I picked up a smooth pebble on the beach.
pebble
1. 基本情報と概要
単語: pebble
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A small, rounded stone, especially one worn smooth by the action of water.
意味(日本語): 小さく、丸みを帯びた石。特に、水の流れや波によって表面が滑らかになったものを指します。
海辺や川辺で見かける、小さく丸い石のことです。とても小さな石ころで、手のひらに乗るようなサイズが多いです。
活用形
- 名詞なので、単数形 “pebble”、複数形 “pebbles” があります。
- 動詞形や形容詞形は一般的にはありませんが、そこから派生して 「pebbly (形容詞)」 という語形があり、「小石が多い」といった意味を表します。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- 「石」や「岩」の中でも特定の種類・状態を表すため、少し語彙レベルは上がります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 特に顕著な接頭語や接尾語はありませんが、語源的には古英語で「小さな石」を表す言葉にさかのぼるといわれています。
派生語や類縁語
- pebbly (形容詞): 「小石だらけの、玉石状の」
例: a pebbly beach (小石の多い浜辺)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- smooth pebble → 滑らかな小石
- pebble beach → 小石の多い海岸
- pebble in one’s shoe → 靴の中の小石
- polished pebble → 磨かれた小石
- gather pebbles → 小石を集める
- throw a pebble → 小石を投げる
- pebble size → 小石の大きさ
- colorful pebbles → 色鮮やかな小石
- pebble path → 小石が敷かれた道
- pebble mosaic → 小石を使ったモザイク
3. 語源とニュアンス
語源
- 古英語の “papol” または “pebbel” に由来し、「小さく丸い石」の意味を持っていました。その後中英語などを経て、現代英語の “pebble” に至りました。
ニュアンス・感情的響き
- 大きな “rock” や “stone” に比べて、「かわいらしい」「小さくて手頃な」イメージがあります。ビーチなどで拾って、インテリアやコレクションに使われることもあり、ポジティブで素朴な印象を伴うことが多いです。
使用時の注意
- 主に「小さくて丸っこい石」を指し、形や大きさがある程度イメージできるときに使われます。日常的な会話から、観光案内や自然に関する文章まで幅広く使われますが、非常にフォーマルな文章ではややカジュアルな響きになる場合もあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: “a pebble” / “pebbles” のように数えられます。
一般的な構文例
- “I picked up a smooth pebble from the beach.”(私は浜辺で滑らかな小石を拾った。)
- “She keeps a pebble in her desk as a souvenir.”(彼女は記念品として引き出しに小石をしまっている。)
- “I picked up a smooth pebble from the beach.”(私は浜辺で滑らかな小石を拾った。)
文装飾としてもよく使われます。カジュアルにもフォーマルにも使用可能ですが、研究論文などではより適切な専門用語に置き換えられる場合もあります。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
“Look at these beautiful pebbles I found by the river!”
→「川辺でこんなきれいな小石を見つけたよ!」“My son loves skipping pebbles across the water.”
→「うちの息子は水切り遊びで小石を投げるのが大好きです。」“There’s a pebble in my shoe. Let me take it out.”
→「靴の中に小石が入ってる。ちょっと取り出すね。」
(2) ビジネスシーンでの例文
“We plan to use smooth pebbles for the landscaping around our new office building.”
→「新しいオフィスビルの周りの造園には滑らかな小石を使う予定です。」“Our company produces polished pebbles for decorative purposes.”
→「弊社は装飾用に磨いた小石を製造しています。」“The marketing campaign included a giveaway of branded pebble paperweights.”
→「マーケティングキャンペーンでは、ブランドロゴ入りの小石のペーパーウエイトを配布しました。」
(3) 学術的な文脈での例文
“The sedimentary layers contain pebbles indicative of past fluvial processes.”
→「それらの堆積層には、かつて川の流れがあったことを示す小石が含まれています。」“Morphological analysis of the pebble surfaces reveals significant weathering patterns.”
→「小石の表面の形態分析によって顕著な風化のパターンが明らかになります。」“Pebble composition can vary significantly depending on geological factors.”
→「小石の組成は、地質学的要因によって大きく異なることがあります。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
stone (石)
- 一般的に「石」を指す。サイズや形状は限定されない。
- 例: “He threw a stone into the lake.” → 鉱物質の固まりとして広義に使われる。
- 一般的に「石」を指す。サイズや形状は限定されない。
rock (岩/岩石)
- 大きさ関係なく広く「岩石」を表すが、やや大きいイメージが強い。
- 例: “We climbed over rocks on the hiking trail.”
- 大きさ関係なく広く「岩石」を表すが、やや大きいイメージが強い。
gravel (砂利)
- 小さな石がたくさん集まった状態を指す。かなり細かい石の集まりのイメージ。
- 例: “The driveway was covered with gravel.”
- 小さな石がたくさん集まった状態を指す。かなり細かい石の集まりのイメージ。
反意語
- boulder (巨石)
- 大きな岩や巨石を指すので、“pebble” の対極にあるようなサイズ感。
- 例: “They couldn’t move the boulder without heavy machinery.”
- 大きな岩や巨石を指すので、“pebble” の対極にあるようなサイズ感。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈpɛb.əl/
- アクセント: 第1音節 “peb” にアクセントがあります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな差はなく、どちらも /ˈpɛb.əl/ で発音されることが多いです。
- よくある間違い: 中間の “b” を明瞭に発音せず “pe’le” のように聞こえたりすることがあります。しっかり “Peb-ble” と2音節で発音しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “pebble” の “bb” を一つしか書かないなどの間違いがよくあります。
- 同音異義語: “pebble” と発音が似た単語はあまりありませんが、 “Bible” などと混同しないように気をつけましょう。(韻は似ていませんが、書き間違いは一定数あるようです。)
- 試験対策: TOEICや英検で直接問われる単語ではないかもしれませんが、文章中に登場する可能性があります。小石や自然をテーマにした文章で見かけた際に正確に意味を把握しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: “Pebble” を “手のひらサイズの小石” とイメージすることで覚えやすくなります。
- 覚え方: “P + ebb + le” → 波が引く(ebb) 浜辺にある小石という連想をするのも一つの手かもしれません。
- 実際に触れる: 浜辺や川辺で小石を拾って、「This is a pebble.」と声に出してみると記憶に残りやすいでしょう。
以上が名詞 “pebble” の詳細解説です。海辺や川辺で見られる小さく丸い石が頭にイメージしやすい単語ですので、ぜひ自然に触れながら覚えてみてください。
小石(おもに海岸・川岸で水の作用で丸くなったもの)