Last Updated:2024/06/17
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The actor performed onstage with great passion.
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Source Word
onstage
IPA(Pronunciation)
Explanation
形容詞「onstage」の徹底解説
1. 基本情報と概要
- 英単語: onstage
- 品詞: 形容詞、(場合によっては副詞的にも機能)
- 意味(英語): occurring or situated on the stage in a theater (visible to the audience)
- 意味(日本語): 舞台上で起こる、または舞台上にいる様子(観客に見える状態)を表す形容詞です。
「舞台の上で」、「観客から見える状態で」といったニュアンスを表します。演劇やコンサートなど、舞台芸術に関わる場面でよく使われます。
活用形:
- 形容詞: onstage
- (副詞的用法の場合も同形で使われることがあります)
- 形容詞: onstage
他の品詞:
- “stage” という名詞は「舞台」を指します。
- “backstage” (形容詞・副詞) は「舞台裏で」を指し、対比的に用いられることが多いです。
- “stage” という名詞は「舞台」を指します。
CEFRレベル: B2(中上級)
舞台や公演に特化した語なので、日常会話よりやや専門的ですが、英語学習の中では中上級レベルで十分習得できる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成: 「on(~の上に)」+「stage(舞台)」が結びついた合成語です。
- 派生語・類縁語:
- stage(名詞): 舞台
- backstage(形容詞・副詞): 舞台裏(で/の)
- offstage(形容詞・副詞): 舞台裏の/で
- stage(名詞): 舞台
- よく使われるコロケーション(共起表現)10選:
- appear onstage(舞台上に現れる)
- walk onstage(舞台に歩いて登場する)
- remain onstage(舞台にとどまる)
- onstage performance(舞台上でのパフォーマンス)
- onstage presence(舞台上での存在感)
- onstage accident(舞台上でのアクシデント)
- onstage roles(舞台上での役柄)
- onstage persona(舞台上でのキャラクター)
- onstage lighting(舞台照明)
- onstage microphone(舞台上のマイク)
- appear onstage(舞台上に現れる)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「on(上)」と「stage(舞台)」の複合で、もともとは “on the stage” というフレーズが一語化したものです。
- 歴史的用法: 演劇やショーが盛んな社会で、観客の目の前で起こることを端的に示す表現として定着してきました。
- ニュアンス・使用時の注意点:
- 「舞台の上で人目に触れる」ニュアンスを持つため、見られることを前提とした状況を表します。
- 口語でも文書でも比較的自然に使えますが、演劇や公演の文脈が中心です。
- カジュアル・フォーマルどちらのシーンでも使用されますが、主に舞台芸術などの専門分野で使われる語感があります。
- 「舞台の上で人目に触れる」ニュアンスを持つため、見られることを前提とした状況を表します。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞として: 「onstage + 名詞」の形で、「舞台上での~」という意味を強調します。
例: onstage actor(舞台上の役者) 副詞として: 「動詞 + onstage」で、「舞台に(へ)」という意味を加えます。
例: He walked onstage.(彼は舞台に歩いて登場した。)使用シーン: 演劇やショーに関する文章・会話で用いられ、舞台上の様子を描写するときに使われます。
5. 実例と例文
5.1. 日常会話での例文
- “She looked so confident onstage.”
(彼女は舞台の上ですごく自信に満ちて見えたよ。) - “I’ve always wanted to go onstage and sing.”
(私はずっと舞台に立って歌うのに憧れていたんだ。) - “He tripped onstage, but he recovered quickly.”
(彼は舞台上でつまずいたけど、すぐに立て直したね。)
5.2. ビジネスシーンでの例文
- “Our CEO will be onstage to give the keynote speech.”
(CEOが舞台に上がって基調講演を行います。) - “The product demo will happen onstage at noon.”
(正午に舞台上で製品デモを行います。) - “Presenters should wait backstage until they are called onstage.”
(プレゼンターは呼ばれるまで舞台裏で待機してください。)
5.3. 学術的・公的場面での例文
- “During the opening ceremony, scholars were invited onstage to receive their awards.”
(開会式では、研究者たちが表彰を受けるために舞台に呼ばれました。) - “The historian spoke onstage about the cultural impact of theater.”
(歴史学者は舞台に上がり、演劇の文化的影響について講演しました。) - “He delivered the findings onstage at the international conference.”
(彼は国際会議で舞台上から研究結果を発表しました。)
6. 類義語・反意語と比較
- 類義語:
- “on the stage”: 意味はほぼ同じですが、2語で表現するもの。口語でも使えます。
- “performing”: 「パフォーマンスをしている」ニュアンスが強調されます。
- “live”: 「生で」「ライブで」という意味ですが、舞台上にいるかどうかより「収録・録画ではなく生」を強調します。
- “on the stage”: 意味はほぼ同じですが、2語で表現するもの。口語でも使えます。
- 反意語:
- “offstage”: 舞台を降りた、舞台裏の
- “backstage”: 舞台裏の、または舞台裏で
- “offstage”: 舞台を降りた、舞台裏の
「onstage」は「観客に見えている」「表に出ている」という印象を与える点が特徴で、反意語の “offstage” や “backstage” は「舞台から見えないところ、裏側で起こっている」ニュアンスがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˌɒnˈsteɪdʒ/ (イギリス英語), /ˌɔːnˈsteɪdʒ/ または /ˌɑːnˈsteɪdʒ/ (アメリカ英語)
- アクセント: 一般的に “on” より “stage” に強勢がきます(on-STAGE)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- イギリス英語は比較的「ɒ」の発音が強く、
- アメリカ英語は「ɑː」や「ɔː」になる場合があります。
- イギリス英語は比較的「ɒ」の発音が強く、
- よくある発音の間違い: “on” と “stage” をつなげるときに、o の音が曖昧になったり「オンステイジ」が「アンステイジ」のように聴こえる場合があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “onstage” を “on-stage” や “onstagee” と書き間違えるケースに注意。正式には1語(あるいはハイフンありの場合もありますが、最近は1語化が一般的)です。
- 同音異義語との混同: 特にはありませんが、“stage” と “stay” を聞き間違えないように。
- 試験対策: TOEICや英検ではそこまで頻出する単語ではありませんが、スピーチやプレゼンに関する文章で登場する可能性があります。舞台や公演に触れる内容で目にする可能性があるため学習しておくと良いでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 「on(~に乗っている/~の上)」をしっかり連想し、 “stage(舞台)” という言葉と結びつけることで、“舞台の上” にいる様子を思い浮かべると覚えやすいです。
- 勉強テクニック: “onstage” の反対語である “offstage” や “backstage” とセットで覚えると、舞台演出の文脈で使い分けがしやすくなります。
- スペリングのポイント: まるっと一語で書く(onstage)ことを常に意識しましょう。
以上が形容詞「onstage」の詳細な解説です。演劇やコンサート、プレゼンなど、「舞台」に立つ場面をイメージすると覚えやすいでしょう。ぜひ参考にしてください。
Meaning Image
Sense(1)
舞台の上で(に)
Sense(2)
舞台上の