元となった辞書の項目
sailor
解説
1. 基本情報と概要
単語: sailor
品詞: 名詞 (可算名詞)
英語での意味: A person who works on or operates a boat or ship.
日本語での意味: 船乗り、船員
「sailor」は船やボートで働く人、または船旅をする人を指す言葉です。日常会話から文学作品まで、幅広く使われる単語です。何かを「航海する」イメージが強く、海の上で生活する人のニュアンスが含まれます。
活用形:
- 単数形: sailor
- 複数形: sailors
- 単数形: sailor
他の品詞になった例:
- 動詞: sail (航海する、船を操る)
- 名詞: sail (帆)
- 形容詞: sailing(航海の、航海に関する)など
- 動詞: sail (航海する、船を操る)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- ある程度日常生活に慣れ、話題にも取り入れられるようになってくるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成:
- sail(帆・航海する) + -or(~する人を表す接尾語)
このように、“sail” に人を示す「-or」がついたことで、「船で働く人」という意味を表します。
派生語・類縁語:
- sail(動詞: 船を操る/名詞: 帆)
- sailboat(帆船)
- sailing(航海・帆走の行為)
- sail(動詞: 船を操る/名詞: 帆)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- a brave sailor(勇敢な船乗り)
- a retired sailor(退役した船員)
- Navy sailor(海軍の船員)
- a crew of sailors(船員の乗組員)
- a merchant sailor(商船の船員)
- an apprentice sailor(見習い船員)
- the life of a sailor(船乗りの生活)
- a seasoned sailor(経験豊富な船員)
- a sailor’s uniform(水兵服)
- “fair winds and following seas” (sailor’s phrase)(船乗りがよく使うあいさつフレーズ)
- a brave sailor(勇敢な船乗り)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中英語の “sailour” が原型で、さらに古い形は “sailen” (航海する) に由来するとされます。
- 歴史的に: 船旅が主な移動手段だった時代から使われている、歴史の長い単語です。
- ニュアンス・使用時の注意点:
- 「船乗り」を表す一般的な名詞であり、フォーマル・カジュアルどちらでも使いやすいです。
- mariner はより文語的・詩的、seaman はやや専門的で軍隊などでも使われる印象があります。
- 会話でも書き言葉でも自然に使える単語です。
- 「船乗り」を表す一般的な名詞であり、フォーマル・カジュアルどちらでも使いやすいです。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: a sailor / sailors
使用例:
- “He is a sailor.”
- “They are sailors.”
- “He is a sailor.”
一般的な構文・イディオム:
- “(to be) born a sailor” = 生まれながらの船乗り
- “(to be) like a drunken sailor” = 酔っ払った水兵のように(荒々しく振る舞うイメージ)
- “to swear like a sailor” = (口が悪い意味で) よく罵る
- “(to be) born a sailor” = 生まれながらの船乗り
フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使用可能ですが、「mariner」のほうがややフォーマル・文語的です。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “My uncle is a sailor, and he travels all over the world.”
(おじは船乗りで、世界中を旅しているんだ。) - “I asked the sailor if I could take a picture with him.”
(その船乗りに一緒に写真を撮ってもいいか尋ねたよ。) - “Being a sailor can be exciting, but it’s also dangerous.”
(船員の仕事はワクワクするけれど、危険でもあるよね。)
ビジネスシーンでの例文
- “Our company hired experienced sailors to manage the shipping route.”
(当社は経験豊富な船員を雇い、航路を管理しているんです。) - “We need to coordinate with the sailors for the cargo schedule.”
(貨物のスケジュールのため、船員と調整が必要です。) - “Each sailor must undergo safety training before joining the crew.”
(乗組員に加わる前に、船員全員が安全訓練を受けなくてはなりません。)
学術的な/フォーマルな文脈での例文
- “In maritime history, sailors played a crucial role in global exploration.”
(海事史では、船乗りたちは世界探検において重要な役割を果たした。) - “The study examined the daily routines and challenges faced by long-distance sailors.”
(その研究は、遠洋航海船員の日常業務と直面する課題を調査した。) - “Sailors’ folklore has significantly contributed to our understanding of cultural exchanges.”
(船員の民話は文化交流を理解する上で大きく貢献していると言える。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- seaman (海員・船員)
- より専門的・軍隊的な響きを持つ。
- より専門的・軍隊的な響きを持つ。
- mariner (船乗り)
- 文学・詩的な表現でよく使われる。
- 文学・詩的な表現でよく使われる。
- crewman (乗組員)
- 船に限らず航空機など他の乗り物にも使われる場合がある。
- 船に限らず航空機など他の乗り物にも使われる場合がある。
- seaman (海員・船員)
反意語:
- landlubber(船酔いしやすい陸の人、海を知らない人)
- ユーモラスな表現で、海に慣れていない人を揶揄する言い方。
- landlubber(船酔いしやすい陸の人、海を知らない人)
7. 発音とアクセントの特徴
IPA:
- 米: /ˈseɪ.lɚ/
- 英: /ˈseɪ.lə/
- 米: /ˈseɪ.lɚ/
強勢:
sail
の部分にアクセントがあります(SAI-lor)。アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語では末尾の “r” が明確に発音される → /seɪ-lɚ/
- イギリス英語では “r” が弱く、ほぼ聞こえない → /seɪ-lə/
- アメリカ英語では末尾の “r” が明確に発音される → /seɪ-lɚ/
よくある発音ミス: “sailer” と /eɪ/ の長さを短くしてしまうと、不自然に聞こえることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “sailer” と書いてしまうミスが時々見られます。正しくは “sailor” です。
- 同音異義語との混同: “sail” (帆, 船を操る) と “sale” (セール, 販売) は発音もスペルも似ていますが、全く別の意味です。
- 試験対策上のポイント:
- TOEICや英検などで “job titles” や “people on a ship” の文脈で登場する可能性があります。
- 短い単語なので聞き取りで混乱しないようにしておきましょう。
- TOEICや英検などで “job titles” や “people on a ship” の文脈で登場する可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 単語の中に “sail” が隠れている → 船乗りのイメージとリンクさせると覚えやすい。
- 発音のポイント: “sailor” の “l” 以降が曖昧になりやすいので、一拍で区切るように “SAI-lor” と意識するとよいです。
- イメージストーリー: 帆船の帆 (“sail”) を使いこなす人 = “sailor” と思い浮かべると、スペルも関連づけやすくなります。
以上が、名詞 “sailor” の詳細な解説です。帆船や海のイメージを持つと、使い方も覚えやすくなるでしょう。海に関する頻出単語なので、ぜひマスターしてください。
意味のイメージ
意味(1)
水夫,船員,海員
意味(2)
(海軍士官に対して)水兵
意味(3)
《形容詞を伴って》船に…な人