My mother-in-law is coming to visit us this weekend.
mother-in-law
名詞 “mother-in-law” の徹底解説
1. 基本情報と概要
・英語表記: mother-in-law
・品詞: 名詞 (可算名詞)
・英語の意味: The mother of one’s husband or wife (配偶者の母)
・日本語の意味: いわゆる「義理の母」です。自分の夫(もしくは妻)のお母さんを指します。結婚によって「法的にも家族になったお母さん」というニュアンスがあります。
「mother-in-law」は、家族関係を説明する際に使われる大切な単語です。「義母」と呼ぶときに使いますが、実際の文脈の中では直接名前で呼ぶことが多いかもしれません。丁寧に人を紹介するときや家族関係を説明するときなどに使います。
活用形: 名詞なので大きな活用変化はありませんが、複数形は mothers-in-law と“mother”を複数にします。
例) one mother-in-law → two mothers-in-law他の品詞になった例: 「mother-in-law」は基本的に名詞ですが、修飾語として使われる場合にハイフンつきで形容詞的に「mother-in-law joke (母親ネタのジョーク)」などと言うケースはあります。
CEFRレベル: B1 (中級)
シンプルな家族名称ですが、ネイティブ以外だと覚えやすい反面、使い方や発音・スペリングでつまずくことがあります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成: “mother” + “in” + “law”
- mother: 「母」
- in: 前置詞「~の中に」
- law: 「法律」
つまり「法律上の母」という意味合いが由来となっています。
- mother: 「母」
派生語・類縁語:
- father-in-law (義理の父)
- sister-in-law (義理の姉/妹)
- brother-in-law (義理の兄/弟)
- father-in-law (義理の父)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個):
- get along with my mother-in-law(義母とうまくやっていく)
- argue with my mother-in-law(義母と口論する)
- spend time with my mother-in-law(義母と時間を過ごす)
- invite my mother-in-law over for dinner(義母を夕食に招待する)
- my mother-in-law’s advice(義母のアドバイス)
- my mother-in-law’s recipe(義母のレシピ)
- complain about my mother-in-law(義母について不満を言う)
- bond with my mother-in-law(義母と親密になる)
- introduce my mother-in-law to my friends(友人に義母を紹介する)
- rely on my mother-in-law for help(義母に助けを頼る)
- get along with my mother-in-law(義母とうまくやっていく)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「mother」(母) +「 in law 」(法律上の)という中世からの表現で、結婚によって「法律的に母親となった人」を表します。
- ニュアンス:
- 一般的には「義理の母」というただの家族関係ですが、文化的・社会的文脈ではときに「嫁姑問題」やジョークのネタとして扱われることがあります。
- 口語でも文章でも使用可能です。フォーマルな紹介の場では「This is my mother-in-law, Susan.」などと丁寧に言うことが多いです。
- カジュアルな場では「my mother-in-law」と普通に言うだけでも大丈夫ですが、冗談めかしたトーンで「my mother-in-law…」と強調されることもあります。
- 一般的には「義理の母」というただの家族関係ですが、文化的・社会的文脈ではときに「嫁姑問題」やジョークのネタとして扱われることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: “a mother-in-law” と言えますが、通常は「my mother-in-law」のように所有格とともに使われることが多いです。
- 複数形: “mothers-in-law” (mother に -s をつける)
構文例:
- “I have a loving mother-in-law.”
- “My mother-in-law always gives me good advice.”
- “I have a loving mother-in-law.”
使用シーン:
- フォーマル: 人前で家族を紹介するとき (“This is my mother-in-law.”)
- カジュアル: 日常会話で話題にするとき (“My mother-in-law came over today.”)
- フォーマル: 人前で家族を紹介するとき (“This is my mother-in-law.”)
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
“My mother-in-law is visiting us this weekend. We’re planning a family barbecue.”
(今週末は義母が遊びに来るんだ。家族でバーベキューをする予定だよ。)“I got a lovely birthday card from my mother-in-law today.”
(今日、義母から素敵なバースデーカードが届いたよ。)“My mother-in-law makes the best apple pie I’ve ever tasted.”
