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mark」には名詞と動詞の両方の用法があり、文脈によってさまざまな意味で使われます。以下にいくつかの使用例とその解説を示します。
【動詞としての用法】
「印をつける/記号で示す」
例:Please mark the correct answers on your test paper.
→「テスト用紙に正しい答えに印をつけてください。」
※この場合、「mark」は正しい答えに印やチェックを入れる意味です。「記しておく/メモをする」
例:Remember to mark your calendar for the meeting tomorrow.
→「明日の会議の日程をカレンダーに書き留めておいてください。」
※スケジュールの重要な日付を記録する、という意味になります。「目印をつける/判をする」
例:He marked the spot where he buried the treasure.
→「彼は宝物を埋めた場所に目印をつけた。」
※ここでは、埋めた場所が後でわかるように印をつけるというニュアンスです。
【名詞としての用法】
「印、しるし」
例:There’s a mark on the wall from the accident.
→「事故の跡として壁にしるしが残っています。」
※ある現象や出来事の結果として現れる痕跡や印の意味です。「業績、影響、足跡」
例:The artist left his mark on the world of modern art.
→「その芸術家は現代美術の世界に自らの影響を残した。」
※比喩的に、ある人の足跡や影響を「mark」と表現しています。
【慣用句での用法】
- 「hit the mark」
例:Her presentation really hit the mark with the audience.
→「彼女のプレゼンテーションは聴衆の心に響いた(的を射た)。」
※「mark」に向かって的を射る、正確で効果的であるという意味です。
このように「mark」は、何かに印をつける、記録するという直接的な意味から、比喩的に「影響を与える」「特定の特徴・痕跡を残す」といった意味で幅広く用いられています。文脈に合わせて、動詞としても名詞としても使い分けが可能な単語です。