最終更新日:2025/11/30
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元となった辞書の項目

secondly

副詞

第二に;次に

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第二に、チームワークの重要性について話したいと思います。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: secondly

品詞: 副詞 (adverb)

意味(英語): “in the second place; additionally; as a second point”

意味(日本語): 「第二に;または、次に挙げる点として」

「物事を列挙するときに、二番目の項目や意見を提示する際に使います。例えば、まず第一にこういうことがありますよ、そして第二にこれがありますよ、という流れで話すときに用いられます。」

活用形


  • 副詞ですので、動詞のように時制変化はありません。

  • 「firstly」「thirdly」と同様に列挙するときに用いる表現です。

他の品詞への派生


  • 形容詞 “second” (第二の) → 副詞 “secondly” (第二に)

  • その他、名詞 “second” (秒、第二のもの) などがあります。

CEFRレベル:


  • B1(中級): ある程度構造化した文章やスピーチで、手順・考えを整理して伝える際に使う表現です。


2. 語構成と詳細な意味

2-1. 語構成


  • second (基本となる語幹: 「第二の、二番目の」)

  • -ly (副詞化する接尾語: 「〜に」、「〜のように」)

2-2. 関連語や派生語


  • firstly (第一に)

  • thirdly (第三に)

  • second (形容詞・名詞)

  • secondary (形容詞: 二次的な)

2-3. よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. “Firstly, ..., secondly, ..., thirdly, ...”


    • 「第一に〜、第二に〜、第三に〜」


  2. “Second(ly) of all”


    • 「二つ目として」


  3. “Secondly, I would like to highlight ...”


    • 「次に、私は〜を強調したいです」


  4. “Secondly, we should consider ...”


    • 「次に、私たちは〜を考慮すべきです」


  5. “Secondly, let me point out ...”


    • 「次に、〜を指摘させてください」


  6. “Secondly, but no less importantly, ...”


    • 「第二に、しかしそれと同じくらい重要なのは〜」


  7. “Secondly, this approach shows ...”


    • 「次に、このアプローチは〜を示します」


  8. “Secondly, for another reason, ...”


    • 「次の理由としては〜」


  9. “And secondly, we have to remember ...”


    • 「それから第二に、〜を忘れてはいけません」


  10. “Secondly, it’s crucial to note ...”


    • 「次に、〜という点に注意することが重要です」



3. 語源とニュアンス

“secondly”は「second(第二、2番目)」に副詞化の接尾語 “-ly” がついた単語です。


  • 語源としては、ラテン語の “secundus”(後に続く)に遡ります。

  • 文脈としては、主張や説明を段階的に進めるとき、明確に「第二のポイント」を示したいときに用いられます。

ニュアンス・使用時の注意


  • 口語でも比較的自然に使えますが、フォーマルな文章やプレゼンテーション、スピーチなどで特に多用されます。

  • 「Firstly, Secondly, Thirdly, ...」といった形で順序をはっきり示せるので、論理的・構造的に話すイメージを与えます。


4. 文法的な特徴と構文

“secondly”は副詞(adverb)で、主に文頭や文中で「第二の点として〜」を示します。以下のように構文内で使われます。


  • 文頭で使う:

    “Secondly, I want to stress that ...”


  • 文中で使う:

    “I want to stress, secondly, that ...”


また、フォーマルかカジュアルかというよりは、情報を論理的に列挙する際に用いることが多い表現です。

会話でも使えますが、プレゼンやエッセイなどのフォーマルな場面でより頻繁に登場します。


5. 実例と例文

5-1. 日常会話での例文(3つ)


  1. “Firstly, I need to finish my homework. Secondly, I should clean my room.”


    • まず最初に宿題を終わらせなくちゃいけないし、それから部屋の掃除もしないとね。


  2. “I love traveling. Secondly, it’s a great way to learn new cultures.”


    • 旅行が大好きなんだ。次に、それは新しい文化を学ぶのに良い方法でもあるよ。


  3. “Firstly, the movie was too long. Secondly, the story was a bit confusing.”


    • まず第一に映画が長すぎた。それに加えて、ストーリーがちょっとわかりにくかったんだ。


5-2. ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Firstly, I appreciate your invitation. Secondly, I would like to discuss our budget plan.”


    • まずはご招待ありがとうございます。次に、予算計画について話し合いたいと思います。


  2. “We have two main goals. Firstly, to improve our brand image. Secondly, to expand our market share.”


    • 私たちには2つの主要目標があります。1つ目はブランドイメージを向上させること。2つ目は市場シェアを拡大することです。


  3. “Firstly, let’s identify the key stakeholders. Secondly, we’ll assign tasks accordingly.”


    • まずは主要な利害関係者を特定しましょう。次に、それに応じてタスクを割り振ります。


5-3. 学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)


  1. “Firstly, this paper reviews existing research. Secondly, it proposes a new theoretical framework.”


    • まずは本論文は既存の研究をレビューします。次に、新しい理論的枠組みを提案します。


  2. “Firstly, we conducted a survey to gather data. Secondly, we analyzed the results using statistical methods.”


    • まずはデータ収集のため調査を実施しました。次に、統計的手法を使って結果を分析しました。


  3. “Firstly, the hypothesis is presented. Secondly, the experimental results are discussed.”


    • まず仮説を提示します。次に、実験結果について議論します。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • also (また、さらに)


    • 一般的に付加的な情報を加えるときに用いられる。「列挙」というより、「付け足し」に近いニュアンスでフォーマル度合いも幅広い。


  • furthermore (さらに、その上)


    • よりフォーマルな文書やプレゼンで使われる、追加の意味を強調する表現。


  • in addition (加えて)


    • 「追加情報」の提示に使われるが、順序をはっきり示すための語ではない。


上記はいずれも「追加で〜する」というニュアンスで、順序(第二の要素)を明示するというよりは「さらに〜」という接続詞的に使われる。

反意語

“secondly”自体が「第二に」という副詞なので厳密な「反意語」はありません。

強いて挙げるなら、列挙を示さない「finally(最後に)」と対比的に使われることはあります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • 米国英語 (AmE): /ˈsɛk.ənd.li/

  • 英国英語 (BrE): /ˈsek.ənd.li/

アクセントの位置


  • “SEC・ond・ly” の最初の音節 “SEC” に強勢があります。

よくある発音の間違い


  • 母音の発音が明確にされず、”se-con-dly” のように曖昧に発音してしまうこと。

  • “d” と “ly” の間で音が繋がりにくいので、はっきり区切って “sec-ond-ly” と発音するとよいです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “secondly” を “secoundly” や “secondley” などと書いてしまうことがあります。

  • “second” と “secondary” を混同しないこと。「secondary」は「副次的な・二次的な」の形容詞で、「secondly」は「第二に」の副詞です。

  • 英作文で「Firstly」「Secondly」を使う場合、「First」「Second」だけで済ませるスタイルを推奨する指導もある(特にアカデミックライティングの規則による)。どちらを使うかは指導要領やスタイルガイドを確認する必要があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “secondly” は「まず第一に ‘firstly’ が来たあとに続く」というイメージで覚えるとよいでしょう。

  • 「次に言いたいことがある」と思ったら “secondly” を頭につければOK、というふうに慣れておく。

  • スピーチやプレゼンの段取りを意識して、”Firstly, … Secondly, … Thirdly, …” というフレーズをセットで覚えると、自然と使えるようになります。

以上が「secondly」の詳細な解説です。

意味のイメージ
secondly
意味(1)

第一に,次に(in the second place)

基礎英単語(NGSL) / 和訳 / 4択問題

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