(義母は、今まで食べた中で一番美味しいアップルパイを作るんだ。)
(2) ビジネスシーンを想定した例文
“I have a conference call at 3 p.m., but my mother-in-law just arrived, so I need to manage my time carefully.”
(午後3時に電話会議があるんだけど、ちょうど義母が来たから時間配分を調整しないといけない。)“Sorry, I can’t work late today; my mother-in-law is expecting me to pick her up at the station.”
(申し訳ないけど、今日は残業できないんだ。義母を駅まで迎えに行くことになっていて。)“I mentioned to my coworkers that my mother-in-law used to work in accounting, and they were impressed by her expertise.”
(同僚たちに、義母が以前会計業務をしていたと話したら、彼女の専門知識に感心していたよ。)
(3) 学術的な文脈での例文
“Anthropologists have studied how the role of the mother-in-law varies across different cultures.”
(人類学者たちは、文化によって義母という存在の役割がどのように異なるかを研究してきた。)“Literature often depicts the mother-in-law character as meddlesome, reflecting societal attitudes.”
(文学作品ではしばしば、世話焼きの義母が登場し、それは社会的な意識を反映している。)“In the seminar on family psychology, we discussed common conflicts between spouses and their mothers-in-law.”
(家族心理学のセミナーで、配偶者とその義母との間に起きる典型的な対立について議論した。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- “spouse’s mother”(配偶者の母)
- 直訳するとほぼ同じ意味ですが、実際の日常会話では“mother-in-law”が定着表現です。
- “stepmother”(継母)
- 親が再婚してできた母親を指すため、義理の母とはまったく違う関係ですので注意しましょう。
- “spouse’s mother”(配偶者の母)
反意語:
- 厳密な反意語はありませんが、母親関係の反対としては “father-in-law”(義父)という別の家族関係があります。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈmʌð.ər.ɪn.lɔː/
- アクセント:
- “mother” の “móth-” に強勢があり、続けて “in-law”を少し弱めに発音します。英語ではハイフンでつながっているため、一息で発音するイメージです。
- “mother” の “móth-” に強勢があり、続けて “in-law”を少し弱めに発音します。英語ではハイフンでつながっているため、一息で発音するイメージです。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- アメリカ英語: /ˈmʌð.ər.ɪn.lɔː/ (lɔː の部分が口を丸めずに若干短め /lɑː/ に近い発音になることも)
- イギリス英語: /ˈmʌð.ər.ɪn.lɔː/ の「law」にあたる部分が /lɔː/ と長めに発音されます。
- アメリカ英語: /ˈmʌð.ər.ɪn.lɔː/ (lɔː の部分が口を丸めずに若干短め /lɑː/ に近い発音になることも)
- よくある発音ミス:
- “mother” と “mother-in-law” を分けて発音しすぎて不自然になる。
- “law” を /loʊ/ (ロー) のように発音してしまう。
- “mother” と “mother-in-law” を分けて発音しすぎて不自然になる。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “mather-in-law” や “mother-inlow” のように綴ってしまうミスに注意。
- 同音異義語との混同: “in-law” の部分を “in low” と書きがちですが、全く意味が変わるので注意。
- 複数形: 「mother-in-laws」とは書かずに「mothers-in-law」となる点が要注意です。
- 試験対策: TOEICや英検で家族の単語問題が出る場合に、「mother-in-law」の正しい複数形や文中での使われ方が問われることがありますので、スペルと文法をしっかり覚えておくとよいでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “法” (law) を仲介にした“母 (mother)” というイメージで覚えましょう。「結婚という法律関係によって自分の母になった人」という意味です。
- 「in-law」は全ての“~in-law”で同じ仕組み(father-in-law, sister-in-law, etc.)。セットで覚えておきましょう。
- スペルも “mother + in + law” と区切って考えると覚えやすいです。
- 「母-in-law」とハイフンを意識することで、複数形は「mothers-in-law」となる点も一緒に押さえましょう。
以上が “mother-in-law” の詳細解説となります。家族の関係を正確に伝えるために覚えておくと、英語コミュニケーションにも便利です。ぜひ参考にしてみてください。
夫(妻)の母,義母,しゅうとめ