Last Updated:2025/11/01
  1. Honesty is a virtue that should be valued.
  2. What do you feel are the virtues of this company?
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  1. 正直は尊重されるべき美徳です。
  2. この会社の良いところはどこだと思いますか?
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Source Word

virtue

IPA(Pronunciation)
Noun

〈U〉美徳,徳;高潔 / (特に婦人の)節操,貞操 / 〈C〉 (特定の)道徳,美徳 / 〈U/C〉《...という》 長所, 美点 《of ...》 / 《…するという》効力,ききめ《of ...》

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1. 正直は尊重されるべき美徳です。
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Explanation

1. 基本情報と概要

英単語: virtue

品詞: 名詞 (noun)

意味 (英語)


  • “Moral excellence” or “a good moral quality or habit.”

意味 (日本語)


  • 「徳」や「美徳」を指す言葉で、道徳的に優れた性質や行いを表すときに使われます。たとえば、正直さや思いやりのような良い性質や習慣を示すときに使われ、小説や哲学、宗教の文脈でもよく登場します。「美徳を重んじる」ようなシーンや、「正しい行いや高潔さ」といったニュアンスを伝えます。

活用形


  • 名詞なので、活用はありません。ただし、単数形「virtue」、複数形「virtues」として用いられます。

他の品詞への派生例


  • 形容詞: virtuous(「美徳のある、徳の高い」という意味)

    例: “a virtuous person” (徳の高い人)

CEFRレベル: B2 〜 C1


  • B2(中上級): 大半の文書で出会う単語をある程度理解できる

  • C1(上級): 幅広い場面で使われる語彙を把握できる


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • virtue はラテン語の “virtus” に由来し、そこからフランス語などを経て英語に入った言葉です。厳密な接頭語/接尾語はなく、「vir-(男らしさ・力)」という語根を含むと言われています(“vir” はラテン語で「男・人間」という意味)。

主な派生語や類縁語


  • virtuous (形容詞): 徳の高い

  • virtual (形容詞): (本質的に)実質上の, コンピュータ用語などで「仮想の」としてよく使われるが、語源的には “virtue” と関連

よく使われるコロケーション(10個)


  1. “Patience is a virtue.”

    (忍耐は美徳である)

  2. “practice virtue”

    (美徳を実践する)

  3. “cultivate virtue”

    (美徳を育む)

  4. “moral virtue”

    (道徳的美徳)

  5. “cardinal virtues”

    (主要な美徳、四元徳など)

  6. “virtue and vice”

    (美徳と悪徳)

  7. “virtue of honesty”

    (正直さの美徳)

  8. “by virtue of ~”

    (〜の理由で、〜によって)

  9. “the virtue of kindness”

    (親切心という美徳)

  10. “the virtue of humility”

    (謙虚さという美徳)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “virtus”(力・勇気・高潔さ)→ 古フランス語 “vertu” を経て英語化。もともとは「男らしさ」「力強さ」を意味した言葉が「高潔さ」「道徳的優秀性」というニュアンスに広がったといわれています。

  • ニュアンス:


    • 人の人間性や道徳性を賞賛するニュアンスが強い。

    • 宗教や哲学の文脈で使われると、もっと厳かな響きがある。

    • 「by virtue of ~」はややフォーマル表現。

    • 会話でも時々使われるが、「Patience is a virtue」など定型句的に用いられることが多い。


  • 使用時の注意点:

    堅い言葉の響きがあるため、カジュアルな口語で頻繁に使うとやや硬い印象を与えます。フォーマルなスピーチや文章、宗教や哲学的文脈、エッセイなどで登場しやすい単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算: 「virtue」は基本的には不可算名詞のように扱われることが多いですが、「virtues」のように複数形で「美徳の種類」を数えるときは可算名詞的に使われることがあります。


    • 例: “He possesses many virtues, including honesty and patience.”


  • 一般的な構文


    1. “(Something) is a virtue.”


      • 例: “Patience is a virtue.”


    2. “Make a virtue of necessity.”(必要に迫られた状況を好機と考えてプラスに捉える)

    3. “By virtue of ~”(~の理由で、~によって): フォーマルな表現



5. 実例と例文

日常会話 (3例)


  1. “Patience is a virtue. Don’t rush things.”


