I bought a new pair of sandals for the summer.
sandal
名詞 sandal
の解説
1. 基本情報と概要
英語: sandal
日本語: サンダル
品詞: 名詞(可算名詞)
意味(簡潔): 「足を覆う部分が少なく、甲や足指が露出している履物」を指します。英語でも「a type of open shoe」で、足先や足の甲が露出しているシューズの一種です。
「夏に履くような軽い履物で、涼しい印象がある言葉です。カジュアルな場面を中心に、幅広く使われる単語です。」
活用形:
- 単数形: sandal
- 複数形: sandals
英語では「一足のサンダル」を指すときは、ふつう「a pair of sandals」と表現します。
他の品詞になる場合:
- sandal は一般的に名詞としてのみ使われます。動詞や形容詞としては通常使いません。
CEFR レベル目安: A2(初級)
「『サンダル』『靴』など、日常生活で使う身の回りの単語なので、英語学習初期に覚える単語です。」
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 接頭語(prefix): なし
- 語幹(root): sandal
- 接尾語(suffix): なし
ラテン語やギリシャ語に由来する形跡はありますが、現在の英単語としては、はっきり分解できる接頭語や接尾語はありません。
他の単語との関連性
- 「shoe (靴)」との関連として、feet に身に着けるものの一種ですが、sandal は足全体を覆わないためオープンなデザインである点が特徴です。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- a pair of sandals(サンダル一足)
- flip-flop sandals(ビーチサンダル)
- leather sandals(革製のサンダル)
- open-toe sandals(オープントウのサンダル)
- dress sandals(フォーマル寄りのサンダル)
- slip-on sandals(スリッポンタイプのサンダル)
- strappy sandals(ストラップのあるサンダル)
- platform sandals(底が厚いサンダル)
- wear sandals(サンダルを履く)
- stylish sandals(おしゃれなサンダル)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「sandal」は古フランス語の「sandale」、ラテン語の「sandalia」、さらに遡るとギリシャ語の「sandálion (サンダリオン)」に由来するとされています。歴史的には、古代から「足を部分的に覆う履き物」として存在していました。
ニュアンスや使用時の注意点
- 親しみやすい日常的な単語で、カジュアルな印象を与えます。
- フォーマルな席向けではない(dress sandals など一部の例外を除く)。
- カジュアルな場面や日常会話でよく登場しますが、ビジネスシーンではややコンテクストを選びます。
- 履物としては非常に一般的ですが、特定のビジネスシーンやフォーマルな場ではNGの場合も多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞として扱われます。例: “a sandal” / “two sandals” / “a pair of sandals”
- 文中では「足の装着物としてのサンダル」を指すために “wear sandals,” “put on sandals,” “buy sandals” など他動詞 + sandals の形で使われることが多いです。
一般的なイディオムや構文
- 直接的なイディオムはあまりありませんが、以下のような文脈でよく使われます。
- “to slip on one’s sandals” (サンダルをさっと履く)
- “to switch from shoes to sandals” (靴からサンダルに履き替える)
- “to slip on one’s sandals” (サンダルをさっと履く)
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
“I always wear sandals at home during the summer.”
「夏の間は、家ではいつもサンダルを履きます。」“Don’t forget to pack your sandals for the beach!”
「ビーチに行くときはサンダルを忘れずに持っていってね!」“These sandals are so comfortable that I wear them every day.”
「このサンダルはとても履き心地がいいから、毎日履いているの。」
(2) ビジネスシーンでの例文
“Our office has a casual dress code, but sandals are still not permitted.”
「うちのオフィスはラフな服装が認められていますが、サンダルはいまだに禁止されています。」“He changed from sandals into formal shoes before the meeting.”
「彼はミーティングの前に、サンダルからフォーマルな靴に履き替えました。」“We’ve introduced a new line of sandals aimed at business travelers.”
「ビジネス旅行者向けの新しいサンダルのラインナップを投入しました。」
(3) 学術的な文脈での例文
“In ancient Greek societies, sandals were common footwear among various social classes.”
「古代ギリシャ社会では、さまざまな社会階級がサンダルを一般的な履物として履いていました。」“Archaeological finds include sandals made of woven papyrus from the Nile region.”
「考古学的発見には、ナイル川流域で編まれたパピルス製のサンダルが含まれます。」“Historians note that sandal designs reflect cultural and climatic factors.”
「歴史家たちは、サンダルのデザインが文化的・気候的要因を反映していると指摘しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “flip-flop” (ビーチサンダル)
- よりカジュアルで、軽くてペタンとしたサンダルを指します。親指と人差し指の間に挟むタイプが多いです。
- よりカジュアルで、軽くてペタンとしたサンダルを指します。親指と人差し指の間に挟むタイプが多いです。
- “slipper” (スリッパ)
- 主に屋内で履く軽い履物を指し、サンダルよりもリラックスした印象があります。
- 主に屋内で履く軽い履物を指し、サンダルよりもリラックスした印象があります。
反意語
- 明確な反意語はありませんが、対となるような靴としては “boots”(ブーツ。足首や足全体を覆うタイプ)や “closed-toe shoes”(つま先が完全に覆われている靴)が挙げられます。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA): /ˈsændl/
- 強勢(アクセント)は第一音節「san」に置きます。
- アメリカ英語 /ˈsændl/ とイギリス英語 /ˈsændl/ はほぼ同じ発音です。ただし、地域によって “d” の後の “l” の発音がやや弱くなる場合があります。
- “s” を濁らせないように気をつけましょう。日本語で「サンダル」というカタカナを想像しても発音があまり崩れない単語です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「sandals」→ 「sandal’s」とアポストロフィを入れてしまうミスが時々みられます。複数形は -s と覚えましょう。
- 単数/複数の区別: 「サンダルを履いている」と言う場合、英語では “I’m wearing sandals” または “I’m wearing a pair of sandals” の表現が一般的。「サンダル」を単数扱いして “I’m wearing a sandal” とすると片足だけのイメージを与えるので注意。
- TOEICや英検などでの出題傾向: 主に日常生活についての話題で出題される単語ですが、アイテム名として知っておきたい基礎語いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「sand(砂) + al(アル)」という雰囲気で“砂浜で履くもの”を連想するとイメージしやすいかもしれません(実際の語源とは異なる)
- コマ漫画のようにサンダルを履く足元を絵で思い浮かべて覚えると、イメージが定着しやすいです。
- つづりの最後に “-al” があるので “におい (smell) アル?(al?)” などと響きで覚える方法もあります。
以上が名詞 “sandal” の詳細解説です。日常会話やちょっとしたトラベル英文などでよく登場する、基本的で覚えやすい単語です。ぜひ、実際に使いながら覚えてみてください。
サンダル[靴]