Last Updated:2025/11/17
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Source Word

microorganism

IPA(Pronunciation)
Noun

〈C〉微生物

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微生物は有機物の分解において重要な役割を果たしています。

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Explanation

名詞「microorganism」を徹底解説


1. 基本情報と概要

意味


  • 英語: “microorganism”

  • 日本語: 「微生物」

    「微生物」とは、目に見えないほど小さい生物を指します。たとえば細菌やウイルス、真菌などが含まれます。日常生活や研究、医療などさまざまな場面でよく出てくる言葉ですね。主に専門的な文脈で使用されるややフォーマルなイメージがある単語です。

品詞


  • 名詞 (noun)

活用形


  • 名詞なので、複数形は microorganisms となります。

他の品詞になったときの例


  • 形容詞形: “microbial” → 「微生物の、微生物に関する」

    例)microbial activity(微生物の活動)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)

    基礎レベルより少し専門的です。科学系のトピックや、少しアカデミックな文章で使われやすいので、中上級以上で習得したい単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • micro-(接頭語): 「小さい」という意味

  • organism(名詞): 「生物」を意味する語

「micro-」と「organism」が合わさって「目に見えないほど小さな生物」を表しています。

関連語・派生語


  • microbial (形容詞) : 「微生物の、微生物に関連した」

  • microbiology (名詞) : 「微生物学」

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. “beneficial microorganisms” → 有益な微生物

  2. “harmful microorganisms” → 有害な微生物

  3. “microorganism culture” → 微生物培養

  4. “microscopic observation of microorganisms” → 微生物の顕微鏡観察

  5. “eliminate microorganisms” → 微生物を除去する

  6. “aerobic microorganisms” → 好気性微生物

  7. “anaerobic microorganisms” → 嫌気性微生物

  8. “pathogenic microorganisms” → 病原性微生物

  9. “environmental microorganisms” → 環境中の微生物

  10. “study of microorganisms” → 微生物の研究


3. 語源とニュアンス

語源


  • micro-:(ギリシャ語の「μικρός (mikros)」=「小さい」)

  • organism:(近代ラテン語「organismus」、さらに遡ればギリシャ語「ὄργανον (organon)」=「器官、道具」)

「小さな生物」として19世紀頃から科学的文脈で用いられるようになりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 学術的でフォーマルな響きが強く、科学分野や医学分野、研究論文などでよく登場します。

  • 日常会話で使われることもありますが、一般の人には「germs(細菌)」「bacteria(バクテリア)」などの方が馴染みがあるかもしれません。

  • 口語よりは文章・報告書・プレゼンテーションなど、やや正式な場面で使用される単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞として使われ、可算名詞ですので、複数形は microorganisms となります。

  • 科学的記述で使う時は、しばしば形容詞を伴って種類や性質を指定します(例:“virulent microorganisms” など)。

  • 文章やプレゼンで、主語や目的語として用いるときは “Microorganisms play a vital role in…” のように書かれます。

一般的な構文・イディオム


  • 「○○ microorganisms」などの形容詞修飾

  • 「the study of microorganisms」など、前置詞 “of” を使って研究対象を示す

  • イディオムではありませんが、微生物の分類などを説明する箇所で頻用されます。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I’m worried about harmful microorganisms in the food.”

    (食べ物に含まれる有害な微生物が気になるんだ。)


  2. “Did you know there are millions of microorganisms on your phone screen?”

    (スマホの画面には何百万もの微生物がいるって知ってた?)


  3. “Probiotics are actually beneficial microorganisms that help with digestion.”

    (プロバイオティクスは実は消化を助ける有益な微生物なんだよ。)


ビジネスでの例文


  1. “Our company specializes in developing cleaners that can eliminate harmful microorganisms.”

    (当社は有害な微生物を除去できる洗剤の開発を専門としています。)


  2. “We need to ensure our product is free from any dangerous microorganisms before shipping.”

    (出荷前に製品が危険な微生物を含まないようにする必要があります。)


  3. “The lab analysis will provide data on the types of microorganisms present in the sample.”

    (ラボの分析では、サンプルに含まれる微生物の種類に関するデータが得られます。)


学術的な例文


  1. “Microorganisms play a crucial role in nutrient cycling within the ecosystem.”

    (微生物は生態系内で栄養循環において極めて重要な役割を担っている。)


  2. “The researchers observed a vast array of microorganisms under the electron microscope.”

    (研究者たちは電子顕微鏡下で多様な微生物を観察した。)


  3. “Further studies on these microorganisms could lead to groundbreaking medical treatments.”

    (これらの微生物に関する更なる研究は、画期的な医療処置につながる可能性がある。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. bacterium(バクテリア)


    • 微生物の一種で、より具体的に細菌を指す。

    • “bacterium” は単数形で、複数形は “bacteria”。


  2. germ(ばい菌)


    • 一般的に有害だと認識される微生物を指す口語的表現。

    • 日常会話でよく登場するが、学術的には曖昧。


  3. virus(ウイルス)


    • 微生物のひとつ。ただし、厳密には生物かどうか議論がある。


反意語


  • 「microorganism」に明確な反意語はありませんが、「macroorganism」などと表現する例もあり、「大型生物」という対比的な意味合いになります。日常で用いられることはまれです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • アメリカ英語 (IPA): /ˌmaɪkroʊˈɔːrɡəˌnɪzəm/


    • 「マイクロウ-オーガ-ニズム」のように、やや「-orga-」が強調されます。


  • イギリス英語 (IPA): /ˌmaɪkrəʊˈɔːɡ(ə)nɪzəm/


    • 「マイクロウ-オーガニズム」と同様ですが、“micro” の発音が微妙に異なります。


  • 強勢: “micro – OR – gan – ism” で “OR” の部分にやや強勢があります。

よくある発音ミス


  • 「ミクロオーガニズム」のように日本語の音に引っ張られて、後半が不明瞭になりがちです。

  • “micro” と “organism” それぞれをはっきりと区切るように意識するとよいでしょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「micro-org*anism」と「micro-orgi*nism」を混同しやすいので要注意。

  • 同音異義語との混同: 直接の同音異義語はありませんが、「microscopic」と混乱しやすいかもしれません。

  • 試験での出題傾向: TOEICや英検などよりは、大学入試や専門的な資格試験で微生物に関する文章の中で出題される可能性が高い単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語頭の“micro-”は「小さい」、語尾の“organism”は「生物」と意識すると、意味が連想しやすいです。

  • “microscope”とセットで覚える: 目に見えない生物(microorganism)→顕微鏡(microscope)で見る。

  • 短く区切って「マイ・クロ・オーガ・ニズム」とリズムをつけて暗記するとスペルも定着しやすくなります。


以上が名詞「microorganism」の詳細な解説です。研究やメディカルなトピックで頻出する語なので、しっかり覚えておくと役立ちます。

Meaning Image
microorganism
Sense(1)

微生物

和英選択問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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