Last Updated :2025/01/28

group

IPA(Pronunciation)
Verb

…‘を'一群に集める,一団にする《+名+together》 / (系統的に)…‘を'分類する,調和よく配合する《+名+together》 / 集まる,群(集団)をなす

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Explanation

1. 基本情報と概要

単語: group

品詞: 動詞 (to group)

意味(英語):

“to group” means “to put people or things together in a group,” or “to come together or arrange in a collective.”

意味(日本語):

「集めてグループ分けをする」「ひとつのまとまりとして括る」という意味です。たとえば、大勢の人や物を、共通点や目的に合わせて 仕分けする・まとめる 場面で使われる単語です。


  • 「group something together」は、「何かをまとめてグループ化する」というニュアンスを持ちます。

活用形


  • 現在形: group

  • 三人称単数現在形: groups

  • 現在進行形: grouping

  • 過去形: grouped

  • 過去分詞: grouped

他の品詞形


  • 名詞: group (グループ、集団)


    • 例: “a group of students” (学生の集団)


  • 形容詞: (形容詞形としては “grouped” のように過去分詞が形容詞的に使われる場合があります)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 「group」は頻繁に使われる一般的な単語ではありますが、動詞としての用法は初級から中級程度の学習で習得が進むイメージです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: group

    一般的に “group” はラテン語系またはゲルマン語系からの由来で、「集まり」を指す概念的な単語です。

  • 接頭語や接尾語は特に一般的ではありませんが、「regroup(再編成する)」のように “re-” という接頭語がつく派生形は存在します。

関連・派生語


  • regroup: 再び集め直す、再編成する

  • grouping (名詞 or 動名詞): グループ分け、グループ化

よく使われるコロケーション 10選


  1. group together – 一緒にまとめる

  2. group people by age – 人々を年齢で分ける

  3. group similar items – 類似する物をグループ化する

  4. group data – データを分類する

  5. group students into teams – 学生をチームに分ける

  6. group under the same category – 同じカテゴリにまとめる

  7. group around a table – テーブルの周りに集まる

  8. group objects for comparison – 比較のために物をまとめる

  9. effectively group – 効果的にグループ化する

  10. conveniently group – 都合よく(便利なように)グループ化する


3. 語源とニュアンス


  • 語源: “group” はフランス語の “groupe” に由来すると言われています。さらにそれはイタリア語の “groppo(塊)” などにさかのぼるとされています。つまり、「塊」や「集まり」という原義をもつ単語です。

  • 歴史的使用: 16世紀頃から英語に取り入れられ、名詞として「集団」「まとまり」を指すのが一般的になりました。動詞としては「グループに分ける」などの使い方が広まっています。

  • ニュアンスと注意点:


    • 「group」は「人や物をまとめる」という比較的カジュアルな言い方です。

    • 会議や企画などでは「グループ分けをする」というシーンで自然に使われますが、話し言葉・書き言葉の両方でフォーマル度合いを問わず使用可能です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞としての用法: 目的語を取って「~をグループ化する/まとめる」という意味で使われます。例: “We should group these files by project.”

  • 自動詞的なニュアンス: まれに “group together” のように「(自分たちが)一緒に集まる」という意味で用いられることもあります。

一般的な構文


  1. group + 目的語 + by/according to + 分類基準

    例: “We grouped the data by category.”

  2. group + 目的語 (together)

    例: “Can you group these documents together for me?”

  3. group together(副詞を伴う形)

    例: “The students grouped together for the project.”

イディオム


  • group up: 「一団となる」「かたまる」というくだけた表現として使われることがあります。

フォーマル / カジュアル


  • 日常会話(カジュアル)からビジネス文書(ややフォーマル)まで、幅広く使われ、失礼にはあたらない便利な単語です。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Let’s group everyone together so we can take a photo.”

    (みんなを一緒に集めて写真を撮ろう。)

  2. “Could you help me group these groceries before we put them away?”

    (しまう前に、この食料品をグループ分けするのを手伝ってくれる?)

  3. “I want to group the kids by their ages for the game.”

    (ゲームのために子どもたちを年齢別に分けたいんだけど。)

(2) ビジネスでの例文


  1. “We should group these clients by region for more targeted marketing.”

    (よりターゲットを絞ったマーケティングのために、これらの顧客を地域別に分けるべきです。)

  2. “Please group the tasks by priority and deadline.”

    (タスクを優先度と締め切りで分けてください。)

  3. “We decided to group employees into specialized teams for the new project.”

    (新プロジェクトのために、従業員を専門別のチームに分けることにしました。)

(3) 学術的な文脈での例文


  1. “The researchers grouped the subjects according to their blood type.”

    (研究者たちは被験者を血液型別に分類した。)

  2. “We need to group the data by demographic factors before analyzing the results.”

    (結果を分析する前に、人口統計学的要因でデータを分類する必要があります。)

  3. “Grouping the literature by publication year helps identify trends over time.”

    (文献を発行年ごとにまとめることで、経時的な傾向を把握しやすくなります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. classify(分類する)


    • より厳密・体系的に分類するニュアンスが強い。


  2. organize(整理する)


    • 物事を体系立ててまとめるニュアンス。必ずしも「グループ分け」の意味ではない。


  3. arrange(配置する、整える)


    • 並べ替える、整える意味が強く、グループ化だけではない。


反意語


  • separate(分ける、離す)


    • 一緒にまとめる → 離す の対比で使われることが多い。



7. 発音とアクセントの特徴

IPA


  • アメリカ英語: /ɡruːp/

  • イギリス英語: /ɡruːp/

発音自体はアメリカ英語もイギリス英語もほぼ同じで、/uː/ の長い「ウー」の音に注意してください。

アクセント


  • “group” の単語は1音節なので、特にアクセント部分の移動はありません。

  • しっかり「グループ」と長めに発音することで伝わりやすくなります。

よくある発音ミス


  • /ɡrʊp/(短い「u」の音)と発音しないように注意しましょう。

  • “g” の後ろの “r” が弱くならないように、/ɡ/ と /r/ をはっきり発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “groop” と書いてしまうミスがありますが、正しくは “group” です。

  2. 同音異義語との混同: “grouper”(ハタという魚)とは綴りも発音も似ていませんが、単語が似やすいので注意しましょう。

  3. 試験対策: TOEICや英検でリスニング時に「group」の動詞が「集める、まとめる」という意味で聞き取りにくい場合があります。口語においては “We gotta group up.” のようにくだけた表現が登場する可能性もあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “グループ”というカタカナ語で親しみやすい: すでに日常の日本語でも「グループ」という言葉が浸透しているため、動詞用法は「グループ化する」と覚えるとイメージしやすいです。

  • 単語カードで複数の要素をまとめて“Groups”!: 自分が学習する際、単語カードを複数枚まとめる場面で “Let’s group these cards.” とイメージすると定着しやすいでしょう。


以上が、動詞 “group” の詳しい解説です。「まとめてグループ化する」という基本イメージをしっかり押さえると、日常会話からビジネス、研究の場面まで幅広く応用できます。ぜひ使ってみてください。

Meaning Image
group
Sense(1)

…‘を'一群に集める,一団にする《++together

Sense(2)

(系統的に)…‘を'分類する,調和よく配合する《++together

Sense(3)

集まる,群(集団)をなす

Quizzes for review

…‘を'一群に集める,一団にする《+名+together》 / (系統的に)…‘を'分類する,調和よく配合する《+名+together》 / 集まる,群(集団)をなす

The roses on exhibition are grouped together by colors.

展示中のバラは色別にまとめられてある。

English - Japanese

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