friend
〈C〉友人,友だち / 〈C〉味方,支持者 / 〈C〉役に立つもりの / 〈C〉《F-》フレンド派(Society of Friends)の人,クエーカー教徒(Quaker) / 《丁重な呼びかけ》友よ
名詞「friend」の徹底解説
1. 基本情報と概要
単語: friend
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): a person whom one knows and has a bond of mutual affection
意味(日本語): 友達、友人
「friend」は、人と人との間に親密さや信頼などのポジティブな関係があることを表す単語です。仲がいい人や親しい人を指す、とても日常的に使われる単語です。誰かと一緒に遊んだり、相談したり、助け合ったりするような関係にある人を指すときに「friend」を使います。
活用形
- friend(単数形)
- friends(複数形)
他品詞例
- friendly (形容詞): 友好的な
例)He is always friendly to newcomers. (彼は新しく来た人たちにいつも友好的です。) - befriend (動詞): 〜と友達になる、〜を助けるように接する
例)She tried to befriend her new classmates.(彼女は新しいクラスメイトと友達になろうとしました。)
CEFRレベルの目安
- A1(超初心者): 「friend」は英語を習い始めたときに最初に覚える重要な単語の一つです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- Prefix(接頭語): なし
- Stem(語幹): friend
- Suffix(接尾語): なし
派生語・類縁語
- friendly (形容詞): 友好的な
- friendship (名詞): 友情
- befriend (動詞): 友達になる
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- best friend(親友)
- close friend(親密な友人)
- childhood friend(幼なじみ)
- mutual friend(共通の友人)
- make friends with ~(~と友達になる)
- good friend(仲の良い友達)
- friend request(友達申請)
- lifelong friend(一生の友)
- just friends(ただの友達)
- be friends with ~(~と友達である)
3. 語源とニュアンス
語源: 「friend」は古英語の “frēond” に由来し、さらにゲルマン祖語で「愛する」「自由」を意味する語根に遡ります。
歴史を通じて、「friend」は人間関係の肯定的で温かい結びつきを表す単語として使われてきました。
使用時のニュアンスや注意点:
- 「friend」は非常にカジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広く使えます。ビジネス文書や正式なスピーチでも用いられることがありますが、そこでは「colleague(同僚)」など別の単語を使ったほうが文脈に合う場合もあります。
- 口語で使う場合は「buddy」や「pal」といったよりカジュアルな表現が使われることもありますが、基本的には「friend」で問題ありません。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞(可算名詞)で、単数形(friend)と複数形(friends)があります。
- 「I have a friend who...」のように、関係代名詞を使って友達の性質を説明する構文もよく用いられます。
- 「be friends (with ~)」で「~と友達である」という意味になります。口語では「We’re friends on social media.」のようにSNS上の関係を示すときにも使われます。
一般的な構文・イディオム
- make friends (with someone): (誰かと)友達になる
- be friends with someone: (誰かと)友達である
- a friend in need is a friend indeed: 「困った時に頼りになるのが本当の友達」(ことわざ)
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “I’m going to the movies with my friend tomorrow.”
明日友達と映画に行くんだ。 - “Do you have any close friends from elementary school?”
小学校からの仲の良い友達はいる? - “Let’s make friends with the new neighbor.”
新しい隣人と友達になろうよ。
ビジネスでの例文(3つ)
- “I met a potential business partner at the conference and we became friends.”
カンファレンスで将来のビジネスパートナーになりそうな人と出会い、友人になりました。 - “He reached out to an old friend who works in marketing for advice.”
彼はマーケティングで働く旧友にアドバイスを求めました。 - “My friend and I are considering starting a small venture together.”
私は友人と一緒に小さな事業を始めることを検討しています。
学術的(アカデミック)な文脈での例文(3つ)
- “She co-authored a paper with a friend who specializes in data science.”
彼女はデータサイエンス専門の友人と共同で論文を書きました。 - “A friend of mine introduced me to the latest research on artificial intelligence.”
友人が、人工知能に関する最新の研究を紹介してくれました。 - “I discussed the findings of my experiment with a friend from another university.”
私は実験結果を他大学の友人と議論しました。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- buddy(仲間、友達)
- よりカジュアルで、主に口語で使われる。
- 例)“Hey buddy, how’s it going?” (やあ、元気かい?)
- よりカジュアルで、主に口語で使われる。
- pal(友達)
- 口語的な響きで、軽い感じ。
- 例)“We’re pals from college.” (私たちは大学からの友人です。)
- 口語的な響きで、軽い感じ。
- mate(友達)
- イギリス英語でよく使われ、アメリカ英語ではあまり一般的ではない。
- 例)“He’s my mate from school.” (彼は学校時代の友達なんだ。)
- イギリス英語でよく使われ、アメリカ英語ではあまり一般的ではない。
反意語
- enemy (敵)
- foe (敵)
「enemy」や「foe」は明確な敵対関係を指します。一方で「friend」はポジティブで、誰かと良い関係を持つことを表します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /frɛnd/
- 1音節なので、アクセントは頭に来る、というより一択です。
- アメリカ英語・イギリス英語ともにほぼ同じ発音です。
- 間違えやすいのは「フレンド」と日本語カタカナ読みになること。実際は “フレン(d)” のように、「u」の要素はなく “ɛ” というより開いたエの音になります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: friend を “freind” と書いてしまいがち。
- 類似音: “fiend” (悪魔、敵) と発音が似ているため混同に注意。
- TOEICや英検など: 日常会話のパートや、文章中の人間関係を説明する箇所でよく登場。ネガティブな単語(enemyなど)との対比で問われることもあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- つづり方: “fri” + “end” → 「友達になったら、最後(end)まで一緒にいてくれる」というイメージで覚えるのも一案です。
- 音で覚えよう: 「フレン(d)」と1音節。カタカナの「フレンド」とは微妙に違うことを意識しましょう。
- 勉強テクニック: 「befriend(友達になる)」などの関連語をセットで覚えると定着しやすいです。
以上が名詞「friend」の徹底解説です。日常英会話からビジネスでも頻出の重要単語なので、ぜひニュアンスの違いとスペルミスに注意しながら覚えてみてください。
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〈C〉役に立つもりの
〈C〉《F-》フレンド派(Society of Friends)の人,クエーカー教徒(Quaker)
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