Last Updated:2024/06/12
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Obedience is the key to success.

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Source Word

obedience

IPA(Pronunciation)
Noun

(人,命令,規則などに対する)『従順』,服従;(…に)忠実なこと《+『to』+『名』》

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Explanation

以下では、名詞 “obedience” について、学習者向けに詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語: “obedience”

日本語: 「従順」「服従」

品詞: 名詞 (不可算名詞として使われることが多めですが、文脈によっては可算的に使われる場合もあります)

概要(日本語でのやさしい説明)

“obedience” は、「相手の命令や指示、規則などに従うこと」を意味する言葉です。たとえば、犬が飼い主の指示に従う様子や、子どもが親や教師の言うことをしっかり聞く様子を指すときに使われます。服従・従順といった少し強いイメージから、ルールを守る、あるいは権威(けんい)に従うイメージを持つ言葉です。

CEFRレベルの目安: B2 (中上級)


  • ある程度英語に慣れてきた学習者が、文章や会話の中で「服従」「従順」という概念を正確に表現する際に役立つ語です。

活用形

名詞なので、動詞のような時制変化はありませんが、形容詞形や動詞形、派生語があります。


  • 動詞: “obey” (従う)

  • 形容詞: “obedient” (従順な)

  • 副詞: “obediently” (従順に)

  • 反意の名詞: “disobedience” (不服従)


2. 語構成と詳細な意味

“obedience” は、もともとラテン語の obedientia (従うこと) に由来すると言われます。動詞 “obey” に名詞化の接尾辞 “-ence” がついてできた形です。


  • 動詞 “obey”


    • 「従う」という意味。そこから派生し、名詞 “obedience”(服従)、形容詞 “obedient”(従順な)などが生まれました。


  • 接頭語 “ob-”


    • ラテン語で「~に対して、~の方へ」というニュアンスを持つ接頭語。


  • 語幹 “-ey”


    • “obey” の主要部分です。


  • 接尾語 “-ence”


    • 状態や性質を表す名詞をつくるための要素。


よく使われるコロケーション(関連フレーズ)10選


  1. complete obedience(完全な服従)

  2. unquestioning obedience(疑いのない服従)

  3. strict obedience(厳格な従順)

  4. blind obedience(盲目的な服従)

  5. obedience to authority(権威への服従)

  6. enforce obedience(服従を強制する)

  7. demand obedience(服従を要求する)

  8. pledge obedience(服従を誓う)

  9. obedience training(服従訓練/しつけなど)

  10. oath of obedience(服従の誓い)


3. 語源とニュアンス

語源


  • フランス語 “obéissance” を経て、古フランス語 / ラテン語 “obedientia” が由来とされています。ラテン語の “ob-” (~に向かって) + “audire” (聞く) がもとになり、「相手の言うことを“聞き入れる”」というところから “obey” が生まれました。

ニュアンスと使用時の注意点


  • 「強制的に従う」という少し重い響きから、「穏やかに言うことを聞く」という意味まで幅広いシーンで使われます。

  • 宗教や法律、権威(例えば軍隊)など、上下関係がはっきりした場面でもよく使われます。

  • カジュアルな口語よりも、フォーマルまたはやや改まったニュアンスで使われることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文

名詞 (不可算 / 文脈によっては可算)


  • 一般的には不可算名詞として扱われます: “Obedience is important in this school.”

  • 特定の種類の「服従」を言及する場合、可算として使われることもあります: “These different obediences are rooted in cultural norms.”

構文上のポイント


  • “obedience to + 名詞/代名詞/権威”: “obedience to the rules,” “obedience to authority”

  • 堅い文体、フォーマルな文章で使われることが多いですが、宗教的なテキストや論文でもよく見られます。


5. 実例と例文

ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な文脈の例文をそれぞれ3つずつ紹介します。

A. 日常会話での例文


  1. “My dog shows complete obedience whenever I tell him to sit.”


    • 「うちの犬は、『おすわり』と言うと、いつも完璧に従います。」


  2. “Parents often expect total obedience from their children, but it’s important to listen to the kids’ opinions too.”


    • 「親はしばしば子どもに完全な従順さを求めがちだけど、子どもの意見にも耳を傾けることが大切です。」


  3. “She values her freedom more than obedience to strict rules.”


    • 「彼女は厳格なルールへの服従よりも、自身の自由を大切にしています。」


B. ビジネスシーンでの例文


  1. “The manager enforced strict obedience to all safety regulations.”


    • 「そのマネージャーはすべての安全規則への厳密な従順を徹底しました。」


  2. “Our company culture encourages open dialogue rather than blind obedience to superiors.”


    • 「私たちの企業文化では、上司への盲目的な服従よりも率直な話し合いを推奨しています。」


  3. “If the team values obedience over creativity, innovation may suffer in the long run.”


    • 「もしチームが創造性よりも服従を重視するなら、長期的にはイノベーションが損なわれるかもしれません。」


C. 学術的な文脈での例文


  1. “Milgram’s experiment famously investigated obedience to authority figures.”


    • 「ミルグラムの実験は、権威者への服従を調査したことで有名です。」


  2. “Sociologists often discuss the role of obedience within hierarchical organizations.”


    • 「社会学者は、階層的組織内での服従の役割についてしばしば論じます。」


  3. “The concept of obedience is central to many theories in moral and political philosophy.”


    • 「服従という概念は、多くの道徳・政治哲学の理論の中心を成しています。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. compliance(順守)


    • ルールや要求に従うこと。法律や契約など、より制度的な「順守」を示すニュアンス。


  2. submission(服従)


    • 屈服・降参の色が強く、相手に力関係で従う意味合い。


  3. conformity(一致・従育)


    • 慣習や基準などに合わせるニュアンス。周りと同じようにふるまうこと。


反意語 (Antonyms)


  • disobedience(不服従)

  • defiance(反抗)

“disobedience” は “obedience” の真逆の意味を持つ名詞で、「反抗的な態度」を含意します。“defiance” は、「挑戦的に逆らう」というニュアンスがあります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語 (GA): /əˈbiː.di.əns/ または /oʊˈbiː.di.əns/

  • イギリス英語 (RP): /əˈbiː.di.əns/

強勢は “-bi-” の部分に置かれます。日本語でカタカナをあえて近づけるなら「オベディアンス」に近い音ですが、/ə/ (シュワー) の発音など英語特有の母音に注意が必要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “obedience” の “-ience” のところで “-iance” と書いてしまうミスがよくあります。

  • 動詞や形容詞との混同: “obedient” (形容詞) や “obey” (動詞) と混同しがちです。文法上の役割に注意しましょう。

  • TOEICや英検など試験対策: 上下関係や規則の順守に関する文章・読解問題で出る可能性があります。派生語や反意語も併せて覚えておくと役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: “オベイ(Obey) + イーエンス(–ience)” と意識して、形容詞 “obedient,” 動詞 “obey” とのつながりを思い出すと記憶しやすいです。

  • ストーリー: 犬のしつけを連想すると覚えやすいです。「犬に “Obey!” と命令して、“obedience training” をする」というイメージを思い浮かべましょう。

  • つづりのポイント: 「o–be–di–ence」の区切り方を決めて、何度も書く練習をすると効果的。

  • 勉強テクニック: 類似語 “disobedience” (不服従) とセットで覚えると、試験や読解の際に使えます。


以上が、名詞 “obedience” に関する詳しい解説です。語源を知ったり、例文に触れたりしながら覚えることで、理解が深まるでしょう。

Meaning Image
obedience
Sense(1)

(人,命令,規則などに対する)従順,服従;(…に)忠実なこと《+to+

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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