最終更新日:2024/06/17

彼は片手で重い重さを持ち上げた。

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He lifted the heavy weight with one hand.

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元となった辞書の項目

pound

名詞

〈C〉ポンド(重量の単位; 16オンス) / ポンド(英国・アイルランドなどの貨幣の単位, 100ペンス) / トロイポンド(金・銀の重量単位;12オンス)

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解説

以下では、名詞「pound」について、できるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

意味(英語 & 日本語)


  • 英語: “pound” (noun)

  • 日本語: 「ポンド」


    • 重量の単位(1 pound = 約453.592グラム)

      「重量を測るときに使う単位です。アメリカやイギリスなどで一般的に使われています。」

    • 通貨の単位(イギリスの通貨 “pound sterling”)

      「イギリスなどで使われるお金の単位です。」

    • 動物などを一時的に収容する “pound”(動物収容所 の意)

      「動物を保護する施設の意味もあります。」


名詞として「ポンド」といった場合は一般的に「重量単位」もしくは「イギリス通貨」を指すことが多いです。

品詞


  • noun(名詞)

活用形


  • 通常、名詞としての “pound” は数えられる名詞 (countable noun) で、複数形は “pounds” です。


    • 例: “one pound” → “two pounds”

    • ただし、金額を表すときには “pound” を省略することもあります(£10 など)。


他の品詞形


  • 動詞: “to pound” = 「強く叩く、連打する」

    例)“He pounded on the door.”(彼はドアを強く叩いた)

  • 形容詞形や副詞形はなく、主には名詞・動詞として使われる単語です。

CEFRレベル


  • B1(中級)の単語として扱われることが多いです。

    「日常的に買い物や体重などを話すときによく出てくる表現で、中級レベルの語彙です。」


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語・接尾語は特にありません。

  • 語幹 “pound” に由来しています。

他の単語との関連性(派生語・類縁語など)


  • “pound sterling” (イギリスの通貨単位を正式名称で表したもの)

  • “pound sign” (# 記号や £ 記号を指す場合もある)

  • “pounder” (めったに使われないが、叩く道具や人を指すことも)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. “one pound note” (1ポンド紙幣)

  2. “pound coin” (ポンド硬貨)

  3. “pound of meat” (1ポンドの肉)

  4. “pound sterling” (ポンド・スターリング)

  5. “half a pound” (半ポンド)

  6. “pound shop” (1ポンドショップ)

  7. “in pounds” (ポンドで)

  8. “pound the pavement” (歩き回る/職探し等で動き回る;動詞用法から派生)

  9. “pound value” (ポンドの価値)

  10. “pound to dollar rate” (ポンド対ドルのレート)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の “pondus” (重さ)が語源とされています。中世フランス語を経由して英語の “pound” になりました。

  • 重量だけでなく、お金を示す通貨記号の £ は、もともとラテン語の “libra” から来ており、イタリック体 “ℓ” が変化したとする説もあります。

ニュアンス・使用時の注意


  • 通貨として使う場合 … イギリスや関連地域で使われる公式通貨「ポンド」。

  • 重量として使う場合 … アメリカやイギリスなどで「ポンド」で示すことが多い。

  • 動物収容所を指す場合 … 数は多くありませんが、context(文脈)で意味を決める必要があります。

  • 口語か文章か … 通貨や重量の話題では口語でも文章でもよく使われます。比較的フォーマル、カジュアル両面で問題なく使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞として使う場合、可算名詞(countable)です。

    例)“I have five pounds in my wallet.”(私は財布に5ポンド持っています)

  • 通貨の場合は単数形を使うときでも “£5” のように数字+単位の形で表すことが多いです。

  • 重量の場合は具体的に数値がくることが多く、単位として働きますが、やはり数えられる名詞です。

  • 文章中での構文例


    • “The cost is ten pounds.”

    • “This package weighs two pounds.”



5. 実例と例文

日常会話(3例)


  1. “Could you lend me a pound for the vending machine?”

    (自販機に使うから1ポンド貸してくれない?)

  2. “I bought a bag of apples for two pounds.”

    (2ポンドでリンゴを1袋買ったよ。)

  3. “I’ve gained a couple of pounds since last month.”

    (先月から体重が数ポンド増えちゃった。)

ビジネス(3例)


  1. “Our budget is around two million pounds this quarter.”

    (今期の予算は約200万ポンドです。)

  2. “The pound’s exchange rate affects our international sales.”

    (ポンドの為替レートが当社の海外売上に影響しています。)

  3. “We need to consider the pound to euro conversion for our pricing.”

    (価格設定にあたってポンドからユーロへの換算を考慮する必要があります。)

学術的な文脈(3例)


  1. “The research paper compares weight measurements in pounds and kilograms.”

    (その研究論文は、ポンドとキログラムの重量測定を比較している。)

  2. “Economic studies often focus on the impact of the British pound on global trade.”

    (経済学の研究では、グローバルな貿易における英国ポンドの影響に注目することが多い。)

  3. “Data were recorded in pounds to maintain consistency with historical records.”

    (データは過去の記録と整合性を保つためにポンド表記で記録された。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. “lb”(ポンドを表す略号)


    • ニュアンスは同じだが、書き言葉や表記に使うことが多い。


  2. “quid”(イギリス通貨ポンドの口語的呼称)


    • 意味は「ポンド」だが、口語表現。例えば “5 quid” = “5 pounds”。


  3. “weight unit”(重量単位)


    • 一般的な「重量単位」の総称。


反意語(Antonyms)


  • 名詞としての通貨や重量を示す語なので、「反意語」としてははっきりしたものはありません。ただし、重量を示す単語としては対比される単位 “kilogram” や “gram” が挙げられます。しかし直接的な「反意語」ではなく、異なる計量単位です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号): /paʊnd/

  • アメリカ英語(AmE)とイギリス英語(BrE)で大きな違いはありません。どちらも /paʊnd/ と発音されることが多いです。

  • 強勢(アクセント)は単語の最初 “pound” の [paʊ] の部分にあります。

  • よくある発音の間違い


    • [pɔːnd] のように「ポーン」のように長く伸ばしてしまうケース。正しくは [aʊ] の二重母音です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “pond” と綴ってしまうミスが時々あります。

  • “lb” や “#” (pound sign) と混同することがあるので、記号と単語の使い分けに注意。

  • “quid” との混同: どちらもイギリス通貨だが、“quid” は砕けた口語表現。

  • 試験対策(TOEIC・英検など)では、通貨と重量の両方の意味を知っているかを問われることがあります。また単位変換の問題も頻出です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “pound” = “ポン!”(何かを叩くイメージ)から、「重さ」「力強さ」を連想すると覚えやすいかもしれません。

  • 通貨としてのポンドはイギリスを象徴する単位なので、「£」記号(縦に線があるLの形)をイメージすると混同しにくいです。

  • 1 pound = 約453.592 g と覚えておくと便利。日本の感覚では約0.45 kg ぐらい。買い物時に便利な目安です。


以上が名詞「pound」の詳細解説です。重量やイギリス通貨としての用法をしっかり区別して使うようにすると、英語表現の幅が広がります。ぜひ参考にしてください。

意味のイメージ
pound
意味(1)

ポンド(一般に商業で用いられる重量の単位;16オンス;約453.6グラム;{略}1b.)

意味(2)

ポンド(英国・アイルランドなどの貨幣の単位(pound sterling)およびその紙幣;もと20シリング(=240ペンス);1971年2月以後は100ペンス;{略}£)

意味(3)

トロイポンド(金・銀の重量単位; 12オンス;373.2グラム,)

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