最終更新日:2025/08/12

私は毎日6時に起きてランニングに行くという日課があります。

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元となった辞書の項目

routine

名詞

〈U〉いつもの手順, 決まりきった仕事 / 〈C〉(喜劇・踊りの)型どおりの演技

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私は毎日6時に起きてランニングに行くという日課があります。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: routine

品詞: 名詞 (場合によっては形容詞としても使われます)

意味(英語): a regular way of doing things in a fixed order or pattern

意味(日本語): 決まりきった手順・日課・習慣的な流れのこと

「routine」は、「いつも同じやり方や手続きで物事を進める」というニュアンスの単語です。仕事や学校などで「いつもの流れがある」「日課がある」ときに使います。

活用形


  • 名詞: routine (複数形は routines)

  • 形容詞(派生形): routine (例: routine check「定例の検査」)

※動詞形はありません。

CEFRレベルの目安


  • B1(中級)

    日常的な話題でよく登場し、ニュースや会話などでも一般的に使われる単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • ro-(特に意味のある接頭語ではありません)

  • -utine(フランス語由来の単語で、「一定の道筋や流れ」に関連する意味を持ちます)

他の単語との関連・派生語


  • routinely (副詞) : 習慣的に、定期的に

  • routine check (形容詞的用法) : お決まりのチェック、定期検査

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. daily routine (日課)

  2. morning routine (朝の習慣・ルーティン)

  3. break the routine (いつもの流れを壊す、マンネリを打破する)

  4. routine task (いつもの仕事、作業)

  5. work routine (仕事のルーティン)

  6. exercise routine (運動の決まったメニュー)

  7. establish a routine (ルーティンを確立する)

  8. safety routine (安全手順)

  9. routine check-up (定期健診)

  10. stick to a routine (決まった流れを守る・従う)


3. 語源とニュアンス

語源: フランス語の「routine」に由来し、さらに「route(道)」から派生したと言われます。道をたどるように「決まった流れ」に沿って進むイメージです。

ニュアンス:


  • 日常的に繰り返される行為や手続き

  • 気軽な会話からビジネスや正式な文章まで、幅広いシーンで使われる

  • ある程度「マンネリ感」や「慣例にとらわれている」イメージも含みます

使用時の注意点:


  • 口語でも文章でもOK

  • カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使えますが、「いつもの手続き」「型通り」というやや硬いイメージも出せます


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「a routine」あるいは「routines」にできる

  • 「日常の習慣や流れ」という意味では可算名詞として使い、「my routine」「our daily routines」などと言えます

  • 形容詞的用法: 「routine inspection」「routine work」のように「定例の」「型通りの」を表します

一般的な構文・イディオム


  • 「have a routine」: ルーティンを持っている

  • 「get into a routine」: ルーティンに入り込む・始める

  • 「break out of my routine」: いつものパターンを壊す


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I’m trying to change my morning routine to wake up earlier.”

    (朝もう少し早く起きるために、朝のルーティンを変えようとしてるんだ。)

  2. “Do you have a set routine for studying?”

    (勉強の決まった流れとかあるの?)

  3. “My daily routine includes a cup of coffee and a short walk.”

    (日課にはコーヒーとちょっとした散歩が含まれています。)

ビジネスでの例文


  1. “We need to conduct a routine safety check every Monday.”

    (毎週月曜に定例の安全チェックを行う必要があります。)

  2. “Establishing a clear routine can improve work efficiency.”

    (はっきりとしたルーティンを確立することで仕事の効率が向上します。)

  3. “Let’s break our usual routine and try a new approach this month.”

    (今月はいつものやり方をやめて、新しいアプローチを試してみましょう。)

学術的な文脈での例文


  1. “Researchers studied participants who followed a strict diet routine.”

    (研究者たちは厳格な食事ルーティンを守る被験者たちを調査した。)

  2. “A consistent sleeping routine is crucial for cognitive performance.”

    (一定の睡眠ルーティンは認知機能を維持する上で非常に重要だ。)

  3. “The experiment’s routine procedures ensured accurate data collection.”

    (実験の定常的な手順が正確なデータ収集を保証した。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. habit(習慣)


    • 個人の癖や習慣を表す。「routine」は何かしら決まった手順があるニュアンスが強い。


  2. schedule(予定)


    • 時間割を意識した予定や計画。一定のパターンでも、意図的に組み立てられたものに使いやすい。


  3. pattern(パターン)


    • 繰り返される型を示す。必ずしも行動だけを指すわけではない。


反意語


  • spontaneity(自発性、行き当たりばったり)

    「routine」のような決まった流れの逆で、「計画性のない即興的な要素」に重点がある。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ruːˈtiːn/

  • アクセント: 「ru-tine」の後半「tine」にストレスがあります。

  • アメリカ英語: [ruːˈtiːn]

  • イギリス英語: [ruːˈtiːn]

    (アメリカ英語・イギリス英語とも大きな違いはありませんが、母音の微妙な長さやrの発音で差が出る場合があります。)

  • よくある発音ミス: 「ルーティン」ではなく、「ルーティーン」のように長めに発音してしまうと伝わりやすいです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “rountine” “routin” など、rやuなどの位置を間違えやすい

  • 同音異義語との混同: 特になし。ただし “route”(道)とはつづりが似ているので混同に注意

  • TOEIC・英検での出題傾向:


    • Eメール文面などで「daily routine」や「routine tasks」として登場する可能性がある

    • 習慣や作業手順を問われる文脈で出題されがち



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「道路(route)をたどるように決まった流れで進む」というイメージで覚えると、語源的にも結びつきます。

  • スペルのポイント: “rou*t*ine” の t を忘れないように、「ルー ティーン」と日本語で分割イメージすると良いかもしれません。

  • 毎日繰り返すことを思い浮かべ、朝の日課(morning routine)からまずは覚えると日常に取り入れやすいです。

以上が、名詞「routine」の詳細な解説です。何か決まった流れや日課を表現するときに、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
routine
意味(1)

いつもの手順,決まりきった仕事

意味(2)

(喜劇・踊りの)型どおりの演技

意味(3)

(することや,やり方に)変化がないこと,単調

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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