Last Updated:2024/06/17

彼は自国を守るために誓いを立てた。

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He took an oath to protect his country.

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Source Word

oath

IPA(Pronunciation)
Noun

〈C〉〈U〉『誓い』,誓約 / 〈C〉のろいの言葉,悪態;下品な言葉

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彼は自国を守るために誓いを立てた。

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Explanation

名詞 “oath” の詳細解説


1. 基本情報と概要

品詞: 名詞 (noun)

形態: 単数形 “oath” / 複数形 “oaths”

英語での意味:

A solemn promise or statement, often made in a formal or serious setting, sometimes calling upon a higher power (e.g., God) as a witness.

日本語での意味:

「誓い」「宣誓」といった意味です。とても厳粛な場面で使われることが多く、法廷や公式の場で、自分の言うことや行動を誠実に守ると誓うときなどに用いられます。

CEFR レベル:B2 (中上級)

・日常会話だけでなく、フォーマルな場面で必要となる語彙です。

・法廷での「宣誓」や公式な「誓い」に関連するため、ある程度英語に慣れてきた学習者が学ぶことで理解できます。


2. 語構成と詳細な意味


  • “oath” は 接頭語や接尾語が明確に分解できる語ではありません。

  • 主に「宣誓」「誓い」という意味で使われ、神聖性や厳粛さを伴うニュアンスがあります。

関連表現・派生語


  • “oath-taking” (名詞): 宣誓を行うこと

  • “to swear an oath” (動詞フレーズ): 誓いを立てる

よく使われるコロケーション(共起表現)10個


  1. take an oath(誓いを立てる)

  2. swear an oath(誓いを誓う)

  3. break an oath(誓いを破る)

  4. under oath(宣誓の下で)

  5. solemn oath(厳粛な誓い)

  6. oath of allegiance(忠誠の誓い)

  7. oath of office(就任宣誓)

  8. military oath(軍の宣誓)

  9. judicial oath(司法宣誓)

  10. oath-bound(誓いに結ばれた)


3. 語源とニュアンス


  • 語源は古英語の “āð” にさかのぼります。古ゲルマン語族でも似た形があり、昔から「神聖な誓い」という意味合いを持ち続けてきました。

  • 歴史的には宗教的な誓いが多かったため、しばしば神や聖なる存在に対して自分の言葉の正しさを誓うというニュアンスが含まれます。

使用時の注意点


  • 主にフォーマルな文脈で好んで使われます。法廷や公的な場面など、厳粛な意味合いを出したい場合に用いられます。

  • 日常会話では、「誓いを立てる」という意味合いは “promise” や “vow” が使われることも多いため、場面によっては “oath” はやや重々しい印象を与えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • “oath” は可算名詞 (countable noun) です。複数形は “oaths”。

  • 一般的な構文としては “to take an oath” や “to swear an oath” など、動詞 “take” や “swear” と結びつきます。


    • 例: “He took an oath to tell the truth.” (彼は真実を話すと誓いました。)


イディオム・関連構文


  • “to put someone under oath” (法廷などで) 人に宣誓させる

  • “on/under oath” (法廷などで) 宣誓している状態


5. 実例と例文

日常会話での例文 (ややフォーマルな空気を含む)


  1. “I made an oath never to lie to my best friend.”

    (親友に絶対に嘘をつかないと誓ったの。)

  2. “He broke his oath and betrayed our trust.”

    (彼は誓いを破り、私たちの信頼を裏切った。)

  3. “She took an oath to care for her siblings after their parents passed away.”

    (両親が亡くなった後、彼女は兄弟姉妹の面倒を見ると誓いを立てた。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “All board members must take an oath of confidentiality.”

    (すべての役員は秘密保持の誓いを立てなければならない。)

  2. “The CEO swore an oath to uphold the company’s ethical standards.”

    (CEO は会社の倫理基準を守ることを誓った。)

  3. “Upon signing the contract, we essentially take an oath to fulfill all obligations.”

    (契約に署名することで、私たちはすべての義務を果たすことを誓うようなものです。)

学術的・公的な場面での例文


  1. “The newly appointed judge took an oath of office in front of the entire court.”

    (新任の判事は、法廷全体の前で就任宣誓を行った。)

  2. “During the ceremony, soldiers recited their military oath.”

    (式典の間、兵士たちは軍の宣誓を行った。)

  3. “Scientists have an ethical oath to abide by the principles of research integrity.”

    (科学者には、研究の誠実性の原則を守るという倫理的な誓いがあります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “vow”(誓い)


    • 「強い決意や誓い」を示すが、宗教的・法的なニュアンスは必ずしも強くない。


  2. “pledge”(誓約)


    • 「約束」や「担保として誓約する」という意味で使われ、ビジネスなどでもよく見られる。


  3. “promise”(約束)


    • 「これからこうします」と約束する一般的な表現。よりカジュアル。


  4. “word”(言葉)


    • 「自分の言葉に責任を持つ」というニュアンスで “I give you my word.”(約束する)とも言える。


反意語 (Antonyms)


  • はっきりとした「反意語」はありませんが、意味的に「誓いを立てない」「誓いを破る」という文脈では “to break an oath” のように表現されます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • アメリカ英語: /oʊθ/ (「オウス」より少し「オウス」に近い感覚)

    • イギリス英語: /əʊθ/ (「オウス」または「オース」に近い音)


  • アクセント: 単音節の単語なので特に強勢は一か所です。


  • よくある発音ミス: 「th」の発音が /s/ や /t/ になるミスがあるので注意しましょう。舌先を軽く歯で挟んで発音すると自然になります。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “oath” は “oth” や “oath” の順序を入れ替えてしまうミスが起こるかもしれません。

  • 同音異義語との混同: ほぼ同音異義語はありませんが、子音 “th” の発音間違いによる “oats” (オーツ麦) との混同に注意が必要です。

  • 試験対策: TOEIC などに頻繁に出る単語ではありませんが、英検や法律関連文書を読むテストで出題される可能性があります。フォーマルな文脈での「誓い」「宣誓」を理解しておくと役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「法廷で神に誓う厳粛な場面」をイメージすると覚えやすい。

  • “oath” と “ゴホッ (cough)” は音が少し似ている部分を感じる人もいますが、実際の発音は異なります。“oath” は語末の “th” をしっかり出すことがポイント。

  • 「オウス」という音にフォーカスして、口を少し丸めたあとに舌先を歯で挟む “th” を意識するとよいでしょう。


以上が “oath” の詳細解説です。法廷や公式の場面など厳粛な誓いを思い浮かべながら使ってみてください。誓いや宣誓に関わる語彙は、フォーマルな英語表現として押さえておくと、読解力や表現の幅が広がるのでおすすめです。

Meaning Image
oath
Sense(1)

〈C〉〈U〉誓い,誓約

Sense(2)

〈C〉のろいの言葉,悪態;下品な言葉

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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