    • 忍耐は美徳だよ。焦らずに行こう。


  2. “My grandmother always emphasized the virtue of kindness.”


    • 祖母はいつも親切心の美徳を強調していました。


  3. “I try to teach my kids the virtue of sharing with others.”


    • 子どもたちに他人との共有の美徳を教えようとしてるんだ。


ビジネス (3例)


  1. “In our corporate culture, integrity is regarded as a key virtue.”


    • 私たちの企業文化では、誠実さが重要な美徳とされています。


  2. “He was promoted by virtue of his outstanding performance.”


    • 彼は卓越した業績によって昇進しました。


  3. “Our brand’s virtue lies in its commitment to sustainability.”


    • 私たちのブランドの美徳は、持続可能性にコミットしている点にあります。


学術的な文脈 (3例)


  1. “Aristotle regarded virtue as a habitual disposition to choose the mean.”


    • アリストテレスは、美徳を「中庸を選択する習慣的性質」として捉えていた。


  2. “In ethics, the concept of virtue is central to the discussion of moral character.”


    • 倫理学において、美徳の概念は道徳的性格の議論において重要な位置を占める。


  3. “The study examines how societies define and reward virtue.”


    • この研究は、社会がいかにして美徳を定義し、評価しているかを考察します。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. goodness(善性)


    • 一般的に「善さ」を広く指す。


  2. righteousness(正義・正しさ)


    • 宗教的・道徳的正しさを強調。ややフォーマル。


  3. integrity(高潔さ、誠実さ)


    • 人としての完全性や誠実さを指す。ビジネス文脈に多い。


  4. morality(倫理性)


    • 道徳や善悪に関する考え方全般を指す。やや抽象的。


反意語 (Antonyms)


  1. vice(悪徳、悪習)


    • 美徳の反対、悪しき行い・性質。


  2. immorality(不道徳)


    • 道徳に反すること。


  3. wrongdoing(不正行為)


    • 法や道徳に反する行為。


「virtue」は個人の徳性に焦点がある一方、「morality」は社会的・文化的規範といった文脈が強いなど、微妙な違いがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA)


    • イギリス英語: /ˈvɜː.tʃuː/

    • アメリカ英語: /ˈvɝː.tʃuː/


  • アクセント (強勢)


    • 第1音節 “VIR-” に強勢があります。

    • イギリス英語での母音は「ヴァー」 (/vɜː/)、アメリカ英語では「ヴァー」 (/vɝː/) ですが、r の発音などが若干異なります。


  • よくある発音ミス


    • 語尾の /-tʃuː/ を /-tʃɑː/ と誤って伸ばしてしまうなど。

    • アクセントを第2音節に置いてしまう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “virture” や “virute” など、誤字が起きやすいので注意。


  2. 同音異義語との混同


    • “virtual” (仮想の) と混同しないように注意。


  3. 文脈による違い


    • “by virtue of ~” はフォーマルで、意味は「〜によって」。この語句を「美徳」と勘違いしないように。



  • 試験対策


    • TOEIC や英検などでは、文章中に「Patience is a virtue.」のような慣用句が登場することがあります。慣用表現として覚えておくとよいです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「パティエンス イズ ア ヴァーチュー (Patience is a virtue)」というフレーズで発音と意味をセットで覚えると忘れにくいです。

  • “virtue” は “virtual” とスペルが似ていますが、「-al」が付くと「仮想の」になり意味が変わってしまうので、そこをチェックポイントにすると覚えやすくなります。

  • 語源的に “vir”(男らしさ・力)+ “tus” と聞くと「力強い意志=高潔さ」をイメージすると覚えやすいかもしれません。


以上が、名詞 “virtue” の詳細な解説です。道徳的な美徳を表すフォーマルかつ抽象的な言葉なので、良い性質や習慣を強調したい時に使ってみてください。

Meaning Image
virtue
Sense(1)

{U}美徳,徳;高潔

Sense(2)

{U}(特に婦人の)節操,貞操

Sense(3)

{C}(特定の)道徳,美徳

Sense(4)

{U}{C}(物・事・人などの)(…という)長所,美点《+of+名(doing)》

Sense(5)

{U}{C}(…するという)効力,ききめ《+of doing》

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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