Source Word
melody
IPA(Pronunciation)
Explanation
1. 基本情報と概要
単語: melody
品詞: 名詞 (countable noun)
意味 (英語): A sequence of musical tones in a pattern that is recognized as a single entity.
意味 (日本語): 音が連続して並び、印象的に感じられる音の流れや曲の主旋律のことです。
「曲のメインとなる“歌や音の流れ”を指し、聞き手が“あのメロディを口ずさむ”というように、音楽で耳に残る部分を表すときに使われます。」
- CEFR レベル: B1(中級)
- B1(中級)は、自分や身近な話題についてある程度の複雑さを伴う表現が理解・使用できるレベルを指します。この単語は音楽に関連してよく出てきますが、抽象的ではあるものの比較的理解しやすいので、中級レベルが目安です。
活用形
- 名詞のため、直接的には活用形はありませんが、複数形は melodies になります。
他の品詞へ変化例
- 形容詞形: melodic (メロディのような、旋律的な)
- 副詞形: melodically (旋律的に)
2. 語構成と詳細な意味
- 語源的要素
- “melody” はギリシャ語の melōidía(歌うこと)に由来し、その語根である melos は「歌」や「旋律」を指します。
- 派生語・類縁語
- melodic: 旋律的な
- melodious: 美しい旋律の
- melodic: 旋律的な
- よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(※日本語訳も付けています)
- catchy melody(耳に残るメロディ)
- haunting melody(心に残るメロディ)
- main melody(メインの旋律)
- beautiful melody(美しい旋律)
- compose a melody(メロディを作る)
- hum the melody(メロディを口ずさむ)
- a familiar melody(聞き覚えのあるメロディ)
- the melody line(メロディライン)
- a simple melody(シンプルな旋律)
- a complex melody(複雑な旋律)
3. 語源とニュアンス
- 語源
- ラテン語経由で入ったギリシャ語 “melōidía” が語源で、melos(歌)+ ōidē(詩歌・歌)から構成されます。古代から「歌う」行為に密接に関連した言葉だったことがわかります。
- ニュアンス・使用時の注意
- 「耳に心地よい旋律」というプラスなイメージがあります。
- 音楽や芸術関連の場面で頻繁に使われ、感情的な場面でも「心を惹きつける」というニュアンスがあります。
- フォーマル・カジュアルどちらでも使われますが、日常会話では “a tune” と言った方がよりカジュアルに聞こえることがあります。
- 「耳に心地よい旋律」というプラスなイメージがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞(可算名詞)
- 数えられる名詞なので、「メロディ一つ」を表すときは a melody または one melody、複数形は melodies となります。
- 数えられる名詞なので、「メロディ一つ」を表すときは a melody または one melody、複数形は melodies となります。
- 一般的な構文・イディオム
- “to pick up a melody” … メロディを(耳で)拾う、覚える
- “melody sticks in one’s head” … 頭にメロディがこびりつく(耳から離れない)
- “to pick up a melody” … メロディを(耳で)拾う、覚える
- フォーマル/カジュアル
- どちらの場面でも使えますが、カジュアルに音楽を指すときは “tune” などもよく使われます。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I can’t stop humming this catchy melody.”
「この耳に残るメロディが頭から離れないんだ。」 - “Do you remember the melody of that old song?”
「あの昔の曲のメロディを覚えてる?」 - “This melody always cheers me up when I’m sad.”
「このメロディは、私が悲しい時にいつも元気づけてくれるんだ。」
(2) ビジネスシーンでの例文
- “We need a memorable melody for our new commercial.”
「新しいCM用に記憶に残るメロディが必要です。」 - “The marketing team wants a strong melody to attract customers.”
「マーケティングチームは顧客を惹きつける力強いメロディを求めています。」 - “Our presentation should include a short melody to keep the audience engaged.”
「プレゼンには聴衆を惹きつけ続けるための短いメロディを入れるべきです。」
(3) 学術的な文脈での例文
- “The study focuses on the psychological impact of a melody on human emotions.”
「この研究は、人の感情に与えるメロディの心理的影響に焦点を当てています。」 - “Analyzing the progression of the melody provides insight into the composer’s technique.”
「メロディの進行を分析すると、作曲家の手法がよく分かります。」 - “Her research indicates that a simple melody is often more memorable.”
「彼女の研究は、シンプルなメロディのほうがしばしば記憶に残りやすいことを示しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- tune(曲、メロディ)
- 日常会話で多用されます。よりカジュアル。
- 日常会話で多用されます。よりカジュアル。
- air(旋律、曲想)
- やや古風・文語的なニュアンスが強い。
- やや古風・文語的なニュアンスが強い。
- theme(主題、テーマ)
- 映画音楽やクラシックでの「テーマ部分」として用いられる。
- 映画音楽やクラシックでの「テーマ部分」として用いられる。
- tune(曲、メロディ)
反意語 (Antonyms)
- 音楽用語として直接的な反意語はあまりありませんが、“discord” や “cacophony” は「不協和音」を表し、旋律的な美しさに反する響きのある状態を指します。
- 音楽用語として直接的な反意語はあまりありませんが、“discord” や “cacophony” は「不協和音」を表し、旋律的な美しさに反する響きのある状態を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈmɛlədi/
- アクセント: 最初の “mel” の部分に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語
- 両者ともに発音自体はほぼ同じですが、地域によって微妙な母音の発音の違いが見られることがあります。
- 両者ともに発音自体はほぼ同じですが、地域によって微妙な母音の発音の違いが見られることがあります。
- よくある発音の間違い
- “メロディー” を “メロディア” のように余計な母音を入れてしまうことがありますが、音節は “me-luh-dee” の 3 音節です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス
- “melody” の “o” と “d” の位置を間違えて “meloday” や “melodiy” と書いてしまうこと。
- “melody” の “o” と “d” の位置を間違えて “meloday” や “melodiy” と書いてしまうこと。
- 同音異義語との混同
- 厳密な同音異義語はありませんが、“melodic” (形容詞) と混乱しないように注意。
- 厳密な同音異義語はありませんが、“melodic” (形容詞) と混乱しないように注意。
- 試験対策 (TOEIC・英検など)
- 音楽関連の文章やリスニング問題で使われます。意味を問われることがあるので、「音楽の主旋律」という定義を確実に押さえましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えやすいイメージ
- サビや主題歌の“メロディ部分”を口ずさむイメージで覚えるとよいでしょう。
- サビや主題歌の“メロディ部分”を口ずさむイメージで覚えるとよいでしょう。
- スペリングのポイント
- “mel + o + dy” と 3 つの部分を意識すると綴りを間違えにくくなります。
- “mel + o + dy” と 3 つの部分を意識すると綴りを間違えにくくなります。
- 勉強テクニック
- 好きな曲の「メロディ」部分だけを何度か口ずさむ習慣をつけると、自然に記憶できます。
以上が “melody” の詳細な解説です。音楽や日常会話だけでなく、ビジネスや学術の文脈でも自在に表現できるように、ぜひ意識して使ってみてください。
Meaning Image
Sense(1)
〈U〉美しい音の流れ,快い調べ
Sense(2)
〈C〉旋律;(声楽曲・器楽曲の)主旋律[部分]