time.”


    3. “the purpose of one’s visit”


      • “The purpose of my visit is to discuss our new project.”



  • フォーマル/カジュアル


    • フォーマル: “I would like to schedule a visit.”

    • カジュアル: “My visit was great!”



5. 実例と例文

(A) 日常会話 (カジュアルな場面)


  1. “My visit to the amusement park was the highlight of my weekend!”


    • 「遊園地への訪問が週末のハイライトだったんだ!」


  2. “How was your visit to Grandma’s house yesterday?”


    • 「昨日おばあちゃんの家に行ったときはどうだった?」


  3. “I’m looking forward to your visit next month. Let’s have fun!”


    • 「来月あなたが遊びに来るのを楽しみにしてるよ。楽しもうね!」


(B) ビジネス (オフィス・公式な場面)


  1. “Your visit to our headquarters was very productive.”


    • 「本社へのご訪問はとても有益でした。」


  2. “We should prepare an agenda for the CEO’s visit next week.”


    • 「来週のCEO訪問に備えて議題を用意すべきですね。」


  3. “I will follow up on the points discussed during your last visit.”


    • 「前回のご訪問時に議論した点を追って対応いたします。」


(C) 学術的・専門的な文脈


  1. “The professor’s visit to our laboratory facilitated significant collaboration.”


    • 「その教授の我々の研究室への訪問は、大きな共同研究を促しました。」


  2. “A site visit was conducted to assess the environmental impact.”


    • 「環境への影響を評価するために現地調査(訪問)が行われました。」


  3. “During the archaeologist’s visit, several new artifacts were uncovered.”


    • 「考古学者の訪問中に、いくつかの新しい遺物が発見されました。」



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. “trip” (旅行)


      • 旅行全般を指す場合は “trip” ですが、必ずしも誰かを訪れることとは限りません。


    2. “stay” (滞在)


      • “stay” は訪問よりも長期的な滞在を指すことが多いです。


    3. “call” (訪問・ちょっと寄る)


      • イギリス英語などで “make a call on someone” はフォーマルな訪問を指すことあり。やや古風。



  • 反意語 (Antonyms)


    • “departure” (出発)

    • “absence” (不在)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • 米: /ˈvɪzɪt/

    • 英: /ˈvɪzɪt/


基本的にアメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありません。第1音節 “vi-” にアクセントが来ます。「ヴィ」の音が少し短めになりがちなので注意しましょう。


  • ありがちなミス: /vaɪzɪt/ のように “ヴィ” を “バイ” のように発音してしまう場合があるので気をつけてください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “visit” の “i” と “s” あたりを間違えやすい (例: “visti” や “visist” など)。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、アクセントを間違えると “visa” などと区別がつきにくくなる場合があります。

  • 試験対策: TOEIC、英検などでも「訪問」「訪れる」を意味する頻出の単語です。動詞形との使い分け (名詞か動詞か) に要注意です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方: “visit” は “vision” (見る) や “video” (見る映像) と同じ語源を持ち、「見に行く」というイメージで覚えると定着しやすいです。

  • スペルのポイント: “vi-” と “-sit” と2つに分けて覚えるとスペルミスを減らせます (“vi + sit”)。

  • イメージストーリー: 「ビジター (visitor) が“ビジット(visit)”して、ある場所を“見に行く / 会いに行く”」という関係性から覚えると面白いでしょう。

以上が、名詞としての “visit” の詳細解説です。訪問のシーンが多い英語圏のコミュニケーションではよく使われるので、ぜひ活用してください!

意味のイメージ
visit

英和選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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