full-time
1. 基本情報と概要
単語: full-time
品詞: 副詞 (ただし形容詞としても使われる)
日本語の意味: 「フルタイムで」「常時(一日の標準労働時間・学習時間など)」
英語の意味: working or studying for the entire standard period, typically referring to the full length of working/learning hours
「full-time」は「フルタイムで」という意味で、主に仕事や学習を一日の標準労働時間や学習時間すべてを使って行うことを表します。「彼はフルタイムで働いている」のように、まるまるその時間に専念しているニュアンスです。
活用形
- 副詞として: work full-time, study full-time など
- 形容詞として: a full-time job, a full-time employee など
他の品詞形
- 「full-time」は大きく分けて副詞・形容詞として使われます。名詞としては直接使いませんが、「full time」と二語で書いて「the full time (期間)」として使う場合があります。
CEFRレベルの目安
- B1 (中級): 職場や学習などのシーンでよく出てくる表現であり、日常的にも頻出する単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- full: 「完全な、いっぱいの」
- time: 「時間」
- これらが組み合わさり、「フルで時間を使う」というニュアンスが生まれています。
関連語や派生語
- full-time (adjective): 「フルタイムの○○ (形容詞として)」
- part-time (adverb/adjective): 「パートタイムで/の」 (対比語)
よく使われるコロケーション(10例)
- work full-time: フルタイムで働く
- study full-time: フルタイムで勉強する
- employed full-time: フルタイムで雇用される
- shift to full-time: フルタイム体制に移行する
- full-time schedule: フルタイムのスケジュール
- full-time equivalent: フルタイム換算
- go full-time: フルタイム勤務(または専念)に切り替える
- commit full-time: 完全にフルタイムで関わる
- remain full-time: フルタイムのままでいる
- transition from part-time to full-time: パートタイムからフルタイムに移行する
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「full (完全な) + time (時間)」という、非常に分かりやすい組み合わせです。
- 歴史的用法: 雇用や学習の制度が整ってきた近代以降、「1日の定められた労働(学習)時間全部」を指す表現として定着しました。
- 使用時の注意点・ニュアンス:
- 「フルタイムで」働く・学ぶというイメージから、ややフォーマルまたはビジネス寄りに聞こえることがありますが、日常会話でもごく普通に使われます。
- 副詞として使う場合は動詞を修飾し、「彼はフルタイムで働く」(He works full-time)のようになります。
- 「フルタイムで」働く・学ぶというイメージから、ややフォーマルまたはビジネス寄りに聞こえることがありますが、日常会話でもごく普通に使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 副詞としての用法: 動詞を修飾し、「フルの時間帯で~する」という意味になります。たとえば “I work full-time.” (私はフルタイムで働いています)。
- 形容詞としての用法: 「full-time + 名詞」の形で、「フルタイムの○○」という意味になります。たとえば “a full-time job” (フルタイムの仕事)。
- 使用シーン:
- カジュアル: “I’m working full-time at the café.”
- ビジネス: “She is a full-time employee at our firm.”
- カジュアル: “I’m working full-time at the café.”
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
“I used to work part-time, but now I work full-time at the coffee shop.”
(前はパートタイムで働いていたけど、今はそのカフェでフルタイムで働いているんだ。)“He studies full-time, so he doesn’t have time for a side job.”
(彼はフルタイムで勉強しているから、バイトをする時間がないんだ。)“If I go full-time, I’ll have more benefits.”
(フルタイムで働けば、もっと福利厚生が受けられるだろうな。)
ビジネスシーン
“We need someone who can start working full-time immediately.”
(今すぐフルタイムで働ける人が必要です。)“After her internship ended, they hired her full-time.”
(インターン終了後、彼女はフルタイムで採用されました。)“He has been employed full-time for over five years.”
(彼は5年以上フルタイムで雇用されています。)
学術・アカデミック
“Most scholarships require you to be enrolled full-time.”
(多くの奨学金はフルタイムで在籍していることを条件とします。)“She works full-time at the university lab while completing her PhD.”
(彼女は博士課程を進めながら、大学の研究室でフルタイム勤務をしています。)“International students often have restrictions on working full-time during term.”
(留学生は学期中にフルタイムで働くことに制限があることが多いです。)
6. 類義語・反意語と比較
- 類義語:
- “full hours” (フルの時間) ただしあまり副詞的には使われない
- “during standard working hours” (標準労働時間内に) → 堅め・説明的
- “full hours” (フルの時間) ただしあまり副詞的には使われない
- 反意語:
- “part-time” (副詞/形容詞で「パートタイムで/の」)
- “casual” (オーストラリア英語などで臨時/アルバイト的ニュアンス)
- “temporarily” (一時的に)
- “part-time” (副詞/形容詞で「パートタイムで/の」)
たとえば “He works part-time.” は「彼はパートタイムで働いている」なので、時間が短縮されるイメージです。それに対し “He works full-time.” は一日のほとんどを費やしているイメージです。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˌfʊlˈtaɪm/
- アクセント: 「full」の後に少し区切りがあり、「time」の部分を強めに発音するイメージです。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語のほうが「full」の「ʊ」をややはっきりと短く発音することが多いです。
- よくある発音ミス: “ful-time” のように「l」を落としてしまったり、 /fuːl/ と長音にしてしまう間違いが時々あります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルは full-time (ハイフン入り) か、形容詞の場合は full-time job などと繋げて書くのが一般的です。
- full time (スペース入り) でも意味は伝わりますが、形容詞や副詞として使う場合はハイフン付きが好まれます。
- part-time との書き分けと混同に注意してください。
- TOEICや英検などの試験でも、雇用形態や働き方を問う文章で登場しやすい単語ですので、正確に意味を把握しておくとよいでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “full” = いっぱい / “time” = 時間 → 「時間をまるまる使う」イメージで覚えるとわかりやすいです。
- 視覚的に「24時間がずっと埋まっている」「スケジュール表が全部埋まっている」絵を想像すると記憶に残りやすいでしょう。
- 同じ形の “part-time” とセットで覚えると混乱しにくく、どちらが長い時間・短い時間を指すのか区別しやすいです。
以上が、副詞としての “full-time” の詳細解説です。仕事や学習で「常時」「フルの時間」で関わるイメージをしっかり捉えると、覚えやすくなります。
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